
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
よく気づかれましたね(笑)私の実家では、牛肉をずっと牛肉と呼んでいて、学校でからかわれた覚えがあります。
さて、ご質問についてですが、それを解くには、熟語の原則を知らねばなりません。すなわち、熟語、とくに2字の熟語の場合には、その読みは、基本的には音読み+音読みないし訓読み+訓読みとなるということです。
そして、「にく」は「音読み」ですので、そうすると、牛肉はこの原則にうまく乗っかっているということとなりますね。反対に、豚肉や鶏肉(もっとも、けいにくとも読みますが)が原則に沿っていないこととなるのです。
さて、ここで新たな問題が生じてしまいました。「なぜ、豚肉はぶたにくと呼ぶのか?」です。
さきほど、音読み+音読みないし訓読み+訓読みが基本であると申し上げました。基本があるからには例外もあるものです。熟語を前半分は訓読みで、後半分は音読みで読む読み方もあれば、前半分を音読み、後半分を訓読みで読む読み方もあるのです。一般に、前者を「湯桶読み」、後者を「重箱読み」と言っています。どちらも、漢字熟語の読み方としては変則的な読み方とされているようです。
じゃあ、こういう例外的な読み方をする理由は何か?
解答のヒントは、例外的な読み方をする熟語の共通点にありました。その共通点とは、その熟語がどれも漢語と和語との混種語であったということです。
つまり「湯桶読み」は、「和語+漢語」という組み合わせでできた混種語のごくごく自然な読み方であり、このような混種語という語の特性を考えれば,自然な結果ということができるのです。
ここで、「豚」という字が和語なら、湯桶読みに従って、その読み方も許容されることになるわけです。
しかし!「豚」は漢語なのです。そうすると、豚肉は漢語+漢語ということとなり、湯桶読みが適用される場合ではなくなるわけです。ぶたにくという読み方は、文法上問題のある読み方なわけです。
そこで、以下のような説明がなされています。すなわち、肉については、昔からすでに「和語扱い」されているので、ぶたにくという湯桶読みでもかまわないとする説明です。
恐らく、多くの人はこの考え方によって豚肉をぶたにくと発音しているのではないかと考えられます。
結論として、ぎゅうにくという読み方は原則的な読み方で、何の問題もなく、ぶたにくという読み方がちょっとおかしいんだと言うことです。
これで解答になっているでしょうか? 以上です。
No.4
- 回答日時:
豚や鳥は、明治以前も食べられていたが、牛が一般的に食べられるようになったのは明治以降。
明治以前は訓読みばかりだったが、明治以降は音読みばかりになった。
よって、「うしにく」ではなく「ぎゅうにく」になった。
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なんちゃって。です。うそです。がせです。信用しないでね。
No.3
- 回答日時:
ああ、私と同じ疑問を持たれた同志です(笑)
食肉取引では、「ケイニク」「トンニク」(そして勿論「ギュウニク」)と音読すると聞いたことがあります。
私としては、“正式な”読み方がこちらで、通常の読み方は“俗な”読み方だと思おうとしていますが(^^;、ひょっとしたらガセかもしれません。いろいろ追ってますが、未確認です。
いったん気になると、自分で表記するときはそろえたくなるもので、「鶏の肉/豚の肉/牛の肉」とやったり、「トリ/ブタ/ウシ」とやったりしてます。そんなに表記する機会はありませんが……(笑)
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