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医療系専門学校の教育学のテキストで『親業』という本を読まされています。実はわたし大学を一度卒業し、中・高校・専門学校での講師経験もあり、このての本をテキストとして使用する講師に対して疑問を感じています。本の内容は悪くないと思うのですが、教育学のテキストとしてはいかがなものかということです。
とりあえず私以外の学生はいづれは人の親になる方々ではあります。しかしながら、この本の内容が教育学についてまったく無見識の若い人に教育学の何たるかを伝えるのに妥当なものか否か、腑に落ちないものを持ちながら授業にに出ています。
親業の講座について何か知ってることがあったら教え願います。

A 回答 (6件)

なるほど。



どうせ特定の説だけを中心にして学習するというのなら、開き直って【教育実践学】として、実践的に突き詰めて勉強すれば、それはそれで価値があると思うのに……。残念ですね。

ご自分が発表するときには、まずは、いきなり、生徒さんみんなにロールプレイングでもさせて、それをネタに親業で取り上げている人間関係のアプローチについてのまとめを発表する……ぐらいしてはいかがですか?

生徒さんたちにとって、本のまとめを聞くだけよりも、いい勉強になると思うのですが。

無責任に煽っているように思われたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

そういう手がありましたか。準備に時間はかかりそうですがやってみたい意見です。
ほとんどのほかの学生の親の年齢である私がやってけんかを売っていると思われないように工夫してやってみます。そうでもしないと、爪の火をともすような生活をして授業を受けている意味がないですものね。

お礼日時:2005/05/13 22:58

本の内容は、たいしたことがないかも知れませんが、ここの講座を一度研究してみてください。

大変地味な講座ですが、すごく人間関係の究極を突いていると思います。
講座もロールプレイングを通じて実践していきます。

子供とだ家でなく、本当に人間関係が、円滑になります。

参考URL:http://www.oyagyo.or.jp/
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この回答へのお礼

お答え頂戴し、ありがとうございます。
4月に、参考URLは閲覧しております。あまり気乗りがしない内容だったので、質問させていただきました。来週の口頭試問のために現在は頭がいっぱいなので、余裕ができたらゆっくり見直してみたいと思います。

お礼日時:2005/05/13 21:54

大昔の某国立大学教育学部の【教育学】で勉強したノートを引っ張り出してきました。

大雑把には、次の三点について、4人の教授がかわるがわる教授していたようです。

教育の目的と課程
教育の制度と社会
近代教育の歴史
近代教育の学説と方法論

ノートの最初には「人間にとって教育の果たす役割について、またはそれが必要不可分なものかどうかを、教育の制度と社会、歴史について学ぶことで考えていく」とありました。

やはり【教育学】という学問で、その是非はともかく、一つの学説に基づいた教育実践学でしかない「親業」しか、学ばないということは、教育学の"初学"としてはいかがなものかと思われます。
各専門知識を持ったものが、「親業」について詳細に学ぶことに対する意義を否定するつもりではないですが。

きょういく-がく【教育学】
教育の目的・本質・方法および制度・行政などを科学的・実証的に研究する学問。
※infoseekマルチ辞書より

次のページも参考にしてくださいね。

↓オンライン百科辞典ウィキペディア【教育学】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2% …

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2% …
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この回答へのお礼

akirahatasさんへのお答えも加えて、『親業』トマス・ゴードン著と『ものの見方、考え方、あらわし方』飛岡健著、という2冊がテキストとして指定されています。今週の授業で、教育学ではなく将来役に立つことを伝えたいと言う内容の話をされておりました。
肯定的に受け止めたいとは思っていますが、現在は、『物の・・・』の1章2~4ページ構成されている各章をを学生に割り振って発表させると言う形で授業が進められています。どこにでもあるような薀蓄本という印象があり、もう単位さえもらえればいいやと言う諦めに支配され始めました。
『親業』に関しては、参考になる部分もあるとは思っていますが、学生に本をまとめさせて自分の身近な経験を話すだけの授業進行の先生のご推薦で、本に対する印象は悪化しつつあります。

