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O3+2H+ +2e-→O2+H2O
私は、この式で2e-が付くのが分かりません。どうして2e-が付くのでしょうか?
回答のほうをよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>>どうして2e-が付くのでしょうか?


うーん、哲学的疑問に類しますね。^^
まず、どの様な話の中で出て来たかが重要です。
なぜなら、「こんな性質もあるんだよ」と言われるだけでは、全然解決にならないでしょう。

同じ類の説明では「オゾンの標準生成エンタルピーは142.7kJ/mol」なので酸素分子(同0.0kJ/mol)より不安定であり、酸素分子からよりも「酸素原子」を与えやすい。
その酸素原子が電子のあるところから無理矢理電子をむしり取り、電荷合わせのために周りにある水素イオンと結びついた。
ことになります。
電子ってどこにでもあるので(特に凝縮状態では)電子がどの「化学種」に移るかは「相手次第」(酸化電位次第)で決まります。
(酸化電位使うの嫌いだけど、このお話で還元電位は使いづらい)
何しろ補足して下さい、酸素の専門家としては「居心地が悪い」ので。
御願いします。
<(_ _)>

この回答への補足

えーと、そんな専門的なことではないです。すいません。O3の酸化数が、+2だったら、2e-が付くのが理解できるのですが・・・。O3の酸化数は、+2って決まっているのでしょうか。これが、私の知りたい内容です。言葉が少なくてすいませんでした。

補足日時:2005/04/17 18:24
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> どうして2e-が付くのでしょうか?



 えっと,式の左右(つまり,反応の前後)で原子や電子が無くならないのは解りますか?

 化学反応は,簡単に言えば「原子や電子の結合の組換え」です。したがって,反応式の左(反応の前)にあった原子や電子が,反応式の右(反応の後)に無くなってはいけません。同様に,反応式の左(反応の前)に無かった原子や電子が,反応式の右(反応の後)に現れてもいけません。

 この事を頭においてお示しの反応を見て下さい。原子については,反応の前が「O が3個, H が2個」で,反応の後で「O が3個, H が2個」と変わっていません。

 では,電子についてはどうでしょうか。反応の後では,「O2」に「8x2=16 個」と「H2O」に「1x2+8=10 個」の合計 26 個です。 一方,反応の前ですが,「2e-」を考えないと,「O3」に「8x3=24 個」あるだけです(「H+」は電子を持ってませんから)。

 つまり,「O3」と「2H+」から「O2」と「H2O」ができるには,「O3+2H+」以外から電子2個を取ってくる必要があるわけです。この事を「+2e-」で示しているのです。

 なお,この事が『オゾンが酸化剤の理由』でもあります。上では何処かから電子2個を取ってくると書きましたが,当然,この「何処か」とはオゾン(O3)と反応する化合物が持っている電子です。

 つまり,オゾンは反応する相手から電子を奪うわけです。そして,この様な「相手から電子を奪う化合物」の事を「酸化剤」と呼びます。
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この回答へのお礼

納得いきました。分かりやすい説明ありがとうございました。あと、質問が説明不足ですいませんでした。

お礼日時:2005/04/17 18:36

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