先日飛行機に乗ったら、ラピュタを思わせるような濃ゆそうな(笑)大きな雲が目の下にたくさんあったのですが、ふと、この中に突っ込んだらどんな感じなのかな? と思いました。
スカイダイビングや航空機の操縦をする人で経験のある方、そんな話を聞いた事のある方はいらっしゃいませんか。
雲を避けて降りる(飛ぶ)ようになっているんでしょうか?
突っ込んでもべつに(霧の中みたいな感じで)変わりはないのでしょうか。一見して濃ゆい雲と薄い雲とでは違いはあるのかな。なんて考えています。
飛行機だったら、視界が悪くなる、計器に影響がある、機体が揺れる、といったところでしょうか。
よかったら、私の好奇心におつきあい下さい。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
#2です。
お礼をありがとう御座います。今は山から遠ざかっていますが、若い時は八ヶ岳や北アルプスによく登山に行きました。
夏の山歩きは午後2時までに目的地に着かないと雷に遭遇する事が多々あります。
私も何回か行動予定がオーバーし雷雲に遭遇した事があります。
落雷の兆候として地面が帯電してくると、ジーと音がし始めます。ちょうど雨の日に高圧線の鉄塔から聞こえる音の様にジーと音がします。
そのうち腕の毛が逆立ってきます。こうなると落雷が近いです。
雷は高い所に落ちます。金属等は関係ありません。
稜線にいたら一段低い場所に移動し、身を屈めて足首を持ち落雷に備えます。両手を地面に付けると落雷時の迷走電流にやられます。
このままの状態で雷雲が移動するまで動きません。
雷雲の中ではゴロゴロという音はしません。小さい放電ではパシ、パシとショートするような音がします。
そんな時辺りがパッパッと光り、眼球に赤い残光が残ります。
一度山小屋が見えていたのでそのまま歩いていたら、50m程先に落雷しました。稜線を右から左に稲妻が走りその接点の地面に落ちました。落ちた瞬間は物凄い音で暫く耳が聞こえませんでした。それに落雷地点から赤い光りが地面を伝わり自分の方へきた時は本当に死ぬかと思いました。
私の好奇心におつきあいいただいて、どうもありがとうございます。(私以外の人の好奇心も満足させたと思います)
図々しくお願いしてよかったです、なんだか映画の一シーンを見ているようで、実に興味深く拝見しました。すごい体験をされたんですね、無事でよかったですね、ほんと。山歩きという気軽な語感のせいか、装備もろくにないまま登山して、携帯で助けを呼ぶ例が最近多いというのを以前このサイトで読みましたが、山は危険がいっぱいなんですね。雲の中を歩くような高い山じゃなければまだいいんでしょうが。
No.6
- 回答日時:
最近はあんまりやっていませんが、私はハンググライダーをするものです。
ハンググライダ-について少し説明すると、山の中腹から機体をもってテイクオフし、地表から発生する上昇気流をつかまえて、無動力で上昇、移動を繰り返すスポーツです。ですので、基本的には雲の下までしか上昇できない(雲は上昇気流の最後の姿だから、そこで機体の上昇は止まる)のですが、たまに、雲の力が強くて吸い込まれてしまうことがあります。そうなるとどうなるかというと、それまでも結構寒い感じですが、いっそう体感温度は下がります。音などを聞いたことはありませんが、とにかく平衡感覚が狂います。
それはハンググライダ-にとってとても危険なことで、濃い場合は視界はゼロです。万が一2機以上のグライダーが存在した場合衝突してしまいますので、すぐ離脱しなければなりません。そういったときは、むりやり機体を下ろすため、羽に角度をつけて回りながら降下する方法をとります(スパイラル飛行)。そうすることで一気に高度を下げ、雲からの脱出をはかるのです。でも雲の中の上昇気流の力が強い場合、沈下率より上昇率のほうが上回り、どんなにきりもみ状態で高度を落とそうとしても落ちません。そのときの恐怖は、相当なものです。
なんだか雲の中の様子そのものよりハンググライダ-の
特徴になってしまいましたが、参考になれば。
この回答への補足
みなさま面白いお話しをどうもありがとうございました。
ポイントは、命の危険を脱したお二方に差し上げたいと思います、どうぞご了承ください。
貴重な体験談をお聞かせいただき、どうもありがとうございます。
急降下する(あっという間に通過する)ダイビングや機体に覆われている航空機と違い、ハンググライダーは生身の人間むきだしですもんね、迫力が違うでしょうね。すごく怖そうです。
雲は氷の粒の集まりですから、中に入るとやっぱり冷たいのでしょうね~。こういう話を伺うと、雲も生きてる感じですね。
急降下して、身体はなんともないんですか? 失神したりしないのかなあと(初心者ではあるかも。笑)思ったりしました。
No.4
- 回答日時:
>私は経験がありませんが、物の本によりますと
