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『ユダヤ人と経済生活 (講談社学術文庫) ヴェルナー・ゾンバルト』を読みますと、米国の南北戦争にユダヤ人が7千2百人程参戦したと記載されております。さて、このユダヤ人は南軍として参戦したのでしょうか?北軍として参戦したのでしょうか?

A 回答 (4件)

ゾンバルトは7,200人と推定しているのですか。


当時の米国には全人口の0.5%に相当する15万人のユダヤ人が居住していて、南北両軍にユダヤ人が参加していました。ある学術的推定によれば、少なくとも8,000人が北軍に参加したとされています。また、Jewish Encyclopediaによると約7,000人が北軍、約3,000人が南軍に参加し、600名が戦死したと推定されています。
ユダヤ人は両軍で指導的役割を果たしていて、9人が将軍(4人が北軍)、21人が大佐として参加しました。北軍には2つのユダヤ人中隊が設立されましたが、殆どのユダヤ兵はキリスト教徒の兵士と同じ部隊に所属しました。

南軍のユダヤ人では特にジュダ・ベンジャミンが有名です。彼は弁護士出身の上院議員で、『アンクル・トムの小屋』が出版されて奴隷制が批判されたときに、奴隷の大部分は良く扱われていて、北部で黒人が懲役刑を受けるよりも南部で焼き印を押されたり鞭打ちを受ける方が慈悲深い処罰だと奴隷制を擁護しました。彼は南部連合で司法長官、陸軍長官、国務長官を務めました。

ジュダ・ベンジャミン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5 …

尚、1862年に北軍のユリシーズ・グラント将軍は悪名高いGeneral Order No. 11(一般命令第11号)を発令して、彼の管轄下にあったケンタッキー州、テネシー州、ミシシッピ州からすべてのユダヤ人を「階級として」追放するよう命じています。

General Order No. 11(1862)
https://en.wikipedia.org/wiki/General_Order_No._ …
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
ゾンバルトは7243人と書いています。同時に一般命令第11号も詳細に書かれていました。
(以下書籍より引用)
p.98「南北戦争に従軍したユダヤ人兵士の数が七千二百四十三人の多くにのぼったことは驚くにあたらない。そして、十九世紀中頃にアメリカ合衆国に居住したユダヤ人が二十万(三万人がニューヨーク)だと聞かされても、われわれは、むしろこの数字は低すぎるのではないかと考える。」
書籍全般を通して数字の詳細さには素晴らしいものがあると感じます。

お礼日時:2023/09/04 21:24

ヴェルナー・ゾンバルト著の「ユダヤ人と経済生活」には書かれていないのですか?


いかにも釣り質問ぽいですが・・・

ヴェルナー・ゾンバルトはヒットラーのナチスドイツに傾倒したドイツの経済学者です。
ヒットラーもゾンバルトの学説に強く影響を受けています。
そんな輩が書いた書物の信ぴょう性は、あるとは思えません。

新大陸へのユダヤ人移住は、17世紀に南米から始まっています。
その主な集団はスペイン系ユダヤ人です。
その後、スペイン系ユダヤ人はマンハッタン島までに到達しています。
アメリカ独立戦争の際には多くのスペイン系ユダヤ教徒がジョージ・ワシントンの下で銃をとって戦ったそうです。
その当時のアメリカは、ユダヤ教徒に対する扱いは州によって異なっていて、キススト教的に凝り固まっていたマサチューセッツ州はユダヤ人を排除し、メリーランド州は信教の自由を認めいたそうです。

スペイン系ユダヤ教徒の多くは企業家としての弛まぬ努力をし、次第に経済的実力をつけた行きます。
ロードアイランドのユダヤ教徒アーロン・ロペスはタバコと砂糖の輸出業者として成功し、 ニューヨークでは「バルーク家」「ラザラス家」「ネイサン家」「コルドーサ家」などが傑出し、ニューヨーク証券取引所やコロンビア大学の創立者の一員になったユダヤ教徒もいたそうです。
彼らの中にはキリスト教に改宗して、上流階級(WASP、白人のアングロサクソン系プロテスタント)と婚姻関係を結び、キリスト教徒の排他的な「ユニオンクラブ」に入会を許された者もいたそうです。

ドイツのヴュルツブルクでは西暦1819年にユダヤ人迫害(虐殺など)が発生し、反ユダヤ運動がドイツ語圏の全域に大規模に広まったそうです。
この動きは西暦1870年頃までにユダヤ人を諸悪の根源とみなす過激な反ユダヤ主義にまで発展しました。
そして、1840年頃から1870年頃にかけてドイツから20万人のユダヤ人がアメリカに移住し、 これがアメリカに移住したユダヤ人の第2波だそうです。

何人いたかは分かりませんが、南軍にも北軍にもユダヤ人は加わっていたでしょう。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
>いかにも釣り質問ぽいですが・・・
意味不明。

お礼日時:2023/09/04 10:09

米国の南北戦争(1861年から1865年)において、ユダヤ人は両軍に参戦しました。

南北戦争はアメリカ内戦であり、北部の連邦軍と南部の連邦離脱を宣言して南部連合を形成した南軍との間で行われました。ユダヤ人の参戦者は両軍に存在し、個々の動機や背景によって参加した側が異なる場合がありました。

南軍として参戦したユダヤ人は、南部のユダヤ人コミュニティに所属していたり、地域の文化や価値観に共感したりして参加することがありました。一方、北軍として参戦したユダヤ人もおり、彼らの動機は個人によって異なります。北軍には奴隷制度廃止や連邦統一の支持を理由に参加するユダヤ人もいました。

ユダヤ人の南北戦争への参戦に関する具体的な詳細は複雑で多様であり、書籍によってもその描写や記述が異なる可能性があります。特定の書籍に記載されている情報を元にする際には、その情報の信頼性を確認し、複数の情報源からの情報を比較することが重要です。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。

お礼日時:2023/08/30 16:56

両方では?ま、本気で戦わず、終わったら、勝ったほうにつく。

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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
綿・砂糖のプランテーション経営していたとの記載ありますので、南軍の様な感じもしますが、工場へ投資した人は北軍を応援する様な気もします・・・

お礼日時:2023/08/30 09:32

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