
①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」③「象の鼻は長い」の差異には何か差異があるでしょうか?
ある人が
①「象は鼻が長い」
象という特殊な種の認識であり、象という種は鼻が長い。
②「象の鼻が長い」の解釈
個別の象という対象の認識であり、ある象の鼻が長い。
という違いがあると主張していました。
そこで、個別の象を指差しながら、①「象は鼻が長い」と言えるのか、その人に確認したら、言えると回答されました。
しかし、そうすると、①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識だという上記の主張とは矛盾します。
上記意見との関連性を問わず、お考えをお聞かせ下さい。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
No1です。
1)>①と③が表わす状況としての違いについてはいかがでしょうか。つまり、同じ状況を見ても着目する点が異なるという差異なのか、それとも表わす状況から差異があるのでしょうか?
着目する点が異なるという差異です。
①「象は鼻が長い」は、正確に書けば「象は鼻が長い(動物)」
「象(という動物)は鼻が長い」なので、最終目的語は省略されている
「動物」です。
③は目的語が「鼻」です。
正確に書くと、わかりすぎてしまうので
設問上、あえて正確に書かなかったとも考えられますが。
2)>(象の鼻が長いことはよく知られている事実)ということであれば、「象は鼻が長い」「象の鼻は長い」だって、だから何だ?という気がしてしまいます。
動物園の職員が子供たちに実物の象を説明する場面を
想定すればお分かりかと思います。
①③「象は鼻が長い」は子供たちもテレビなどで見て知っているが実物で長さを実感した。そして「象は耳も大きい」と、耳の説明に移るのも自然です。
従って、こちらは「だから、なんだ?」ではなく「本当だね!」です。
②においては、回答の後段にも書きましたが、次に「長さは1m以上もあります」「こんなこともできます」などと職員が長さに着目した理由や説明を
しなければなりません。
>着目する点が異なるという差異です。
了解です。そのような理解が正しいように思われます。
>そして「象は耳も大きい」と、耳の説明に移るのも自然です。
>次に「長さは1m以上もあります」「こんなこともできます」などと職員が長さに着目した理由や説明をしなければなりません。
それが自然なのかどうかは分かりませんが、
>象の鼻が長いことはよく知られている事実
だから他に何か続ける必要があるという想定だとは思われます。で、どちらも何か続けたほうが自然だと思われているとして、なぜ①③は単独でも自然で、②は単独だと不自然なのかの理由にはなっていないように見えます。どちらも何か続けたほうが自然とおっしゃっているだけなので。
また、②「象の鼻が長い」は
>あえて「象の鼻が長い」と鼻を強調して言及するのは何か理由があるのだろう。
とおっしゃってましたが、その点も疑問です。
③「象の鼻は長い」は
>③は象の鼻の特徴の表現
だとおっしゃったように、「象の鼻」が主題なので「象の鼻」を取り立てて言及しています。「が」にそのような機能があるとは一般的には理解されておらず、むしろ③「象の鼻は長い」のほうが鼻を強調して言及していると解釈するほうが一般的だと思います。
No.98
- 回答日時:
No.97 に応えて
>>「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるなどという頓珍漢な説を擁護したいのか、間違いだと認識できているのか、そこを明示しろ。
まだ、この旦那の妄想の誤りが理解できないのかな??
①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」③「象の鼻は長い」
が同じだなどという馬鹿話から話が始まり議論が混乱、混迷したのじゃからな!!!
【その概念がまず個別的概念か、特殊的概念か、普遍的概念かに区別することができる】
これが理解できないのが粗忽長屋の八丁堀の旦那、住人の限界です。
ソシュールの書が『一般言語学講義』であることが判らずに、「おれは原典を読んでいる」と意味不な香具師の口上をしつこく繰り返し、中学生向けの百科事典の知識オンリーでソシュールや言語過程説を語る、八丁堀の粗忽長屋の旦那の迷妄を並べるのは頼むから芳子さんにして下さい!!
議論が在らぬ方向へ外れ、ピント外れな悪循環を繰り返すばかりですう~~~!
助けてくれ~~~~!!!
■

No.97
- 回答日時:
No.96 のお礼に応えて
>>だから、何について争おうとしてるのかすらこちらには分からない。
最初から誤読ではお話しにも何にもなりません。
これに付き合わさ、妄想に引きずり廻された当方は大迷惑!
■

>これに付き合わさ、妄想に引きずり廻された当方は大迷惑!
そっちがしつこく絡んで来ておいて何を言ってるのやら。
大迷惑はこちら。
そして、やはりごまかして逃げ回る。
「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるなどという頓珍漢な説を擁護したいのか、間違いだと認識できているのか、そこを明示しろ。いつもそうやって明示せずに、後から誤読や何やと絡んでこられるのは非常に迷惑。
No.96
- 回答日時:
No.95 のお礼に応えて
>>最初からそう言ってたのに、またもや誤読。
最初から誤読ではお話しにも何にもなりません。
で、何について誰と戦ってんだ?
自分でも何に噛み付いてるのか分からないまま噛み付くのはいい加減止めたほうがいい。
■

