No.3ベストアンサー
- 回答日時:
ギリシャは、第二次大戦中に英国とソ連の間で合意されたパーセンテージ協定で英国側の勢力圏ということになり、それでも起こったギリシャ内戦で米国や英国の支援する側が勝利した、という結果として西側陣営となった模様。
ギリシャ内戦では共産主義勢力側への支援の多くがユーゴスラビア経由で行われていたため、1948年にユーゴスラビアが東側陣営から追放されると支援が届かなくなり、その影響で内戦が終結に向かったのだそうな。
トルコは第二次大戦時には概ね中立を保っていたけど、第二次大戦後にソ連から圧力をかけられ、それに抵抗するため支援を求めたことが主なきっかけで西側陣営となった模様。
ソ連は軍港を作るためパーセンテージ協定でルーマニアを勢力圏としたけど、モントルー条約のせいでトルコ領である黒海の出入り口の海峡(ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡)を軍艦が自由に航行できず、その条約相手国であるトルコに圧力をかけたら失敗した、という話らしい。
まぁ、米国はポツダム会談の頃からトルコを支援する気が満々だったとか、米軍の戦艦ミズーリを「駐米トルコ大使の遺体を移送するため」という口実でダーダネルス海峡を通過させていたとか、これに関しては非常にややこしい事情がいろいろあったみたいなので、単純に考えてはいけない感じではあるみたいです。
No.4
- 回答日時:
ギリシャは、第二次大戦中に英国とソ連の間で合意されたパーセンテージ協定で英国側の勢力圏ということになり、それでも起こったギリシャ内戦で米国や英国の支援する側が勝利した、という結果として西側陣営となった模様。
ギリシャ内戦では共産主義勢力側への支援の多くがユーゴスラビア経由で行われていたため、1948年にユーゴスラビアが東側陣営から追放されると支援が届かなくなり、その影響で内戦が終結に向かったのだそうな。
トルコは第二次大戦時には概ね中立を保っていたけど、第二次大戦後にソ連から圧力をかけられ、それに抵抗するため支援を求めたことが主なきっかけで西側陣営となった模様。
ソ連は軍港を作るためパーセンテージ協定でルーマニアを勢力圏としたけど、モントルー条約のせいでトルコ領である黒海の出入り口の海峡(ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡)を軍艦が自由に航行できず、その条約相手国であるトルコに圧力をかけたら失敗した、という話らしい。
まぁ、米国はポツダム会談の頃からトルコを支援する気が満々だったとか、米軍の戦艦ミズーリを「駐米トルコ大使の遺体を移送するため」という口実でダーダネルス海峡を通過させていたとか、これに関しては非常にややこしい事情がいろいろあったみたいなので、単純に考えてはいけない感じではあるみたいです。
No.2
- 回答日時:
トルコ付近には、第一次大戦終了まで「オスマントルコ(オスマン帝国)」という強大な国がありました。
第一次大戦末期に起こったロシア革命では、ソ連社会主義政権はむしろ「各民族の自主独立」を重視しました。
そのために、それまでロシア帝国の属国だったポーランドやフィンランドはソ連に加わらずに独立しました。
また、もともとロシアの一部ではなかったことから、バルト三国、チェコスロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどもソ連には加わりませんでした。
本家のソ連も「ソビエト連邦」というように、さまざまな民族共和国の「連邦」だったのですよ。
いかにスターリンといえども、「国際的な秩序」を破って外部の独立主権国家をわがものにする暴挙まではしませんでしたね。国内の経済・政治体制の確立の方が大事でしたから。ソ連の国内経済は、けっこう大変だったのですよ、ずっと。「外に向かう」余裕などなかったのです。
地理的にすぐ近くに敵対勢力がいるという点では、アメリカとキューバも同じようなものです。
No.1
- 回答日時:
おロシアは昔から南下政策です。
地中海への出入りを塞がれる格好になるので
本音は「どーしても強姦したい」なんですよ、今も。
でも英米はおロシアを大陸内に封じ込めておきたいので
ここらの国を支援する。
昔は米軍の核ミサイルだって配備されていた土地です。
今でもNATOという強力な軍事同盟で守られている。
簡単には侵略できませんね。
昔からごちゃごちゃあったところで、
当時は実際に戦争になってるんですが結局、おロシアは負けて
矛先を西から東に変えたんです。
それが日露戦争。
今、ウクライナでワーワーやっていますが、
上手くいかなくなると日本に攻め込んで来るのがパターンなので
米軍という「用心棒」を雇い続けないとならんです。
で、
ならばいっそ日本もNATOに参加しないか?
と言われてますね。
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