
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
某メーカーで技術職をやっている者ですが、入社以来数十件の特許を出した経験から書きます。
> さらに、図面などを書くのにどうゆうふうに描けばいいのでしょう?
フルカラーや微妙なグラデーションで書かないと意図が伝わらないような特別な図・画像は別にして、特許に載せる普通の図は、Wordの「図形描画」ツールの範囲でほとんど間に合うと思います(少なくとも私の場合は)。
> 専門的な、作図の知識がいるのでしょうか?
工場で部品を製作するときの製作図のような厳密で難しい書き方(投影図法、寸法線の入れ方、記号の振り方etc)のルールはないと思います。また、特許用に専用の特殊な作図ソフトやツールなど、少なくとも私は使ったことがありません。最終的に特許庁へ出願する際に何らかのフォーマット変換をするのかどうかについては知りませんが、少なくとも、その図を作図する際には普通にWordかPowerPointの「図形描画」でやっています。
No.6
- 回答日時:
厳しい事を言いますが、nop007さんは、特許について初めてづくしのようですので、個人での出願は無理です。
・・・仮に出願できたとしても、権利化は100%無理です。
出願するには、先行技術調査と、将来を見据えた書類の書き方(テクニック)があります。
図面も大事ですが、「明細書に比べれば」何てことない作業です。
とりあえずは、発明協会に行って、どうしたら良いかアドバイスをもらってください。
弁理士による無料相談もやってますので、ご利用なさるといいですよ。
気分を害されましたら、申し訳ありません。
この回答へのお礼
お礼日時:2005/06/12 07:36
ご回答ありがとうございます。
何をするにもリスクはあります。
今度は、私みたいな、個人でも権利化できるアドバイスをお願いします。
No.5
- 回答日時:
> 具体的に何からはじめていいのかわかりません
それ以前に、たとえ専門家(特許事務所・弁理士)に依頼せずに自力で出願したとしても、出願料が16000円かかります。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/hyou01.htm
また、出願しただけでは特許になりません。その発明が特許するだけの優れた技術であるのかどうかを特許庁審査官に審査してもらい、お墨付きをもらわなければなりません。その審査請求費用が、最低でも172600円かかります。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/hyou02.htm
さらに、登録されたら、登録料を支払わなければなりませんし、長年特許を維持するためにはさらに登録料を支払い続けなければなりません。例えば、10年間特許を維持するためには、最低でも200700円かかります。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/hyou05.htm
これらはすべて特許庁に支払うお金です。経済的に豊かでない人や企業のための減免措置もありますが、その基準は極めて厳しいです。個人の場合、生活保護を受けている者、市町村民税非課税者、所得税非課税者となっています。普通に生活している人に減免措置はないと考えた方がいいでしょう。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/3_kojin.htm
これらのお金を支払うことを躊躇してしまう人は、特許を取ってお金を儲けようなどという夢を見ない方が無難です。世界中の大企業の博士号や修士号を持っている研究者が日夜特許を取るべく研究を積み重ねているのですから、素人の方が容易に取れるものではありません。
ちなみに、2001年についてのデータですが、審査請求件数が253826件、特許査定件数が107581件でした。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/nenji/nenpo …
単純計算はできないのですが、特許査定率は約42%。低いですね。それでも、大手企業では登録率が70%を越えてるところがたくさんあります。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/nenji/nenpo …
大手企業がこれだけ高い登録率を稼いでいるのに全体では低くなっているということは、中小企業や個人の出願がいかに特許になりにくいかということを表わしていると考えることもできるかも知れません。
これらのことを踏まえた上でまだ特許出願をしてみたいという意欲をお持ちでしたら、以下をさらに読み進めてください。
まず最初に、nop007さんの場合ですが、一番無駄なく事を進めるには、特許事務所や発明協会に行き、お持ちのアイデアが特許の基本要件を満たすものであるのかどうかを判断してもらうことでしょう。この程度の判断だけでしたら、無料でやってもらえるところも多いと思いますので、電話でアポを取る際にその旨を告げて費用の確認をしてください。
特許の基本要件とは、お持ちのアイデアが特許法で言う「発明」に該当するのかどうかということです。
「特許法 第2条(定義)
1 この法律で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。」
そもそも発明に該当しないものなのに特許出願するのはお金の無駄ですし、出願するためにいろいろ調べること自体も時間の無駄です。
まずは、そのアイデアが「自然法則を利用した技術的思想の創作」に該当する物であるのかどうかを、専門家に判断してもらってください。
晴れて「発明」に該当するという判断をもらうことができたら、次は先行技術の調査です。つまり、すでに他人が同じ発明を出願していないかどうかを調査します。この調査は特許庁電子図書館で行うことができます。
