
下記のURLの記事には次のような事が記されています。
>今後、衛星を用いたレーザー通信が実用化されると、海底ケーブルは不要になる可能性があります。
しかし、人工衛星とのレーザー通信は途中に雲があると出来ない筈です。
北海道を除く日本やフィリピン、インドネシア、カリブ海諸国、台湾、グアム島等々、日によっては雨季又は台風の類で陸地の殆どが雲に被われる事がある島で、海底ケーブルを使用している所など幾らでもあるのですから、そのような島で安定した通信を然したる遅延もなく行うには海底ケーブルが不可欠な筈であり、不要になる可能性は0だと思うのですが、何故衛星を用いたレーザー通信が海底ケーブルを不要にする可能性があると言えるのでしょうか?
【参考URL】
レーザー通信による毎秒1テラビットのデータ転送のテストが成功、海底ケーブルが不要になる可能性
https://gigazine.net/news/20230628-laser-internet/
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
違いますよ。
元の論文が言っているのは、現在光ファイバー(海底ケーブルに限定していません)が敷設されていない地域において、新たに光ファイバーを敷設しなくてもレーザー通信で高速な通信環境が得られるということです。そういう地域では現在はRF通信によるリンクですがこれにレーザーという代替技術によって光ファイバーを敷設しなくてもよくなる可能性があるのです。雲の影響があるとできないとか質問にありますが、地上局は複数設置します。またこれはすでにあるRF通信にレーザー通信を加えるものですから通信が途絶えても問題はありません。gigazineが参考(翻訳した?)にURLではこうあります。なぜそれをそのまま掲載するのか、編集者はなにも考えていないのでは。技術記事を書いてるのならそんなわけないだろうと思うのが普通でしょう。
This will soon eliminate the necessity of expensive deep-sea cables.
御回答頂き有難う御座います。
元の論文の内容と記事のそれには若干の齟齬があったわけですね。
お教え頂き感謝致します。
尚、
>雲の影響があるとできないとか質問にありますが、地上局は複数設置します。
に関しては、質問を投稿する以前から私も承知していましたので
>日によっては雨季又は台風の類で陸地の殆どが雲に被われる事がある島
に話を限定しております。
No.10
- 回答日時:
海底ケーブルが不要になる可能性があったとしても通信の安全性を重視するなら、海底ケーブルは無く成らないと思います。
強烈な太陽フレア/磁気嵐などで衛星通信が出来無い場合も考えられます。通信の冗長性は、非常に重要です。たった一つの手段しか無い状態で、それが使え無く成ったら致命的です。手段Aが使え無い場合に備えて、常時、手段Bを確保して置いて、手段Aが使え無い場合は、瞬時に手段Bに切り替える「冗長性」を確保して置く必要があります。海底光ケーブルは廃止するべきではありません。通信衛星と海底光ケーブルは、共に併用して残すべきです。
>海底ケーブルが不要になる可能性があったとしても
済みません、本質問の趣旨は「海底ケーブルが不要になる可能性があると何故言えるのか?」ですので、「海底ケーブルが不要になる可能性があったとしても」という「海底ケーブルが不要になる可能性がある」事が前提となっている話をされても困ります。
No.8
- 回答日時:
>質問の本文において、衛星とのレーザー通信が現実的に不可能となる事が毎年のように起きる地域について挙げたつもりなのですが、そのような地域でも「衛星とのレーザー通信が実用化されれば、海底ケーブルが不要になる可能性があると言えてしまえる」と言えるのでしょうか?
