【旧ビッグモーター社は民事再生法適用で破産したのに、今後の債務者への支払いは協議しなが

【旧ビッグモーター社は民事再生法適用で破産したのに、今後の債務者への支払いは協議しながら支払っていくってどういう意味ですか？】伊藤忠商事は債務なしで買収して、負債分は全て旧ビッグモーターに残して、旧ビッグモーターを計画倒産させて、債権者２０万件の不正車検、不正修理、不正買取りの不払いで乗り切ろうという魂胆かと思ったのですが、倒産届けを出したのに今後の支払いは話し合って決めるってどういうことでしょうか？伊藤忠商事が返金してくれるのですか？

No.1 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2024/12/04 11:17

全然認識が間違っていますよ。

　旧ビッグモーターは民事再生法適用を申請しましたが、申請が認められるまえに、旧ビッグモーターの債務返済などを引き継ぐ会社「BALM（バーム）社」が分離され、そのBALM社が民事再生手続き開始を東京地裁に申し立て、受理されたと一昨日の12月2日発表されただけです。　

旧ビッグモーターの事業部門は大手総合商社の「伊藤忠商事」、子会社で燃料商社の「伊藤忠エネクス」、企業再生ファンドの「ジェイ・ウィル・パートナーズ」の3社連合が、借り入れ金などを含め総額約600億円で買収し、社名を「WECARS」に変えて、事業を継続しています。　

上述の通り、旧ビッグモーターの債務は全て「BALM」社が引き継いだわけゆえ、伊藤忠などは一切関係ありません。　民事再生が認められれば、債務が削減されて、会社の再建が認められたということゆえ、倒産も破産もしません。　　民事再生法によって、担保権のない債権の支払い義務がなくなるので、債務を大幅に減額 できます。　また、その申立の通知後に 口座に入金された債務者の預金については金融機関による債務との相殺が禁止されるので、 債務者の資金繰りに利用 ができます。 このようなことから 必要な資金を手元に残せるように なります。 民事再生法申請と言うのは、倒産届けでもないし、事業を継続したまま債務を減らしていくことを、法律で認めてもらう申請をするということです。

この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時：2024/12/04 21:45