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天皇の血は何色ですか?

A 回答 (1件)

もちろん「赤」



昭和天皇は崩御されるまえ、1日何リットルも輸血した。輸血できるということは、天皇の血も普通の人間の血、ということ

質問者様は「天皇は神」とか「現人神」という言葉を勘違いしてませんか?

今の日本人は「神=GOD」と、エイブラハムの息子たちが信じる「唯一絶対神」だと勘違いしがちだけど、元々日本語の「神」はネットの賞賛言葉の「ネ申=秀でた者」という意味です。

そういう意味で
「天皇は神」は《日本を統一し、国家を維持してきた秀でた君主一家》という意味だし「現人神」は《日本のすべての神々に一度に祈りをささげられる日本の最高司祭》という意味です。

マッカーサーは「天皇は現人神じゃない」と思って人間宣言させたけど、当時の人たちだって《天皇がGODのような神》だとは誰も思ってなかったわけです。

もうひとつ、今の日本人が大きく誤解しているのが「天皇万歳」です。

あれは「西洋化・近代化」が大きく影響しています。
明治になり、日本が文明開化で近代化するときに、大きな問題にぶつかりました。

それは「西洋列強の軍隊はなぜあれほど強いのか?」ということで、その答えは「市民平等が実現した国家は、すべての国民(男子のみ)を徴兵できるので、大量の兵士を動員でき、徴兵制で大量の兵士を訓練して戦争をするから」だったのです。

つまり「日本も国民(男子のみ)を全員徴兵できれば、西洋列強に負けない軍隊ができる」と考えたわけです。

しかし江戸時代までは「戦争は武士がするもの」であって、町民や農民は徴兵されない、というのが常識でしたし、それは西洋諸国でも階級制度があった時代は同じ常識だったのです。

だから西洋社会は「革命による階級制度の終了(または立憲君主制による階級の平等化)→市民平等による国民皆兵制」という形に進んでいきました。

実際、フランス革命で参政権などを得た平民階級はほぼ同時に徴兵の義務を負っています。(それまでフランスの平民は徴兵されていないです)

西洋諸国が「市民平等」を行う時に使ったロジックは「神(GOD)の元での平等」で《階級を作ったのは人間であり、神の元では全員平等》という考え方でした。

しかし日本人はGODを信じてないので「神の元では全員平等」というロジックは使えなかったのです。

代わりに明治政府が考えたのが「天皇の元による四民平等」で、これは実際にヤマト王権が大和朝廷に代わるときに「全ての豪族は平等であり、大和の国民として参加する」という史実があったので、日本人みんなが納得したのです。

したがって、当時の日本人の意識、特に「戦争で勝たないとこの国が終わってしまうかもしれない」という認識は「日本がずっと続くこと=天皇が万世続くこと」として表現されたのです。

それが「天皇万歳」です。
万歳とは一人の天皇が長く生きるということではなく、日本の君主である天皇が代替わりしても君主で居られること、つまり「日本」という国がずっと続いて、日本人が安心して暮らせること、という意味なのです。

マッカーサーはエイブラハムの息子たち(GODを信じる人たち)の一人ですから「神」といえばGODだと考えてしまいます。もちろん「日本人はGODではなく、天皇を信じている」と思っていたわけですが、となると多神教を知らないマッカーサーは「天皇=GOD」だと思ってしまうわけです。

これが人間宣言を発案した根本的な理由ですし、質問者様が「天皇の血の色」を質問する根本的な理由です。

天皇はGODではありません。ただの人間、でも「ネ申」です。
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