dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ルイ14世の「朕は国家なり」をもう少し賢くしたものが、啓蒙専制主義なんですか?

A 回答 (3件)

王権の絶対性を、神ではなく


啓蒙思想によって裏付けたのが
啓蒙専制主義です。

だから、少し賢くしたもの、という
言い方は当たっていると思います。



啓蒙思想は、自然法や社会契約説に基づき、
人権や平等の思想を生み出したが、
啓蒙専制君主はそれらの思想を、
「王権神授説」にかわる君主の統治に利用し、
君主の統一的支配の理念に取り入れた。

それによれば、君主も国家の一機関として国民に奉仕するものであるが、
その高い見識によって専断することができ、
立法、司法、行政の三権を分立させたとしても、
それらはあくまで君主の権力を補うものにすぎないとされた。

また、国民の自由と平等も実現されておらず、
彼らのさまざまな権利が認められるとしても、
あくまで君主からの恩寵として与えられているものとされた。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2022/12/11 01:02

「ルイ14世の「朕は国家なり」をもう少し賢」の回答画像2
    • good
    • 0

そうですね。



朕は国家なりは、絶対王政の象徴的な言葉。

啓蒙専制主義は、啓蒙思想の発想を取り入れてはいるが、その本質は絶対王政の維持ですからすぐに見破られ挫折。フランス革命などを経て、議会制民主主義や、立憲君主性などの近代国家に変わっていくってことですね。

なので、少し賢く・・・という表現は、微妙です。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!