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神経ペプチド(ニューロペプチド)とカテコラミンの生合成経路は
具体的にはどうのように違うのでしょうか?

A 回答 (3件)

rei00さんも言っておられますが、少し質問が曖昧なので、答えになっているかどうか分かりませんが、一応補足として(専門書はお持ちでしょうし、ご存じだったら済みません)。



ニューロペプチドについては、ニューロペプチドY(NPY)に代表されるpancreatic polypeptides super familyのことについて主にお知りになりたいのでしょうか?
最初に膵ランゲルハンス氏島から単離されたpancreatic polypeptide (PP)は、36アミノ酸残基からなるポリペプチドでC末端のチロシンのアミド化という特徴を持っており、これは膵ラ氏島のF細胞やD細胞で合成されていますが、このPPに対する抗体で免疫組織染色をした際に、交換神経組織が陽性に染色され、NPYの存在が明らかになりました。このNPYは大脳皮質や視床下部、中枢下位脳幹のノルアドレナリン細胞(A1~A6)やアドレナリン細胞(C1~C3)、末梢神経系の交感神経系節後ニューロンでノルアドレナリンと共存するで、形で存在し、神経細胞体内で合成されます。もちろんポリペプチドですので、rei00さんのおっしゃる通り、遺伝情報に基づいてアミノ酸から合成されます。それはもちろんPPについても同じで、これは膵ラ氏島の上述の細胞で同様に合成されます。ただ、分泌する先が、血中であるのか、シナプスにおける受容体に向けてであるのかの違いです。

また、カテコラミンについては、副腎髄質(外胚葉由来、交感神経節細胞として発生)で合成されるものは血中に分泌されます。そしてノルアドレナリン神経系細胞に存在するものはその細胞体内で合成され、神経伝達物質として末端から放出されます。
カテコルアミンの生合成過程は、フェニルアラニン→チロシン(ここまではヒドロキシラーゼ)→ドーパ(カルボキシラーゼ)→ドーパミン(オキシダーゼ)→ノルアドレナリン(トランスフェラーゼ)→アドレナリンです。
(化学構造を含めた詳細については、その局在も含め、生理学の典型的な教科書が一番分かりやすいかも知れません)

「生合成経路」ということでしたので、その局在と生合成過程両方をお聞きになりたいのか、はたまたそのどちらかなのか分からず、どうにも回答の仕方が分からなかったのですが、神経生理学あるいは生理学、生化学の教科書でご自分の目で一通りご覧になるのが一番いいと思います。
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 MiJun さんと同じく,私も御質問の意図がわからないんですが。

何か具体的な化合物が念頭にありますか。

 一般論で言いますと, 「神経ペプチド(ニューロペプチド)」はペプタイドですので,遺伝子情報に基づいてアミノ酸から合成されます。詳細は「生化学」,「細胞生物学」,「分子生物学」等の教科書をご覧下さい。

 「カテコラミン」はアミノ酸が脱炭酸されて生合成されます。詳細は,「生化学」,「生理学」,「薬理学」等の教科書をご覧下さい。
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以下の成書は参考になりますでしょうか(内容未確認!)?


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脳のホルモン/伊藤真次/朝倉書店/1993.10 
神経ペプチド/1991/祖父江逸郎∥〔ほか〕…/メディカルレビュー社…/1991.10 
新生理科学大系/第14巻/星猛,伊藤正男/医学書院/1988.8 
神経ペプチドの基礎と臨床/加藤進昌,兜真徳/金剛出版/1987.1 
精神神経内分泌/永津俊治∥〔ほか〕編…/中山書店/1982.10 
神経ペプチド/伊藤真次/理工学社/1980.11 
神経分泌/石居進,浦野明央/東京大学出版会/1980.11 
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romantists2001さんは有機化学が専門のようですが、具体的にどのような意図での質問でしょうか?

一般的なものであれば、生化学・薬理学・生理学の基礎の成書を見れば十分であると思いますが・・・?

補足お願いします。

この回答への補足

曖昧な質問ですいません。
これは友人の試験問題(過去問)そのままの転載でした。
僕にはうまく答えれなかったのでみなさんの意見を聞きたかったのです。
もう少し教科書を読んでみることにします。

補足日時:2001/09/13 14:13
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