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民間企業の研究職として働いている30代前半の女性です。最近、某旧帝大で博士(工学)の学位を取得したのですが、大学等のアカポスへの転職を検討しています。
(今の職場では人事制度上40代そこそこで事務職に異動となってしまうため、長く研究が続けられるアカポスに魅力を感じています。)

転職について母校の指導教員に相談したところ、向こう2~3年で母校を始め旧帝大数校で公募が出る可能性が高いこと、旧帝大の方が地方大よりも研究環境が整っていることなどから、それまで待っていた方が良いとアドバイスされました。また、公募がありそうな大学に、私がアカポスを目指していると声掛けしておくからとも仰ってくれました。

しかしながら、公募に確実に受かる保証がない(企業所属ということもあって、修士課程から博士課程までストレートできた人と比べると業績が少ないです)こと、今の職場では業績を出しづらい(秘密保持等々あって研究成果を中々オープンにできない状況です)ことから、ただ待っているだけの状況に不安を感じています。

そんな中、ある地方国立大学で助教(任期無し)の公募が出され、受けようかどうか迷っています。その公募は、女性限定でかつ分野を問わないという怪しいものではあるのですが、これを逃したら次はないんじゃないかと思ってしまいます。一方で、地方国立大学における財政上の苦境もよく耳にするので心配に感じる面があります。

それで、今後の方針を下記の4案に分けてみたのですが、皆さんならどうしますか?ご助言頂けましたら幸いです。
①現職場に在籍したまま、2~3年後にあるであろう旧帝大の助教公募を待つ。※
②地方国立大助教に転職し、そのまま定年まで勤める。※
③地方国立大助教に転職し、次のポスト(准教授・講師)で旧帝大の公募にトライする。
④現職場で可能な限り業績を積んで、准教授や講師での採用を目指す。※
※公募に落ちたor公募がなかった場合は、40代で研究から引退するつもりで、そのまま現職場で働く

質問者からの補足コメント

  • ご回答いただきありがとうございます。下記補足させていただきます。

    業績について:これまでに(入社後5~6年の間に)、査読付英文ジャーナル数報、国際会議1件、口頭発表十数件、雑誌等数件(いずれも筆頭著者)という感じです。今の職場だと、どんなに頑張っても、ジャーナル年1報、口頭発表年1~2件がやっとという感じです。おまけにメンバーが少ないので、連名の本数もあまり稼げない状況です。

    申請書について:あいにく自分で全部書いた経験はありません。職場のシステム上、主任研究員(30代後半~40代前半くらいで就く職位)にならないと自分で申請書を書くという経験が得られないのが実情です。

    雑用について:大学には研究以外の活動があることも承知しております。現職場では一定の年齢になったら総務課や経理課などに行くことになるので、それを思えば気になりません。むしろ貴重な経験だと思っております。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/06/17 21:08

A 回答 (2件)

研究型国立大学の元教員です。

ご質問者の実力を知りませんので,ある程度はそれを持っているという前提で,コメントだけします。研究が好きで,しかも大学ですから学生の指導もいとわないなら,大学のポジションを目指すことは一つの選択肢です。昨今の大学の研究は,結局は自分で外部資金を獲得しないと研究なんかできませんから,科研費をちゃんと申請して自分の研究費を獲得すべきことであって,その転職先の施設や予算がどうであるかより重要なことです。質問文を読む限り現職のまま業績をあげることは不可能なんでしょうから①④はあり得ないです。そしてわざわざ②を選ぶ必要も全く感じません。
 その公募があったとして,応募したときの面接では,任期はついていないけど准教授の公募が他大学からあったら応募することは明言しておくべきです。それで不採用になったら現職にとどまればいいこと。もし採用されたら,そこで業績をあげながら学生を指導して,他大学からの公募を待って応募すればいいだけのことです。
 業務では研究計画や資金獲得の申請書は書いた経験がありますか。科研費は,素人の申請書ではなかなか当たりませんよ。また,生意気な学生と一緒に卒論・修論をすることが,自分の業績になりますから,学生を指導することが嫌いなら無理です。指導しながら,卒論や修論が学会論文集に毎年1編以上は掲載されるシステムを自分で構築しないとだめです。また工学系で特に旧帝大などの研究型大学なら,業績には英文論文が必須です。卒論・修論を基本にして,いくつかは国際誌に自分を第一著者にして投稿して受理されないと,他の応募者には勝てませんよ。教授公募に勝ち残るには,年齢数くらいの論文数は必要ですし,最近は定量的に,投稿先論文集のインパクト・ファクターや,個々の論文のサイテーション・インデックスまで比較する人事委員会があります。
 さらに大学教員には雑用があることは御存じでしょうか。助教だと本務としての実験や実習の指導以外に,学科内の教務関係や入試などの雑用があります。准教授以上になると,学科運営の会議もあり,学部運営もやらされたりします。教授だと全学的な委員会活動もあります。耐えられますか。だめもとでとりあえずその助教公募に応募してみるというのは一つの選択だと思いますが。
この回答への補足あり
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私でしたら③寄りの②を選択しますね。


助教で成果を挙げられれば、同じ大学での准教授も夢ではありませんが、旧帝大は無理だと思います。
今のご時世、地方大学の准教授になれたら十分でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ダメもとで応募する方向で再検討できればと思います。

お礼日時:2024/06/17 20:41

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