だから、何について争おうとしてるのかすらこちらには分からない。
「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるなどという頓珍漢な主張は大間違いだとお前も思ってるんだろ?
まずは、そこをはっきり回答しような。
「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるなどという頓珍漢な説を擁護したいのか、間違いだと認識できているのか、そこからだ。いつもそうやって明示せずに、後から誤読や何やと絡んでこられるのは非常に迷惑。
No.95
- 回答日時:
No.94 のお礼に応えて
>え?「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるなどという頓珍漢な主張はしていないと言い張ってたのに?>
ま、この旦那の妄想の誤りが漸く理解できたようじゃな!!
慶賀なことじゃぞ!!!
そもそも、
①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」③「象の鼻は長い」
が同じだなどという馬鹿話から話が始まり議論が混乱、混迷したのじゃからな!!!
■

「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるという主張は大間違いで頓珍漢だとようやく認識できたかな?最初からそう言ってたのに、またもや誤読。
>①「象は鼻が長い」②「象の鼻が長い」③「象の鼻は長い」
>が同じ
などとは言っていない。お得意の誤読で藁人形論法は相変わらず。
で、何について誰と戦ってんだ?
自分でも何に噛み付いてるのか分からないまま噛み付くのはいい加減止めたほうがいい。
No.93
- 回答日時:
経緯の補足に応えて
>>④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
と方針変更に追い込まれました。しかし、その結果、②「が」と④「は」で同じ説明をしてしまうという既述の致命的誤謬が生じたのです。
何も方針変更などしていませんが?
「このテレビが」は「このテレビ」に対する特殊性の認識の表現、「このテレビが」は「このテレビ」に対する個別性の認識の表現であり、三浦の主張と何ら変わりません。
八丁堀の旦那は個である対象自体とそれに対する概念認識、判断という対象自体とは相対的に独立した認識のありかたが全く理解できていないということを何度も指摘していますが、未だ理解できませんか。
そもそも、旦那は、
>>①「象は鼻が長い」と言えるのか、その人に確認したら、言えると回答されました。
当たり前田のクラッカーですよね!
「象は鼻が長い」
と云えないと考えているのですか?
そんな馬鹿なことを言っていると子供にも聞いても笑われますよ!
一体、何を考えているのやら????
■

特殊性は「特殊な種」などという主張は間違っているとお認めになれば良いのですよ。私は最初からそう指摘してましたので、意見の対立は解消されました。喜ばしいことです。
No.92
- 回答日時:
No.89 のお礼に応えて
>>だから、「象の鼻が長い」というのは象の鼻を特殊性を認識しちゃってんだよ。うっかりツチノコはいい加減理解しろ。
>>「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるというのが主張でした。
この理解が誤りであることは何度もしつこく回答していますが??
ソシュールパラダイムに呪縛された思考では理解できないと何度も繰り返していますので、八丁堀の粗忽長屋の旦那もいい加減理解しろや!!
矢張り、無理筋かも!
■

No.91
- 回答日時:
No.69 のお礼に応えて
>>「これ」は何を指していると主張したいのか、明記しような。
あらら?
旦那には所謂<代名詞>について銘記しなければ理解できませんか??
中学生向けの百科事典の知識では已むを得ませんが、下記を参照下さい。
<代名詞>という誤り
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9873 …
せめて、中学校レベルの文法知識を前提に回答していますが??
■
こだわっても無意味なことにこだわってるのが論理的に無意味だなあ。
「は」の特殊性とは「特殊な種」の認識であり、「が」の個別性とは「個別の物」の認識であるというのが主張でした。これで満足かい?
だとしても、
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
において、「個別の物」としてのテレビの属性でしかない「最新型」を特殊性の認識として認めた時点で、ツチノコ説は完全に破綻したのです。「最新型」の認識は「特殊な種」の認識ではありませんから。
No.90
- 回答日時:
No.9 に応えて
>>「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるというのが主張でした。
何度言っても判らん旦那ですね。
「が」の個別性とは「個別の物」ではなく、対象の個別性の側面の認識だと最初から云っていますが????
質問者も、
>>われわれは対象を概念としてとらえて言語で表現するとは言うものの、その概念がまず個別的概念か、特殊的概念か、普遍的概念かに区別することができるし、
これらの概念の自己自身による規定作用としての判断も、個別的判断か、特殊的判断か、普遍的判断かに区別することができる。
そしてこれらの判断は、当然に肯定判断や否定判断と認識構造においてむすびついているものと見なければならない。//
と三浦の言を示している通りです。
【その概念がまず個別的概念か、特殊的概念か、普遍的概念かに区別することができる】
これが理解できないのが粗忽長屋の八丁堀の旦那、住人の限界です。
ソシュールの書が『一般言語学講義』であることが判らずに、「おれは原典を読んでいる」と意味不な香具師の口上をしつこく繰り返し、中学生向けの百科事典の知識オンリーでソシュールや言語過程説を語る、八丁堀の粗忽長屋の旦那の迷妄を並べるのは頼むから芳子さんにして下さい!!
議論が在らぬ方向へ外れ、ピント外れな悪循環を繰り返すばかりですう~~~!
助けてくれ~~~~!!!
■

