dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

「太郎」というのは、長男を表す言葉だといいますが、語源は何でしょう。だんだん「一郎」にとってかわられたようですが、どうしてはじめから「一郎」ではなかったのでしょうか。

A 回答 (1件)

まず「○郎」と言うのは、かつて中国で親しい若い男性への呼びかけに使った言葉です。


今で言うなら「○○くん」くらいのイメージです。

「太郎」の「太」ですが、平安時代の武士の「藤原秀郷」と言う人物は、田原郷と言う土地に住み、藤原家の長男であったため、
「田原藤太秀郷(たわらのとうだひでさと)」と言う呼ばれ方をされていました。
また、「源義平」(源頼朝や源義経のお兄さん)は、「悪源太義平(あくげんたよしひら)」と呼ばれていました(「悪=強い」と言う意味です)。
この場合の「太」は、ただ一番最初に生まれたと言うだけでなく、その一族の大本であると言う意味合いが強く込められています。

「太郎」という言葉は、一族を率いる時期当主への愛称がスタートなのではないでしょうか?

ちなみに「一」を意味する言葉には「太」「哉」「元」「啓」「基」などがあり、これらが付く名前の人は長男であることが多いですよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

詳細な回答、ありがとうございました。
お礼が遅くなってすみません。

お礼日時:2006/01/09 23:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!