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl
調査の仕方がわからないようでしたら、専門家に相談してください。
しかし、この調査を完璧に行うことは、たとえ専門家でもできません。特許出願は、出願から1年半経過しないと公開されません。すでに同じアイデアが出願済だけどまだ公開されていないというケースもあるんです。また、特許出願はされていないものの、すでに日本又は外国で学会や文献・ネットで発表されていたり、商品としてすでに販売されていたりすれば、特許になりません。世界中の文献や商品を調査することなんて誰にもできません。従って、先行技術調査を完璧に行うことは、誰にもできないんです。ある段階で見切り発車するしかありません。その意味では、個人で出願するのは極めて難しいと言わざるを得ません。
大金を無駄に失うことも覚悟の上でそれでも特許出願したいということでしたら、あとは特許事務所に出願依頼をしてください。特許は法律的な権利を主張するものです。権利書に該当する特許明細書を効果的なものに仕上げるのは、素人の方には極めて難しいです。また、特許出願の審査においては、ほとんどの場合審査官から拒絶理由通知がされます。これに対して応答するには、法律的な知識及び豊富な経験が必要です。素人の方にはまず無理と言っても過言ではありません。
大金を払って出願(勝負)する覚悟ができたら、後は特許事務所に依頼した方が格段に成功率が高まります。ちなみに、数年前に特許事務所別の成功率(登録率)も発表されましたが、70%前後の事務所がかなりありました。上記の全体での成功率から見たら、特許事務所に依頼した方が成功する確率が高いことがおわかりになるかと思います。
ちなみに、特許事務所に依頼した場合の出願及び審査請求までの費用は、50万円ぐらいでしょう。その後、上手くいけばそのまま登録されて登録料の支払になります。その段階で成功報酬(5~10万円ぐらい?)を請求されることも多いと思いますが、登録されてお金儲けをできるのであれば、それは覚悟してください。
しかし、拒絶理由通知が来ればそれに対する意見書作成・補正書作成等々でまた1回当たり5~10万円ぐらいのお金がかかります。それでも、この部分は自力でやるのは極めて困難ですから、諦めてください。
意見書・補正書で審査官を納得させることができて特許になれば、上記の登録料の支払になります。しかし、納得させることができなければ、拒絶査定になります。その場合には、拒絶査定不服審判請求をすることができますが、これには20万円ぐらいのお金がかかるでしょう。そこまで行ってしまったのは大抵の場合先行技術調査が甘かったということになりますので、これもまた諦めてください。
審判請求して補正をすれば特許になる可能性があるのかどうかの判断も、経験豊富じゃなければ難しいです。さらに、この段階では自由に補正することもできません。不適法な補正をすれば補正が却下され、拒絶査定が確定してしまうということもあります。例えば次の質問をご覧ください。不適法な補正をしてしまった失敗例であると認められます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1424572
法律的な知識がなければ、取り返しのつかない失敗をしてしまう恐れも極めて高いです。素人の方が簡単にはできないことをやっているから、専門家が商売として成り立っているということを、ご理解いただければ幸いです。
拒絶理由通知が来た時にどのように応答すれば審査官を納得させることができるか、拒絶査定になった時にどのような補正をすれば特許査定を勝ち取ることができるのか、それらの見極めができないと、泥沼状態になってますますお金がかかります。しかし、専門家であれば、拒絶理由通知が来た段階で、これはやり方次第で特許になる、これはどうあがいても無理だという判断がつくことが多いです。どうにもならないと思ったら、余分なお金をかけずに諦めることをお薦めします。専門家に任せた方が無駄な費用の節約になることもあるんです。
ぶっちゃけて言えば、特許事務所の人間は、個人の発明家の出願依頼を受けることを望んではいません。大企業の出願に比べれば技術レベルが低いことが多いですし、その後も継続して出願依頼をもらえるという可能性も低いからです。それでも、特許を取りたいと考えている方には、特許事務所に依頼することを私はお薦めします。その方が少しでも失敗する確率が低くなるからです。
最後に、ANo.4の補足欄を見ると誤解があるようですが、現在ではまだADSL回線では特許出願することはできません。しかし、本年10月頃から、インターネット出願も可能になります。誤解及び誤情報を訂正させていただきたいと思います。
参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1439190
No.4
- 回答日時:
1.特許出願の本を2~3冊読む。
2.電話回線をISDNにする。
3.コンピュータを使って自分で申請する
ための申し込みをする。
3.5 費用を特許証紙(郵便局にある)ではらう。
4.ワードで文と図を書く。
5.少し変換して送信する。
送信のためのソフトは、
特許庁から送られてきます。
自分でやると費用は20万円
くらいですが、
手続きの時間がかかります。
出してもなかなか審査結果の返事は来ません。
特許庁も商売ですから電話などでも
親切に教えてくれます。
No.3
- 回答日時:
会社で研修を受けていますが弁理士さんにお願いすると100万円ぐらい掛かります。
個人で発明を行うなら発明協会の中に無料発明相談会があるので相談をしてみてください。
参考URL:http://www.hirameki.jiii.or.jp/sibu/tokyo/tokyo. …
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