とっておきの手土産を教えて

関東でいろいろな強盗団が出没しています。
本日は東池袋で
「ガス会社の作業員を装った4人組の強盗団が、
 ある会社に押し入ったら反撃されて強盗団のうちの一人が死亡した」
という事件が報じられました。

私がどこかで聞いた話では
「強盗に押し入られた場合、反撃しても正当防衛が認められる」
ということらしいのですが、ということは反撃した結果、今回のように相手が死んでしまっても
強盗に押し入った方が悪いのだから、たとえ反撃して死に至らしめたとしても無罪になる
ということでいいでしょうか?

法律に詳しい方、お願いします。

A 回答 (4件)

こういう場合は、盗犯防止法という


法律が適用されて、
正当防衛が成立する場合が多いのです。

尚、正当防衛において、防衛行為は
必要最小限度である必要はありません。
相当であれば足ります。

この点、誤解している人が多いようです。


○盗犯防止法

「盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律」の略称。

昭和初年の東京市内で出没した「説教強盗」とよばれる強盗事件を
契機として、凶悪な強窃盗を防止する目的で1930年(昭和5)
に立法された四か条からなる特別刑法である。

本法にいう「盗犯等」とは強窃盗のほか、
これ以外の住居侵入や不退去をいう。

その第1条は、盗犯等に際し、自己または他人の生命、身体、
貞操に対する切迫した危険を排除するため犯人を殺傷しても、
正当防衛(刑法36条1項)の防衛行為があったものとみなすとともに、

前記のような切迫した危険がないにもかかわらず、
恐怖、驚愕(きょうがく)、興奮、狼狽(ろうばい)により
犯人を殺傷したとしても処罰しない、
と規定する。

また本法の第2条から第4条は常習的な強窃盗に関し、
刑法上の強窃盗に対し法定刑を加重している。

ただ、本法に対しては「切捨御免の悪法」であり、
あまりにも行きすぎであるとの強い批判がある。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そういう法律があるんですね。

お礼日時:2023/03/22 06:58

判断は裁判官ですよ。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>判断は裁判官ですよ。

おっしゃる通りですね、判断するのは裁判官です。
しかしながら事実上、裁判所、裁判官は「量刑をどのぐらいにするか?」を判断するのみで
「この被告人は無実の可能性はあるか否か?」
「そもそも起訴に相当する案件か否か?」
についてはほぼ判断能力を放棄し、検察に任せてしまっている、ともききます。
つまり検察が起訴しよう、起訴した、という時点で有罪はほぼ100%決まっており、後は量刑がどのぐらい重くなるか?に焦点が絞られてしまっているということです。

検察および検察官はいきなり強盗に入られた側が自己及び家族・従業員の生命財産を守るために、必死になって抵抗した結果、死に至らしめた結果について
「お前は人殺しだ!
 お前のせいで罪もない人間の命が失われたのだ!
 その全責任はお前にある!」
と法廷で責め立て、裁判所を味方に付けようとするのでしょうか? いや、するんですよね。

仮に検察官は自分自身や自分の家族がそのような強盗被害に巻き込まれ、犯人を殺してしまい、起訴されても
「はい、私は人を殺しました。
 それは全て私が悪いのであって、殺された被害者には落ち度は全くありませんでした。
 今思えば、相手を傷ひとつつけることなく退出させるべきでした。
 それができなかったことは私の未熟さが原因であり、他に責任を転嫁する先は一切ありません。
 そもそも強盗に入られた私が悪いのです。
 亡くなった被害者および遺族には心より謝罪と哀悼の意を捧げます。
 どのような罰が下ったとしても一切異存はありません」
って言うんでしょうか? まあ、言うんでしょうね、そのぐらいの覚悟を持って検察官という職に就いたのでしょうから。

以上、嫌味と皮肉でした。

あ、これは回答者様に向けてのモノではありませんので誤解なきように。

お礼日時:2023/03/22 06:58

「はさみ」の件ですね。


正当防衛は必要最小限しか認められません。
必要のない正当防衛は過剰防衛であり、暴行と同罪になります。
相手に反撃したことが必要最小限であったかどうかが焦点になっていくと思います。

相手を死亡に追いやったことが正当防衛に当たるかは、今後の捜査を待たなければ分かりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「はさみ」の件ですね。

よく分かりません
今回の反撃がはさみによって行われた、ということですか?

お礼日時:2023/03/21 20:38

過剰防衛じゃなければ無罪です。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
過剰防衛ってどこに線引きがあるんでしょうかね?
いきなり押し入られた強盗に反撃する時に
「これは過剰防衛になるかな? ならないかな?」
と考えながら反撃する人もいないと思うのですが・・・

まあ、検察官や裁判長は
「これは過剰防衛になるかな? ならないかな?」
と考えながら反撃する人できるほどの冷静沈着な人だと思うのですが
一般人は自分の身を守るので精いっぱいで
「これは過剰防衛になるかな? ならないかな?」
なんて考えている人はいないと思います。
その結果、「過剰防衛なので有罪、刑務所行き」
なんて言われたらたまったもんじゃありませんね。

お礼日時:2023/03/21 20:16

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