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資産需要は利子率の減少関数というのがいまいち理解できません。

資産需要が高まると利子率が下がるのはなぜでしょうか?

資産需要↑債権が売られる→債券価格下落→利子率UPだと思うのですが?

質問者からの補足コメント

  • 資産需要というのは、お金が将来必要になることを予期し、お金をお金で持っておきたいという動機と考えています。そうすると、債券を持っている人は債券を売ってお金にしようとし、債券価格が下落します。債券価格が下落すると必然的に債券利回りが上がります。だから、むしろ資産需要の増加は利子率の増加関数なのではないかと思いました。

    一方、教科書には利子率が高ければ、債券が安くなり、必然的に債券需要が拡大し、資産需要が減ります。だから利子率は利息の減少関数だとしてします。

    どちらが正しいのでしょうか?

      補足日時:2023/04/15 00:57

A 回答 (2件)

あなたの議論は


「リンゴへの需要が増えたとする。すると、リンゴの価格があがる。したがって、リンゴの需要はりんごの価格の増加関数だ。」
という議論と同じだ。この議論はどこがおかしいかがわかる?ミクロ経済学で需要曲線(および供給曲線)を勉強したとき、需要曲線上の動きと需要曲線のシフトとの区別を勉強しなかった?あなたの議論はこの2つを混同していることによる間違いだ。
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あなたがいう「資産」とは何なのか、あるいはどういう状況を考えているかかにもよるでしょう。

たとえば、住宅(資産)の購入を考えている家計を考えてみましょう。金利が安ければ、住宅需要は増えるし、金利が高ければ住宅需要は減るでしょう。あたらしい機械(企業にとっての資産)の購入を考えている企業でも同様です。あるいは資産としての通貨(貨幣)を保有しようとしている家計についても金利が高くなればなるほど、資産を通貨で保有するのは高くつく(通貨保有の機会費用が高くなる)ので、通貨の保有を減らそうとするでしょう。
一方、資産として国債を保有しようとしている主体(家計・企業・銀行)にとっては国債の価格が高くなる(国債の利回りが低くなる)と、国債の保有を控えるようになる(国債への需要が減る)ことになる。国債への需要はむしろ金利の増加関数といえるでしょう。

あなたのいう「資産」とはどんな資産を指していて、どんな状況をかんがえているのでしょうか?
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