
A 回答 (5件)
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No.4
- 回答日時:
江戸時代には武士は名字を使いますが、農民は公式の場では使えません。
名字を持ってなかったのではなく公式には使えなかったのです。例えば宗門改め帳、田畑の売買契約書、婚姻や離婚届けなど公式文書は名前だけです。このため子供に名前を付けるときは村の中で同じ名前が重複しないよう考えていたようです。
農民も日常生活では名字を使っていたようですが、一般に同族同姓の人が近所に多くいたので名前で呼び合うことが多かったでしょう。農民でも名字を書いた墓があります。私の周辺では「山川太郎」のように書くのではなく「太郎」と書いたあと行を変えて「山川姓」と2行に書いたものが多いように思います。1行に書くのははばかられたのでしょう。
No.3
- 回答日時:
武士と言っても
元をたどれば
農民です
「侍」というと
剣に強い武士というイメージがありますが
奈良時代
元は「さぶらい」と言って
大名などのそばにつき警護する人
とくに馬を使いこなすことができるものを
さぶらいと言って
農民の中から採用しました
生まれつき武士の家に生まれたわけではありません
ですから
侍も実家は農家です
また
戦国時代になると
人手が足りないので
農民から兵も採用され
農民は刀が持てなかったので
鉄砲隊になりました
鉄砲隊でも
手柄を立てると
刀を持てるようにもなり
苗字ももらえました
ですから
戦に関わった農民なら
苗字を持った家もあったということです
No.2
- 回答日時:
親戚に農家がいます。
仮にその苗字をAとします。
祖母に聞いた話ですが、明治になって庶民も苗字が許され、庄屋だった親戚はAと名乗りました。
すると、村中の農家がみなAと名乗り、辺り一面Aだらけになったそうです。
お互いの呼び名は明治以前の通称(名前)で呼び合うので、全員が同じ苗字でも混乱はないそうです。
通称は家長の名前で、それを代々受け継ぐことが多いので、あたかも苗字のような使い方になっているようです。
また、別の地域の農村に友人B(苗字)を訪ねて行ったことがあります。
家がわからなかったので、通りすがりの人にBさんの家は?と聞いたら、
「ここらは全部Bです。お父さんの名前が分かれば家がわかるけど」とのことでした。
Aの村と同じ理由で全家の苗字がBなのだと思います。
これらのことから、江戸時代は苗字はないけど、通称が「家の名前」になっていたのだろうと思います。
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