だから、そういう言葉(可能性という)にマジになるくらいならば、この記事を書いた人に突撃して論破すればいいでしょうがってことなんですが。この質問版で他人に食いついても仕方ないと思うのですが。
「衛星とのレーザー通信が実用化されれば、海底ケーブルが不要になる可能性があると言えてしまえる」なぜSFレベルの話を今してしまえるんだとは思うけど、記者がどういう意図でこんな事書いたのかは成人ならば理解するべきです。読者を食いつかせたいとかね。
つまり、私が知らない「雲に被われた島でも衛星とのレーザー通信を(海底ケーブルと競合出来る程度のコストで)可能とする何らかの技術」が既に発表されている可能性は除外して考えても良い(考慮するほどの事ではない)という事ですね。
No.7
- 回答日時:
> 質問文内で既に述べましたように、「可能性が0」であるならば、たとえIFだとした場合でも「可能性があります」とは言えません。
逆に言えば、今の技術では難しくても、その障害を回避する別の技術や解決策が今後出てくれば、可能性は0であるとは言えません。
可能性が0であると言いたいのであれば、不可能であることをご自身で調査して検証するのが一番だと思います。
その過程で、この方法なら確かに実現可能かも、という風に考え変わりするかもしれませんし。
可能性が0であることを証明しようとするのも、場合によっては考えものですね。
質問者さんは曖昧な表現をせずに事実をありのままに伝えたいタイプなのかなと感じます。私も細かいことに目が行くタイプです。ただ、筆者がどれだけの熱量とリサーチを以てこの記事を書いたのかが分からない以上、確かに適当なことを書いているかもしれませんので、私個人の意見としては、この記事のその部分を正しいかどうか厳密に議論するのは、少しナンセンスな気がしますね。
インターネットやあらゆるメディアの情報は曖昧さや不真実を少なからず含んでいるというのも事実ですし、その筆者によって正確性がかなり左右されます。
参考にしつつも懐疑的な目で確認することはメディアリテラシーの観点からもとても重要なことですが、曖昧さを含む表現一つ一つに躓いて止まってしまうのは、時間的にも無理がある話ですので。
もし記事の筆者が雰囲気程度で適当に書いていたとすれば、それに付き合った時間は無駄ということになりますので、割り切ってその時間を他のより有益なものに当てることもできるのかな、と思いました。
長文、偉そうなことを言って恐縮です。
失礼しました。
>逆に言えば、今の技術では難しくても、その障害を回避する別の技術や解決策が今後出てくれば、可能性は0であるとは言えません。
それは「衛星を用いたレーザー通信の実用化の他に、『レーザー通信の障害(や弱点)を回避する何らかの技術や解決策が今後出てくれば』海底ケーブルは不要になる可能性があります」であって、
>今後、衛星を用いたレーザー通信が実用化されると、海底ケーブルは不要になる可能性があります。
ではありません。
回答者様の仰る「海底ケーブルが不要になる可能性がある」ための条件はあくまで「衛星を用いたレーザー通信の障害(や弱点)を回避する何らかの技術や解決策が今後出てくれば」であって、元の記事で前提としている「今後、衛星を用いたレーザー通信が実用化されると」ではないのですから、本件とは別の話になります。
>可能性が0であることを証明しようとするのも、場合によっては考えものですね。
ちょっと考えればすぐに分かる(海底ケーブルの)必要性を挙げた程度の事を、「可能性が0であることを証明しようとする」などという大袈裟な言い方をして批判するのは考えものですね。
No.6
- 回答日時:
大前提として、記事を読む限り、世界の海底ケーブルを全て撤廃するという話じゃ無いと思う。
基幹回線の選択肢のひとつじゃないかな。その場合は「“場所によっては”海底ケーブルが不要になる“ところも出てくる”可能性があります」といった類の表現をするのではないでしょうか。
No.5
- 回答日時:
>本件は、後者の方のIFである「可能性があります」に関して「何故そんな事が言えるのか?」という事を訊ねる質問です。
>質問文内で既に述べましたように、「可能性が0」であるならば、たとえIFだとした場合でも「可能性があります」とは言えません。
何故そんな事が言えるのか?なのですが、心理的、現実的に「可能性ある」という言葉は非常に都合よく使えてしまえる言葉だということです。
「容疑者は殺人を行った可能性がある」で警察は無実の人を逮捕することもままあります。
「安倍元総理殺害は誰かの陰謀」あきれてしまう幼稚な説ですが、可能性はあるよ!と言うだけなら自由なのかもしれません。可能性はあると言ってるだけなのだから証拠の提示は不要です。
つまりは可能性はある、と言う人に対してあまりマジになっても仕方ないということです。
あと、海底ケーブルの技術だって廃れてしまうかもしれません。世の中には不可欠な技術と思われたのが廃れることは良くあります。スマホみたいな物がパソコンを通信端末として越えてしまうとは予想はしてませんでした。
>現実的に「可能性ある」という言葉は非常に都合よく使えてしまえる言葉だということです。
>「容疑者は殺人を行った可能性がある」で警察は無実の人を逮捕することもままあります。
に関してですが、完璧なアリバイがあるなどといった、その殺人を行う事が不可能な状況であっても
>「容疑者は殺人を行った可能性がある」
と現実的に言えてしまうものなのでしょうか?
例えば「被害者が刺される事が目撃されたのと同時刻、容疑者はシンガポールにいた事が出入国管理局の記録と現地の防犯カメラの映像から確認されているが、容疑者は殺人を行った可能性がある」と?
