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ロシアがウクライナ一部を占拠したそうですが、
旧ソ連だった国同士(1.アルメニア 2.アゼルバイジャン 3.ベラルーシ 4.エストニア
5.ジョージア 6.カザフスタン 7.キルギス 8.ラトビア 9.リトアニア
10.モルドバ 11.ロシア 12.タジキスタン 13.トルクメニスタン
14.ウクライナ 15.ウズベキスタン)の独立性って弱いのでしょうか?ソ連は中国とも国境トラブルを起こしているけど最近のロシア関係では聞きません。

A 回答 (1件)

CSTO(集団安全保障条約)というのがあります。

ロシアを中心とした軍事同盟です。ロシア以外には、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタンが加盟しています。このあたりがロシアと仲のいい国ということになると思います。もっともカザフスタンについてはロシアのウクライナ侵攻以降関係悪化しています。

非加盟の国の内訳がどうなのかと言えば、まず北欧のバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)は完全にロシアから離れてEUとNATOに入っています。もともと文化的にはヨーロッパでロシアには親近感ありません。

東欧のうちモルドバは、簡単に言うとソ連に分捕られたルーマニアの一部です。やはりロシアには親近感ない。

やはり東欧のベラルーシとウクライナは、人種的にも文化的にもロシアにとても近く、兄弟民族と言われます。しかし独裁政権のベラルーシがやはり独裁傾向強いロシアべったりなのに対してウクライナは近年ロシア離れ・ヨーロッパ志向を強めてきた、それが今起きている戦争の原因です。

コーカサス地域については、アルメニアとアゼルバイジャンは、アゼルバイジャン領内のアルメニア系が多く住む地域をめぐって緊張状態にあります。ナゴルノ・カラバフ紛争と呼ばれますが、それぞれロシアとトルコがバックについて軍事支援している。アゼルバイジャンはトルコ系民族で、言語もきわめて近いそうです。

コーカサスのもう一国ジョージアは、しばらく前に親米政権ができてNATO入りたいと言ったらロシアと喧嘩になりました。ジョージア領内の少数民族の独立運動にロシアが軍事支援して紛争起こしたのです。ウクライナ侵攻そっくりな構図です。

ちなみに日本で「ジョージア」と呼ぶようになったのは最近で、ロシア語読みのグルジアが嫌だから英語読みのジョージアにしてほしいと政府からの要請受けた結果です。

残りは中央アジアで、5カ国中3カ国がCSTO加盟、ウズベキスタンとトルクメニスタンが非加盟です。ただ、この2国は上に挙げた国々と違いロシアと仲が悪いわけでもないらしい。ちょっと背景わかりません。
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