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中世から近世ヨーロッパの戦争について

なぜ16世紀頃から西洋の軍隊は、鎧や兜や盾やプレートアーマーや鎖帷子や甲冑を着用しなくなったんですか?兵器が銃器に置き換わったんで有れば尚更防具を着用すべきでは?と思いますが?

又、防具は銃弾を防げず着る意味が無くなったと言う意見もありますが、銃弾が貫通しなくても着てないよりかはマシですよね?転んだり、大砲の破片が飛んできたり、銃が普及した後も剣や槍や銃剣等が使われた場合があったりするので?

A 回答 (3件)

銃弾を防護できるような甲冑は大きく重くなりすぎて身動きが取れなくなってしまからです。



銃の威力ってのは種類によって異なりますし時代によっても変化がありますが、だいたい戦争で使われるようなものだったらそれを防ぐためには最低でも厚さ10mm、余裕を見れば厚さ30mmくらいの鉄板が必要になります。厚さ10mmだとしてもそれで身体を隠せるくらいの盾を作るだけで重さは100kg近くになります。全身を覆う甲冑となればさらに重量は増えます。兵士が持ち歩かなきゃならないものは盾だけじゃないですから、とてもじゃないけれどそんなクソ重いものを持って戦場を駆け回るとか無理な話です。

どうせ着用してても無駄なら、身軽になって楽に早く移動できるようにするほうがずっとマシだって考え方に至ったんですね

盾が重くなりすぎて持ち歩くのが無理なら車輪をつけて楽に移動できるようにする、不整地だと動きづらいのでキャタピラにしてエンジンを搭載して自力で動けるようにする、盾に隠れたまま攻撃できるように機関砲を取り付ける、相手が同じものを作って持ち出してきたのでそれに対抗できるようにもっと威力の強い大砲を取り付ける……という具合に進化していってできあがったのが、現在使われている戦車という兵器です。

なので質問に対する回答としては、「鎧や兜や盾やプレートアーマーや鎖帷子や甲冑が役立たずとなり、それを代替するものとして登場し発展してきたのが戦車です」というのが一番適切なものになるんじゃないかと思います
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ご質問の16世紀頃の一昔前の15世紀、長く続いた百年戦争の中のアジャンクールの戦いや、両軍が平地で戦うだけじゃなくて一方が立てこもる砦に攻撃をかける戦いなどの中で、従来の弓の威力を増した長弓や大砲が威力を発揮するようになった一方、それらの武器を備えた兵士より従来のプレートアーマーを装備した重装騎兵の維持コストが高くつくようになったと言うことだそうですよ


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%B9%B4 …
 そんな戦術の変化に影響をもたらした戦いの一つのアジャンクールの戦いを動画でご覧になってみてください。
 フランス軍は、プレートアーマー装備の重装騎兵や重装歩兵主力の大軍。もう一方のイギリス軍は正面に布陣する歩兵部隊の後方や側面に長弓隊を主力にして配置しています。
 フランス軍は重装騎兵を突撃させますが、泥でぬかるんだ地面に馬が足を取られ、弓の一斉射撃を受けていきます。
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防具は着用しますよ。

ただしその中身が変わりました。

鎧や甲冑は、確かに人間の打撃や刺突にはめちゃめちゃ強いのですが、その代わりとてつもなく重いというデメリットもあります。

それに、銃は想像するような甲冑は容易に貫通しますし、大砲も同様です。
防具の目的は貫通させないことが大きいですからね。
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