「は」の特殊性とは「特殊な種」の認識であり、「が」の個別性とは「個別の物」の認識であるというのが主張でした。これで満足かい?
だとしても、
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
において、「個別の物」としてのテレビの属性でしかない「最新型」を特殊性の認識として認めた時点で、ツチノコ説は完全に破綻したのです。「最新型」の認識は「特殊な種」の認識ではありませんから。
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象という特殊な種を指して
①「象は鼻が長い」
個別の象という対象を指して
①「象は鼻が長い」
と、異なる状況に利用できると、あなたは認めました。
したがって、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
という差異があるとの主張は成り立ちません。
個別の象という対象を指して①「象は鼻が長い」と言うとき、個別の象という対象の認識がありますので、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
①「象は鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
②「象の鼻が長い」は個別の象という対象の認識。
が可能だとなり、差がなくなります。
(②「象の鼻が長い」は象という特殊な種の認識。
が可能であるかあなたは明言されていないので、この点は不明ですが。この点に関してはご回答頂ければ。)
動物園である象を見ながら、個別の象という対象の認識をもって「象は鼻が長い」。
家で子供に象がどのような動物か説明しながら、象という特殊な種の認識をもって「象は鼻が長い」。
この2つは状況も認識も異なります。そのどちらにも「象は鼻が長い」と言えるとあなたは認めました。
そのことは理解した上で投稿して下さい。
三浦の『日本語の文法』には、
今日は遅刻した。
月は東に日は西に。
などを例に出し、この種の「は」は特殊判断のときに使われる、と述べています。さらに続いて、
象の鼻が長い。
は
キリンの首が長い。
というような観念的な前提が存在するわけである、と述べています。このような前提の妥当性は疑問がありますが。
三浦の「は」の特殊性はこのような特殊判断として理解すべきであって、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位である鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊(種の)な鼻」の属性の認識の表現。
のような「象という特殊な種」ではないでしょう。
三浦の『日本語はどういう言語か』には
一台のテレビを指して、
これは最新型です。
と言うのも特殊性を扱った「は」だと書かれています。「これ」は個別のテレビを指していますので、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の部位である鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊(種の)な鼻」の属性の認識の表現。
のような「象という特殊な種」に限定されるという解釈が誤りである事をはっきりしてしています。
長くなってしまったので要約します。
「が」は個別で、④「は」は特殊だという主張の論理的欠陥が明確になりました。
<ツチノコ説>
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊な(種の)鼻」の属性の認識の表現。
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
<致命的誤謬>
②「が」と④「は」で同じ説明をしてしまってます。
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
・個別性
「あの象」
「このテレビ」
「このテレビ」の認識があるのだから、個別性を認識しています。個別性の認識なしに「このテレビ」の認識など不可能。
・特殊性
「鼻が長い」
「新製品」
「鼻が長い」のは象の特徴。実際に、三浦はキリンは「首が長い」ことを対比しています。「新製品」は特殊なのに、「鼻が長い」は特殊じゃないとか子供の言い訳レベル。
これに反論するには②と④のどちらかにしか当て嵌まらない何らかの差異を示すしかありません。ところが、返されたものは、どれもどちらにも該当する内容だから論理的に無意味。
以下の記述を見れば明らかなように、「は」の特殊性とは「特殊な種」であり、「が」の個別性とは「個別の物」であるというのが主張でした。
<ツチノコ説>
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊な(種の)鼻」の属性の認識の表現。
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
しかし、④において、う「個別の物」としてのテレビの属性でしかない「最新型」を特殊性として認めた時点で、ツチノコ説は完全に破綻したのです。「最新型」は「特殊な種」ではありませんから。
そこが三浦とツチノコ説の差異であり、ツチノコ説の明白な誤謬でもあります。
経緯を正確に書くと、当初のツチノコ説は、
①「象は鼻が長い」は象という特殊な種の一部である個別の鼻の属性の認識の表現です
②「象の鼻が長い」は個別の象の(部位である)鼻の属性の認識の表現。
③「象の鼻は長い」は犬や馬の鼻ではなく「象の鼻」という「特殊な(種の)鼻」の属性の認識の表現。
と主張しており、「は」の特殊性は「特殊な種」の認識に対応していて、「が」の個別性は「個別の物」の認識に対応していました。
ところが、三浦の『日本語はどういう言語か』に
これは最新型です。
が例として載っていることを指摘された結果、
④「このテレビは最新型です。」は「このテレビ」というテレビの特殊性の側面に対する属性認識の表現。
と方針変更に追い込まれました。しかし、その結果、②「が」と④「は」で同じ説明をしてしまうという既述の致命的誤謬が生じたのです。