*飛行機で雲の中に「宙帰りで突っ込んでしまう」と、
「空間失調」(自分が空間でどのような状態になっているのかが、判らない状態
:地上近くでこれになると地上に激突もあり得る)の状態になるので、(晴天だと地上を意識できる)
姿勢計を凝視するそうです。
お答えありがとうございます。
コクピットの中って計器だらけですが、あの中に「姿勢計」というのもあるわけですね。面白いですねえ、視認できなくても機械が位置(姿勢)を計測してくれるわけですね。周囲は真っ白な濃い霧、綿でふわっとくるまれたような感じ、なんでしょうか。
No.3
- 回答日時:
新婚旅行先のケアンズで、なぜかスカイダイビングを体験してしまった者です。
思わず、当日のビデオを確認してみました。(一緒にカメラマンが飛び降りてくれるんですよ~!おススメです!)当日薄い曇がかかっており、雲の上からのダイブでした。
あの雲の上に飛びおりるんだ・・・と思った途端真っ白な霧の中にいて、あっという間に視界がひらけ・・・その高さにショックを受けてクラクラでした。笑
耳がとても冷たかったのを覚えていますが、雲の中にいるかどうかで違いはありませんでした。
あと、飛行機で雷雲の中を通ったとき、視界の下に稲妻が見えて、まさに「ラピュタみたい!」と感動した覚えがあります。天候が悪く、機体が揺れていたので、降りたときには少し飛行機酔いしていました。
幼少の頃、雲の上を歩いて、雲を食べる夢を見たことも思い出しました★
素敵な質問に、和ませていただきました。
お答えありがとうございました。
ロマンチックなハネムーンでしたね、羨ましい(笑)。
雲の上からも飛び下りれるんですね! 上に乗っかれるような気がしませんでした? 雲の中ってやっぱり白い霧の中なんですね。
機体が揺れた時も、感動したとは、肝がすわっていらっしゃる(笑)。
No.2
- 回答日時:
スカイダイビングや航空機の操縦はしたことがありませんが、雲の中を歩いた事はあります。
2500m~3000mクラスの山に登ると時々雲の中を歩く場合があります。
視界10~20m程の霧という感じです。夏の濃い雲では身体にまとわりつく感じです。
風が吹くと自分の眼前で裂ける様な感じがします。
雷雲の中では周りの物がジーと音をたてます。そしてパシッと音がして身体の周りの霧が光ります。(死にそう)
雲と雲の間で放電するので稲妻が横に走ります。
あまり答えになってませんね。すいません。
とんでもない、とても面白いです。
よろしければ、
>雷雲の中では周りの物がジーと音をたてます。そしてパシッと音がして身体の周りの霧が光ります。(死にそう)
>雲と雲の間で放電するので稲妻が横に走ります。
ここの部分、もう少し詳しく(具体的に)お話しいただけないでしょうか。
本格的な登山をされているんなら、もちろんピッケルとか(?)装備の中には金属製のものも多いんじゃないかと思うんですが、感電しないんですか? 死にそうというのは、具体的にはどんな感じですか?
興味津々なので、お願いします~!
No.1
- 回答日時:
旅客機の場合は特に機体が揺れるのを嫌うので積乱雲などに突っ込んで行く事はまずないと思いますが、雲の中はどうなっているのか気になるところです。
特に着陸の10分前くらいが雲の高さの所を通過するので一番面白い所です。
夏の積乱雲はキノコのようにあちこちに雲が沸き立つので飛行機は避けて通過するのでその景観に圧倒されますが、冬の日本海側の雪雲による積乱雲は切れ目がなくて、どこか雲の薄いところから突っ込んで行くしかないようです。
ズンズンと揺れながら主翼が少し霞む様にも見えました。
雲のトンネルに入った感じですがパッと明るくなって抜けたかと思うと、そこは巨大なすり鉢の底に居る様な感じで、上を見ると真っ青な晴天で雲の渓谷の底を飛んでいるかのごとくに見えました。
飛行機の揺れもなくてずうっと旋回しながら降下していたのであの辺りを飛んで来たのだなというのが分かって幻想的に見えます。
暫らくしてまた雲に突っ込むと今度はドンドンと言う揺れに大きくなり雲を抜けるとそこは曇天の重苦しい天気の現実でさっきの光景は何だったんだと思ってしまいました。
CAの方は飛行機が揺れても飛行には差し支えありませんとアナウンスされましたが、ヒューンとおへそが抜けるような感触には身がすくみました。
文学的なお答え、どうもありがとうございます。
>雲の高さの所を通過するので一番面白い所です。
余裕ですね(笑)。でもやっぱり、揺れると気持ち悪いですよねえ。私も今回気流が乱れてひどく揺れ、「シートベルトをきつく締めて」とアナウンスが再三ありました。内心、酸素マスクが落ちて来るのを見てみたい、と密かに期待したりしてました。
雲の上と下は別世界ですよねえ、あれは面白いと私も思います。
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