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これから各惑星の観測が進めば、違う結果が出てくるのかもしれませんが、現在存在が確認されている衛星の数は土星が他の惑星に比べ圧倒的に多いです。このたびも一気に12個も発見されて、計46個もあるとか。
小惑星を捕捉する引力の強さからすると、木星にも同じくらい、もしくはさらに多くの数の衛星があってもおかしくないような気がしますが、この違いはどこから来るのでしょうか?
土星の輪があの形を保っていられることも何か関連があるのでしょうか?

皆様ご教授のほどどうかよろしくお願い申し上げます。

A 回答 (2件)

木星も,もう一度最新機器を積んだ探査機が飛べば,


また増えるのではないかと思います.

>土星の輪があの形を保っていられることも何か関連があるのでしょうか?

私が安定論について調査しているとき,土星の輪に関する研究発表を
沢山見掛けました.目的外だったのでタイトルしか見ていませんが,
「ある範囲内に留まる」と言う「リアプノフ安定」と言う状態になっているようです.
ただリヤプノフ安定は,いわゆる通常の「安定状態」ではないので,
リヤプノフ安定に更に何か(羊飼い衛星とか)の影響があって,
安定論で言うところの「安定」な状態になっているのだと思います.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。勉強になりました。
昔と比べると、かなり細かいところまで解明が進んでいるようですが、その何倍も謎の部分が増えているように思います。それが今後どのように解き明かされていくのかが楽しみです。

お礼日時:2005/05/08 01:05

確認済みの木星の衛星数は,



http://www.tsm.toyama.toyama.jp/curators/aroom/k …

によれば,2005/05/05 現在63なので,土星よりまだかなり多いです。

No.1さんが書かれたように,探査機が向かったり,今回の土星の12個の衛星発見時のようにすばるやGEMINIなどの大型望遠鏡による大規模な探査プロジェクトがあれば,衛星数は更に増すものと思われます。

> 土星の輪があの形を保っていられることも何か関連があるのでしょうか?

今回発見された12個の衛星は何れも土星本体,あるいは環から1700~2200万kmと離れ非常に遠いため,ロシュの限界の内部で形成される環とは無関係と言えると思います。

またその内の11個が(公転方向が逆な)逆行衛星です。過去に確認されたものも含めると46個の内,25個が逆行衛星となっています。
土星の環は,昔から知られている大きな衛星の公転方向と同じ方向に回っていますから,土星の衛星の中で,少なくも逆行する25個は成因が環と無関係と言っても良いでしょう。

なお,土星の環はNo.1さんも書かれたように準安定な状態にあるだけで,数億年程度の年月の間には消失するようです。『あの形』は,比較的“最近”,彗星のような氷微惑星が土星に捉えられた際にロシュの限界の中に入ったため崩壊した姿が残っているもののようです。参考URLをご参照ください。

# 木星にも,ひょっとしたら,昔は壮麗な環があったかも知れませんね。。

参考URL:http://www.geocities.jp/planetnekonta2/hanasi/ri …
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
私の見ていた資料が古かったようで、ここ何年かで木星の衛星はかなりの数が見つかっているんですね。土星ではカッシーニがしばらく探査を続けてくれるので、衛星や輪に限らず、新たな発見をもたらしてくれるのを期待しています。

お礼日時:2005/05/08 01:15

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