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青色申告の節税メリットがまったく理解できません。
まずは今年65万円使った経費を申告すると得なのか?それとも500万以上申告して、そのうちの〇〇%が総額65万円節税できるという意味でしょうか?

A 回答 (3件)

青色申告の一番のメリットは、青色申告特別控除が受けられることです。



青色申告特別控除とは簡単に言うと
無条件で追加の経費を計上できるようなものです。

例えば、売り上げ200万円で、経費が100万円とすると、
所得は100万円、ここからさらに10万円ないし65万円を引いて、
所得として計算できるということです。

そこからさらに基礎控除をはじめとした各種控除を
差し引いて税額が決まります。

その他にも損失繰越や青色専従者給与などのメリットがあります。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-blue-return/blue-w …
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>まずは今年65万円使った経費を申告すると得なのか…



本質的に考え方が誤っています。
青色申告特別控除 65万は経費などではありません。
事業の利益 = 事業所得のうち 65万円分は課税対象から省いてあげますという意味です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

税金でいう「控除」とは、税金の計算に含めなくするだけです。

例えば健保、年金、雇用保険などを年間 50万払ったとすれば、「社会保険料控除」50万が認められますが、これは「健保、年金、雇用保険」を 100万支払ったと考えるのでは決してありません。

>それとも500万以上申告して…

何が 500万とお書きですか。
「事業所得」が 500万なのなら、そのうち65万は税金の対象としない、つまり 435万を税金計算のスタートラインにするという意味です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

この 435万のことを「青色申告特別控除後の所得金額」といい、「青色申告決算書」で一番最後の項目 (45) 欄です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/y …

>総額65万円節税できる…

65万も納税額が減るわけではありません。

青色申告特別控除による減税額は
・当年分所得税 65万 × [税率] =
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …
・翌年分市県民税 65万 × [10% 一律] = 65,000円です。

税金について詳しくは国税庁の「タックスアンサー」をどうぞ。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …
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この回答へのお礼

とても勉強になりました。この考え方だと、どうして多くの青色申告をする個人事業主たちは領収証を集めたがるのでしょうか?

お礼日時:2023/09/13 17:01

青色と白色を比較しますが、青色申告は経費として計上できる点で、白色申告は一般的な経費の平均値で判断されるというものです。

65万という数字からすると複式簿記のことかと思われますが、この控除を受ける場合に複式の貸借対照表の記入が条件となります(単式は10万ですが)。どちらにしても65万の経費が掛かっていたら計上できますし、500万以上の経費が適正な内容であればこれも計上できます。
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