電子書籍の厳選無料作品が豊富!

標準偏差の平均と分散の計算式とそれについての解説を教えてください。

  • 画像を添付する (ファイルサイズ:10MB以内、ファイル形式:JPG/GIF/PNG)
  • 今の自分の気分スタンプを選ぼう!
あと4000文字

A 回答 (3件)

No.2です。



ちなみに、n個の観測されたデータが標準正規分布に従うと仮定した場合、

このときの偏差平方和はカイ2乗分布に従いますので、偏差平方和の平均はn、分散は2nとなります。
分散は偏差平方和をnで割ったものですから、期待値は1、分散は2/nとなります。これはF分布の性質です。

F分布から、分散の信頼区間が出ますので、「分散の違いの検定」ができます。

ところが、分散の平方根から求めた標準偏差は、偏りがありますので、正しく平均と分散を計算することはできません。

偏差平方和を(nー1)で割ったものを不偏分散と言いますが、その平方根を不偏標準偏差と言っている人は、統計学を学んでいない人です。
分散や不偏分散の平方根から求めた標準偏差には偏りがあります。

(そのため、品質管理の分野では「不偏化補正係数」なるものが存在します)

分散の平方根から求めない「偏りのない標準偏差」の算出法もありますが、非常に高度です。ただし、これであれば、標準偏差の平均と分散を求めることが可能です。

下記サイトを参照して下さい。

https://qiita.com/tabintone/items/be96333166dd6d …

ここにあるように、偏りのない標準偏差の式は、ガンマ関数を用いた複雑な式になります。このサイトには標準偏差の偏りの無い期待値(平均)の導出しか書いてありませんが、専門書によれば標準偏差の分散の導出も書いてあります。
    • good
    • 0

得られた観測事実z から、最尤推定ではなく、ベイズ逆推定を行うと、分布の各パラメータ(μとかσとか)が分布を持つような形で推定されます。



つまり、
・平均値の平均と分散
・標準偏差の平均と分散
が算出されます。

推定後のパラメータθの分布関数をω’(θ|z)とし、自然共役事前分布の関数をω(θ)、尤度関数をp(z|θ)とすると、パラメータの計算式は、ベイズの定理から次のように表されます。

ω’(θ|z)=ω(θ)・p(z|θ)/∫ω(θ)・p(z|θ)dθ・・・・(1)

この事後分布ω’(θ|z)から、パラメータθの平均や分散が求まります。
平均は、1次の積率から求まります。
よって、

E(θ)=∫θ・ω’(θ|z)dθ・・・・(2)

分散は、2次の中心積率から求まります。
よって、

V(θ)=∫(θーE(θ))^2・ω’(θ|z)dθ・・・・(3)

式(2)(3)が回答になりますが、式(1)の分母の積分については非常に高度であるため、一般にはMCMC(マルコフチェーンモンテカルロ)を使って単なる積算で行うのが一般的です。

もちろん、OpenBUGSのような専用ソフトが必要です。
    • good
    • 1

「標準偏差の平均と分散」って何ですか?

    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A