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世界史についての質問です。アジア・アフリカの諸地域での第一次世界大戦後の変化について教えてください。またその変化について批評するとしたらなんですか。

A 回答 (2件)

第一次世界大戦とは、英仏の独占的植民地確保に挑戦したドイツなどの海洋進出後進国が敗北した戦いだった。



大戦後の大きな動きは、勝利したとはいえ、初めて経験した国家総力戦の恐るべき死傷者数と戦火の傷跡に恐怖した英仏が主導した国際平和への取り組みと、英仏の同盟国だった米国の英仏を中心とする植民地主義批判だった。

英仏の平和への取り組みは「国際連盟」の誕生となり、米国の英仏批判はウィルソン大統領の「民族自決主義」の提唱となって具体化した。

この二つは、立派なようで綺麗事な側面もあった。
国際連盟は、英仏等の膨大な植民地という市場囲い込み戦略の維持を狙ったものであり、米国の民族自決主義は、その囲い込み戦略に穴をあけて新興工業国である米国の輸出拡大を狙った意図があったからだ。
だから米国は国際連盟に参加しなかったのだろう。

とはいえ、それらの動きによって各地で植民地独立運動が激化したことは間違いない。

民族自決主義を言い出した米国は、自国の植民地だったフィリピンの独立を認めて政権移譲に動き出しており、太平洋戦争がなければ早期にフィリピンが独立を果たしていたことは間違いない。
日本の大東亜共栄圏構想も、民族自決主義の尻馬に乗った戦争の大義名分ということになる。
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第一次大戦が終わって第二次大戦が始まるまでの期間、植民地の独立運動がさかんでした。


戦争が終わったとたん、武器商人たちが新たな売り込み先として、植民地を狙ったのかな。
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