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ブロックチェーンについて調べているのですが、ナンスの部分が良く分からないです。前のブロックとつなぐ鍵となるナンスはどのようにして作られていますか?また、マイニングをするとき、ブロックチェーンを遡ったら前のブロックの内容を見ることができるはずなのに、なぜわざわざ毎回ナンスを探す必要があるのでしょうか?

A 回答 (1件)

ビットコインの仕組みを説明する前に、ブロックチェーンとナンスについて簡単に説明します。



ブロックチェーン:ブロックチェーンは、ビットコインなどの仮想通貨における取引記録の公開されたデジタル台帳です。ブロックと呼ばれるデータの塊が、リンクされた鎖のようにつながっていることから「ブロックチェーン」と呼ばれます。新しい取引が行われるたびに新しいブロックが作成され、それが既存のブロックにつながっていきます。

ナンス:ナンスは、ブロックのヘッダーと呼ばれる部分に含まれる値です。マイナー(マイニングを行うコンピューター)は、ブロックのヘッダーに含まれるトランザクションの情報と前のブロックのヘッダーのハッシュ値に対してナンスを試行錯誤することで、条件を満たす正しいハッシュ値を見つけ出します。

ビットコインの仕組み:

マイニング:ビットコインの取引はブロックにまとめられます。マイニングは、新しいブロックをブロックチェーンに追加するプロセスであり、このときにナンスが使用されます。マイナーは計算能力を使ってナンスの値を変えながら、特定の条件を満たすハッシュ値を見つけることを目指します。条件を満たすハッシュ値を見つけたマイナーは、新しいブロックをブロックチェーンに追加し、報酬としてビットコインを獲得します。

ナンスの必要性:ナンスを使用する理由は、ブロックのヘッダーのハッシュ値を特定の条件に合わせて見つけるためです。ハッシュ値は入力データに対して一意な出力を生成するため、ナンスを変えることによって異なるハッシュ値が得られる可能性があるためです。そのため、マイナーはナンスを試行錯誤しながら、条件を満たすハッシュ値を見つける必要があります。

ビットコインのマイニングは競争が激しく、高い計算能力を持つマイナーが有利です。そのため、ナンスを探すプロセスは膨大な計算量が必要とされ、そのうちの1つのマイナーが正しいハッシュ値を見つけると、新しいブロックがブロックチェーンに追加されます。これにより、ブロックチェーンが成長していく仕組みです。
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