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大学で大学の修士号や大学院の博士号を同時進行で取得するのは可能でしょうか?何卒回答を宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

現実的に,修士号を持っていない人を博士課程の学生として受け入れて研究指導する先生はいないでしょう。

また,論文博士の申請には,申請者は修士号を持っていることが原則ですから,指導教員としては,修士号を持っていない人から論文博士の申請の打診を受けても,誰も引き受けないでしょう。修士号を取得するには,世界中でまだ誰も答を求めていない課題を解く研究をして成功して,その成果を学会論文集や国際誌に投稿して受理されるレベルでないといけません。博士課程に進学するには,その修士号を取得した研究実績が必須です。進学できたとして,博士号取得までは,毎年1編以上くらいの研究論文(その時点で世界中でまだ誰も答を求めていない課題の結果)を出版して,2編か3編以上の成果が無い限り,博論を執筆し始めることすら許可されないのが一般的です。
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可能か不可能かという話で言えば、理論上は可能かもしれません。



まず、修士に関してですが、文部科学省によると下記のような要件があり、また例外についても言及していないため、修士課程に2年以上在学する必要があると考えられます。

・2年以上の在学
・30単位以上の修得
・必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じ、
当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験の合格

対して博士は、原則下記の通りなのですが、

・5年以上の在学
・30単位以上の修得
・必要な研究指導を受けた上、当該大学院の行う博士論文の審査及び試験の合格

次のような「論文博士」という世界的に珍しい制度が運用されているのが特徴的です。

<論文博士>
大学院に在籍しなくても、博士論文の審査に合格し、かつ博士課程を修了した者と同等以上の学力を有することを確認された場合。


つまり、大学院修士課程に通いながら、別途研究を行い論文博士を目指すということは理論上可能とも言えます。ちなみに、上記の博士の原則に従って授与された学位を特に課程博士と呼ぶこともありますが、一般的に大学院の論文博士の授与要件は、課程博士に課せられた実績の概ね2倍(課程博士で3本の論文投稿が要件ならば、5~6本とか)の実績が科せられます。なので、普通の大学院生が1日あたり12時間程度研究するのを基準に考えれば、1日あたり計48時間ぐらい研究すれば2年間で同時並行で修士と博士の学位を取得できる可能性があるのではないかと思います。
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大学院の修士課程(博士前期課程)と博士課程(博士後期課程)に同時に在籍することはできないので無理でしょう。


もちろん、修士課程での研究とは別のもので、論文博士を目指すことは可能でしょうけど。

それにしても、なんで「大学の修士号」や「大学院の博士号」なんでしょうか。修士の学位も大学院で取得するのですが、勘違いしてますか?
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この回答へのお礼

助かりました

成る程、大学院で修士と博士が取れるんですね。それで大学は学士だけなんですね。有難う御座います。

お礼日時:2024/01/29 16:03

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