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白鳥は悲しからずや空のあお、海の青にも染まず漂う。という句がありますよね。私の記憶では「染まず」は「しまず」と読むと習ったのですが「そまず」と書いてあると友人。どちらが正しいのですか?

A 回答 (4件)

私は染まずと読まないでしまずと読みましたが、そまずが正しいと思います。

ルビのふられた歌集をみてみました。(海の声)
わからない時下記のホ-ムで聞かれると館長さんがメ-ルで読まれた時期など歌集の何処に載った句か教えてくれます。

参考URL:http://www.zero-maker.co.jp/bokusui-top.htm
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この回答へのお礼

やっぱりそうですか。どこかで誰かが「しまず」と言ってくれないかと思ったのですが、事実は事実ですよね。この句に曲がついて歌になったのをおぼえています。ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/11 17:49

訂正です。


古語は「染める」でなく「染む」でした。他人の間違いを指摘して、自分が間違えていれば世話はない。すみません。
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わたしはこの歌があまり好きではありません。

ただ、好き嫌いは誰にでもあることだから、敢えて言う必要もないことなのですが。好む人が相当多いのも知っての発言です。
 あまり 高く評価しない原因の一つに、(他にも理由はあります)この「染まず」という表現の存在があります。この短歌は文語文で書かれています。「染める」という他動詞と、「染まる」という自動詞があります。「染まず」は「未然形」が「染ま」という活用をする動詞が存在することになります。他動詞なら「染め」になり、自動詞なら「染まら」になるところを、いくら語調の関係とは言え、こんな変則的な動詞を使っているのは感心しません。
 芭蕉の「荒海や佐渡に横たふ天の川」もたぶん語調の関係で、「橫たふ」という他動詞を使ったのですが、さすが芭蕉ともなると、古語辞典は「横たふ」という自動詞を収録し、
その用例にこの芭蕉の句を挙げています。牧水も今は有名な歌人の一人ですが、さすがに芭蕉と同じ扱いはしてもらえないでしょう。
それから老婆心的にいうなら、これは「句」と呼ばず、
「歌」(または短歌)と呼んでください。
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この回答へのお礼

うわーっ、詳しくありがとうございます。生徒に時々古文も聞かれるのですが活用はつらいものがあります(この日本語もおかしいですよね)
内容的には若いときにあんなに好きだったのですが、年をとるとま時々は雲のなかに入ってもいいのではないかな?なんて思うようになりました。お手数かけました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/12 08:46

牧水記念館で販売されている色紙(おそらく牧水直筆のものの複製ではないかと思われます)には



「しら鳥はかなしからずや そらの青海のあをにもそまずただよふ」

と書かれていますので「そまず」が正解なのではないでしょうか。(ちなみに私は「そまず」と習いました)

http://web.thn.jp/bokusui/2shisetu/tenjisitu.htm

参考URL:http://web.thn.jp/bokusui/2shisetu/tenjisitu.htm
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この回答へのお礼

やっぱりそうですか。同じ回答があったので事実ですよね。だれかがそうきいたことあると言ってくださるのを期待したのですが。早速答えてくださってありがとうございます!

お礼日時:2005/07/11 17:52

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