お礼日時:2005/05/13 21:49

ご質問にある『親業』に関する教材やカリキュラム内容が把握できておりませんので、適正を欠く回答かもしれませんがご容赦下さい。


質問にある「医療系専門学校」「教育学」「親業」のキーワードから、将来医療現場の専門スタッフとして患者に接する際の『対人関係のありかた』についての講座と思われます。
これは、1970年代前半に米国で研究されていた「人との交流分析(Transactional Analysis)」の考え方や方法論に基づいたものではないでしょうか? うろ覚えで定かではありませんが、概要は・・・
・人には次の三つの性格(自我・心)を同時に持ち合わせている
 -(P):Parent=親の心
  自分の自我を越え、自分以外の人々に対する思いやりと共感および理想の追求の厳格性をもつ。
 -(A):Adult=大人の心
  行動を起こす前に、冷静に状況を分析して判断を下す。また理性・知性を働かせ考え方に論理性をもつ。
 -(C):Child=子供の心
  本能や感情のおもむくままの表現や行動性をもつ。よくいえば天真爛漫である。
・人は上記の三つの性格を同時に保有するといえども、生まれ育ってきた環境や年齢およびその時の置かれた状況により、いずれかの側面が主として表に現れる。
・自分の主として現れた(P)・(A)・(C)のいずれかと、相手の(P)・(A)・(C)のいずれかの「交流」により、相互の関係が上手く行ったり崩れたりする。
現実的に日常起きている相手との交流の姿は、相互の(P)・(A)・(C)の交流のいくつものパターン形態に当てはめることが出来る。分かりやすい例を2~3例示しておきます。
≪例-1≫ 平行的交流の例
患者の(C)→ 看護士の(P)への交流
 「不安でよく眠れないのですが・・・」
患者の(C)← 看護士の(P)への交流 
 「経過も良いようですので心配は要りませんヨ!このまま行けば予定通りの退院ですので頑張ってネ!」
≪例-2≫ 交差的交流の例
看護士の(P)→ 患者の(C)への交流
 「気をつけないから、こんなことになるんです!」
看護士の(C)← 患者の(P)への交流
 「そのような言い方はない!あなたが注意しないのがいけないんだ!」
≪例-3≫ 本音とたてまえの例
患者の(P)→ 看護士の(A)への交流
 「いつもお世話になってばかりなので、どうぞこれを召し上がってください(贈り物をする)」
患者の(C)→ 看護士の(P)への交流
 『私を特別扱いしてください』(心の裏面)

講座の「親業」は上記に述べたような関係で、医療関係に従事するスタッフは精神的にも肉体的にもハンディーキャップを負っている患者に対して、「親が子供に接するような心で接することを習得して欲しい」コトを期待してこのような講座を設けているのではないでしょうか。
現実には上記に述べたような様々な交流形態が出て来ますので、「交流分析理論」に基づいた人との対応の仕方を学ぶことになると思います。
長くなりましたが参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

今手元に指定教科書がないため、2冊中『親業』ではない教科書名が思い出せないのですが、わかり次第書き込みをします。
心理分析の手法でそのような分類ををしていることは知っていましたが、なるほどそういう置き換えが可能なんですね。あまり、教育学というタイトルにこだわらなければ、積極的に取り入れられそうな気になりました。ご教示感謝いたします。

お礼日時:2005/05/08 10:38

たしかに、「教育学」の初学者のテキストとして『親業』の本を使うのは、好ましいものではないと思います。



その医療系専門学校のカリキュラムで、「教育学」がどのように位置づいているのかにもよるかと思います。

たとえば、一般教養的なものなのか、資格取得上の必修科目なのかによっても違います。後者の場合、資格取得のための必修科目ということで、その資格に応じたガイドラインがあるはずです。

一般教養的な科目で資格必修でなければ、その担当講師のやりたいこと(教えたいこと)が優先されても、いたしかたないと思います。

余談ですが、以前、ある保育士資格の取れる専門学校において、保育内容・環境という科目で、地球環境問題について熱弁を払って教えていたという話を聞いたことがあります。
本当は、幼児の好奇心・探究心を中心とした「環境にかかわる力を養う観点」の科目なのに、です。

いずれにせよ、担当講師に一度、一般的な教育学についても知りたいのですが参考図書などありますでしょうかと、質問してみたらいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

そうですね。他の講師の先生が思っていた以上に質が高く、教育学のみ授業構成が行き当たりばったりのような気がして、少し頭に血が上っていたかもしれません。参考図書について聞いて見たいと思いますが、なんだかわたしがそのての質問をするとけんかを打っているように感じさせてしまうかもしれません。年齢が年齢なので・・・・

お礼日時:2005/05/06 22:34

昔、私の知り合いにここのセミナーを受けている人がいて、私も勧誘されたのですが、ちょっとその人が新興宗教を信じているみたいなのめり込み様だったので、逆に引いてしまった経験があります。



内容は悪いものではないのでしょうが、自己啓発セミナーの一種であることを考えれば、教育学のテキストとして学校で学ぶべきものではないという気はします。

教育についての学問である以上、さまざまな立場の論説について触れるべきでしょう?
少なくとも、私が昔、大学の教育学部で教育学を学んだ時には、いろいろな学説や教育方法のメリット・デメリットについて教えられましたよ。

だいたい親業は、アメリカの学説が主体な訳ですが、荒廃しているアメリカの真似がそんなにいいんでしょうかね?
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この回答へのお礼

わたしもそのような気がしています。なんだかスターバックス成功の秘密のようなにおいがしたりもして。表現はよくないですけれど。

お礼日時:2005/05/06 07:47

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