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天照大神は実在したのでしょうか?仮に実在したのならばいつ頃の人物ですか?
架空の人物ならば誰が創ったのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • ヤマト王権の権威を示すためにつくられたのでしょうか?
    3世紀頃といえば中国では三国時代 秦の始皇帝の頃から500年
    仏教のはじまりが紀元前6世紀頃
    仮に仏教伝来が6世紀でなく数百年前に伝来したならば神教は今の形ではなかったのでしょうか?

      補足日時:2024/05/22 14:28
  • 天照大神が天武天皇が命じた編纂者によっえ創られたとして 仮に天照大神が卑弥呼だとしたら
    天武天皇や編纂者たちは卑弥呼の存在を理解していて天照大神になり得るとかんがえたのでしょうか?

      補足日時:2024/05/22 16:32

A 回答 (10件)

このご質問に回答するなら、まず原始時代から古代での「神」というものが現代人と全く異なるものだ、ということを理解していただく必要があります。



「太陽神」というのは日本に限らず世界中の古代神話に見れるもので、これは古代人が自然環境を理解するために作り出したもので古代人における「神」とは現代人における科学と同じ役割を担っていた部分があります。
(部分ですよ。神=科学ではないです)

そして記録媒体を持たない古代人でも《私たちの祖先が居て、ずっと前から続いている》ということは理解していました。
しかし記録がないので「いつからどういう風にこの場所に私たちの祖先が住みつき暮らしていたのか?」ということもわからず、しかし他の民族と争いになるときに「私たちがここに住む理由、この土地の所有者が私たちである理由」が必要になったのです。

なので、豪族時代は各豪族に「自分の先祖になる神」が居たはずで、日本に限らずヨーロッパの古代史にもケルト族の各部族の神々という記録が残っています。
 また彼らを征服し同時に同化した古代ローマは、各部族を受け入れる際に《各部族の神々》も受け入れ、首都ローマの神殿の丘にその神の神殿を作ることを許可しています。

このように古代人にとって「神」というのは、現代人とは全く異なる性質のものだったのです。

上記を踏まえて個別に回答します。
>天照大神は実在したのでしょうか?
「神」としての観念的な存在、つまり《太陽神としてのアマテラス》は当然ながら自然環境を説明するための擬人化なので実在はしていません。

ただし「私こそがアマテラスの生まれ変わりである」というように、自分の権威付け、または豪族の優位性を主張するために「実在の人物=現人神」とするやり方は存在していましたし、現代に至っても依代という形で「個人に神が降りて同化する」という考え方が存在します。

>仮に実在したのならばいつ頃の人物ですか?
卑弥呼が天照と同一だとされるのは、卑弥呼がそのように言ったということではないはずです。卑弥呼自身は行ったとしても「私は天照の化身である」という程度でしょう。日本の神道哲学はあまり変化しておらず、昭和天皇でさえ「現人神」だったわけですから、一族の長をそのまま「神」としていたわけではないといえます。

ちなみに「現人神」という言葉は誤解があり、これはキリスト教などでいう「神」とは全く違い、あくまでも「人間」です。GHQはliving godと聞いて「日本では天皇をGodと思っているのか」と勘違いし人間宣言をさせたのですが、当時の日本人で天皇を「人間じゃない」と思っている人はいなかったのです。

日本人の神はいまで出現します。ネットで「ネ申」と称賛される人たち、つまり《何かに優れ、人間離れした人たち》が「ネ申」で、天皇も「日本国を統治できるぐらい秀でた人間」という意味で現人神だったのです。

卑弥呼がのちの時代の人たちに天照と混同して覚えられていたとすると、メカニズムは全く同じ「卑弥呼は天照といえるほど優れた人間だった」ということなのです。

古代ではこれが「私たちの祖先を敬う」ということと同じだったのです。

>架空の人物ならば誰が創ったのでしょうか?

天照やイザナミ・イザナギを含む天孫神話は古事記と日本書紀編纂時にまとめられたことは間違いないのですが、文字の記録の前に口伝で伝えられていた内容がたくさんあり、それを整理したのが古事記・日本書紀だとされています。

したがって、ヤマト王権から大和朝廷になる過程において天照などの神話が整理されたといえるでしょう。
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この回答へのお礼

すばらしい回答です
理解できました

お礼日時:2024/05/24 11:49

あなたの質問に良い本があるので紹介しておきます。



溝口睦子「アマテラスの誕生ーー古代王権の源流をさぐる」(岩波新書、2009年)。
本の構成は
第1章 天孫降臨神話はいつ、どこから来たか
第2章 タカムスヒの登場
第3章 アマテラスの生まれた世界ーー弥生に遡る土着の文化
第4章 ヤマト王権時代のアマテラス
第5章 国家神アマテラスの誕生ーー一元化される神話
終章
となっています。
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>ヤマト王権の権威を示すためにつくられたのでしょうか?