質問の本文において、衛星とのレーザー通信が現実的に不可能となる事が毎年のように起きる地域について挙げたつもりなのですが、そのような地域でも「衛星とのレーザー通信が実用化されれば、海底ケーブルが不要になる可能性があると言えてしまえる」と言えるのでしょうか?
No.4
- 回答日時:
そもそも海底ケーブルと衛星通信は全く別物です。
どちらかの択一ではないのです。
その最たるものは遅れ時間。
地表を這っていく信号に対し、静止衛星は赤道上の3万キロ以上の高度を往復しなければなりません。
衛星通信でリアルタイムは不可能なのです。
どっちがどっちなどというのはそういう違いを認識できない人です。
御回答頂き有難う御座います。
記事にある衛星通信の場合、低軌道に数千基もの数多くの衛星を打ち上げておき、地平線よりも遠くへは衛星同士のレーザー通信も併用する方式のようですので、伝送距離は海底ケーブルと大差がなく、リアルタイム通信が可能になり得る方式です。
とはいえ、
>そもそも海底ケーブルと衛星通信は全く別物です。
>どちらかの択一ではないのです。
というお話には同感です。
No.3
- 回答日時:
可能性ですからね・・・・・
で、使用するのは赤外線ということですから
気象衛星画像でも分かるように赤外線は可視光よりも散乱しにくい性質があるので雲も通過出来るということでしょうかね
>可能性ですからね
「可能性が0」である場合にも「可能性がある」と果たして言えるものなのでしょうか?
>赤外線は可視光よりも散乱しにくい性質があるので雲も通過出来るということでしょうかね
散乱されずに透過出来るのは、光路上にある粒子の直径が、光の波長の半分の長さよりも十分に小さい場合です。
ただの赤外線ではなく、近赤外線(波長)のレーザーです。近赤外線自体の波長域は0.7 ~ 2.5 µmですが、その中で光通信に使用されるのは1~ 1.675µmです。それに対して雨雲などを構成している微小な水滴の直径は1~ 10 µmなのですから、途中で雲粒によって散乱されてしまい透過する事は出来ません。
No.2
- 回答日時:
なぜ、そんなに記事に噛み付いているのかよくわかりませんが、光を用いた無線通信は日々進化しています。
雲があってもレーザで穴を開ける事実もあるし、多種多様なパスを作れば一箇所で弊害があっても、通信はできる。現状のケーブルだって同じこと。一箇所キレても、問題起こりませんね。ネットワークの系を維持する技術はそのままに、伝送線が、光無線になれば、さまざまな可能性が考えられるってことです。記事は、テラビットの転送を、50kmで実現したことで、その未来への可能性を示唆したものですから、1ミリの不自然さも感じません。海底ケーブルは、莫大なメンテナンスコストが掛かりますから、この技術の延長にある未来像は、その通りだと思います。
>雲があってもレーザで穴を開ける事実もあるし
その「厚い雲に穴を穿つ程の高出力レーザーを受けても壊れずに信号を受信出来る受信機」や、数千基も打ち上げる「小型衛星にも搭載可能な動力源と発信機で、厚い雲に穴を穿つ程の高出力レーザーを発射出来るもの」が、海底ケーブルよりも安価に出来るのでしょうか?あまり現実的な話ではないように思えます。
>多種多様なパスを作れば一箇所で弊害があっても、通信はできる。
島の全域の上空が雲で被われている場合のどこにレーザー通信が出来る余地があるというのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
実用化されると、と、可能性があります、とふたつのIFがあって書き手が「違っててもいいか」的な感覚で書いてますね。
海底ケーブルなんですが、明治10年の西南の役の頃には中国大陸と日本が電信用の海底ケーブルで接続されていました。現在も堅実で重要な通信手段です。
衛星通信の方なんですが、昭和の頃に海外との映像用電波のやり取りに人工衛星が使われていた時代があります。私は実際に見たのですがノイズが強くて見れたものではありません。映像の悪さに「電波が太平洋渡ってきたから海の波が混じった」と笑われたそうです。
御回答頂き有難う御座います。
>実用化されると、と、可能性があります、とふたつのIFがあって
本件は、後者の方のIFである「可能性があります」に関して「何故そんな事が言えるのか?」という事を訊ねる質問です。
質問文内で既に述べましたように、「可能性が0」であるならば、たとえIFだとした場合でも「可能性があります」とは言えません。
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