はい、そうです。
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天照大神または天照大御神は、古事記や日本書紀の日本神話に主神として登場する「神様」であって、実在した人物ではありません。

 古事記をまとめたのは、「稗田阿礼」と「太安万侶」で、日本書紀の撰者(編者)は天武天皇の皇子の「舎人親王」ですが、ほかに「紀清人」や「三宅藤麻呂」が編纂の実務を担当しました。 天照大神は彼らが共同で創り上げた、架空の「神様」と言えるでしょう。 

上述の通り、天照大神は神であって、実在した人物ではありませんが、天照大神のモデルと考えられる人物については何人かの候補がいて、すべて歴史上に実在しています。
たとえば聖徳太子を摂政とした「推古天皇」や、天武天皇のあとを継いで日本の律令を整えた「持統天皇」など、女性の天皇が候補としてあげられています。
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架空の人物です、万葉の時代の御先祖様が考えました。


倭国の各地に口述や伝承されていた話を、天武天皇の命令で、
太安万侶と稗田阿礼の二人で編纂して残した、日本最古の書物「古事記」
に記載されてます。

四国、九州には伝承で伝わっている話が数多あります、
何れも、大和民族に於ける、八百万の神々ロマンですね。
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## 天照大神の実在性と起源について



天照大神が実在した人物かどうかは、歴史学や考古学などの学問的な分野においても議論が続いており、現時点では明確な答えが出ていません。

**神話・文献における天照大神**

天照大神は、日本書紀や古事記などの神話に登場する最高神です。これらの文献では、天照大神は神産み神話の中でイザナギとイザナミの間に生まれたとされ、太陽を司る女神として描かれています。また、天孫降臨神話では、邇邇芸命(ニニギノミコト)を地上に派遣し、皇室の祖となったとされています。

**実在の可能性**

天照大神が実在した可能性を支持する説としては、以下のものがあります。

* **考古学的根拠:** 伊勢神宮をはじめとする天照大神を祀る神社は古くから存在しており、これらは天照大神信仰が古代から存在していたことを示唆しています。
* **神話の内容:** 天照大神に関する神話には、当時の社会や文化を反映したと考えられる内容が含まれています。

一方、天照大神が実在しなかった可能性を支持する説としては、以下のものがあります。

* **神話的な存在:** 天照大神に関する神話には、神々による奇想天外な行為などが描写されており、史実を基にした物語とは考えにくいという意見があります。
* **天皇家の権威づけ:** 天照大神を皇室の祖神とする神話 is considered to have been created to legitimize the power of the Imperial Family.

**結論**

現時点では、天照大神が実在したかどうかを断定することはできません。今後、更なる研究や発見によって、その実像が明らかになることを期待されます。


**架空の人物としての可能性**

もし天照大神が架空の人物であるならば、誰がいつ頃その存在を創造したのかという疑問も生じます。

この点については、様々な説がありますが、有力な説としては、以下のようなものがあります。

* **古代祭祀者による創造:** 天照大神信仰は、古代の祭祀者によって体系化されたという説です。祭祀者たちは、太陽信仰や自然崇拝などの要素を組み合わせて、天照大神という神格を創造したと考えられます。
* **政治的目的による創造:** 天皇家の権威を強化するために、天照大神を皇室の祖神とする神話が創造されたという説です。これは、中央集権国家の形成を目指す政治的目的があったと考えられます。

**結論**

天照大神が架空の人物である場合、その創造時期や目的については様々な説があります。しかし、現時点では確実なことは分かっていません。


天照大神は、日本の神話や文化において非常に重要な存在であり、今後もその謎解明に向けて様々な研究が進められていくでしょう。
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どの時代にも講釈師のような「見ていた話」をする人がいるんです。


それが最初は一人でも他人が聞いて二人になり
それが徐々に増えていって、
まとまりがないので「神話」として作り上げたんです。
宗教なんてみんなそうです。
話の基になるそれらしい人はいたのかもしれませんが
それを「実在」とするには無理があります。
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架空の人物です。


人物ではなく、日本の神話上の神です。

ユダヤ教やキリスト教、イスラム教のエホバ(ヤファエ)神と同じです。
作ったのは古代の日本に住んでいた人達です。

日本神話が体系づけられたのは8世紀ですが、「お話」はそれ以前から伝わってきていたでしょう。
そうした「お話」を集めて古事記や日本書紀にまとめたのが奈良時代です。
日本を支配する正当性を主張するために各地の「お話」をまとめて、系統だてた神話を作ったのです。
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アマテラスのひ孫にあたる神武天皇ですら、実在していなかったという学説が有力です。


日本神話ですから誰が作ったかというのは難しい問題ですが、それを纏めたのは和銅5年(712年)に太安万侶が編纂した古事記ですから、その辺だと思ってください。
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徳島市に天石門別八倉比売神社(あめのいわとわけやくらひめじんじゃ)というのがあり、ご祭神は大日靈女命(おおひるめのみこと)とされ、大日靈女命とは天照大神のことであるとされます。

この神社の記録で見ると、随分古いことになりますが、うんと端折ると3世紀半ばの人ではないかと言われます。
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この回答へのお礼

大日霊女命=天照大神=卑弥呼
という説もありますよね
邪馬台国 阿波説もありますし
魏志倭人伝に卑弥呼の名前があるということは
卑弥呼は実在したということもありえますよね
ならば天照大神も実在したということもありえますよね

お礼日時:2024/05/22 15:52

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