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国債と株の動きが、同調するらしいです。
本に書かれていたのですが、いまいち理解できません。

どうやって予想するのですか?
そもそも、なぜ、同調してしまうの?

A 回答 (3件)

>>国債と株の動きが、同調するらしいです。


金利裁定取引のエッセンスを書いているでは?

国債はリスクが小さく金利が低い。
株はリスクが大きい代りに金利(配当利回り)が低いが
値上り益を期待出来る。

大口の機関投資家は利回りで比較して投資先を選ぶ傾向が強いので
国債の金利りが下がり株式の配当利回りが上回れば
国債から株に乗換える。

国債の金利が上がれば株式市場から国債市場に乗換えると言う具合です。
これは理論的ものと過去の統計などから出ていることです。

最近の例を上げると、年末年始頃に米国の利上げに観測から
株式市場が下げた事などです。

金利が0.25%動くとどのくらいの金額がシフトすると言った
公式など存在しません。長い期間で見ると金利の高い
ところへ
資金が集る事は間違いないことです。

しかし、グローバルマネーと呼ばれる資金は一国に留まっていません。
米国金利が上昇すれば米国より低い国から資金が流入すると言う
具合です。流入した資金は国債などの債券市場にも株式市場にも
入ります。そうなると、債券だけが買われる訳ではなくなり
金利上昇=株価の下落には結び付き難くなります。

この様に、金利・株式・為替と将来の経済予測など多岐に渡る要素が
絡みあい各市場の相場が形成されます。

外貨準備が脆弱で海外との資本取引(資金の流れ)に制約を設けている
国ではグローバルマネーの影響を受けないので金利の動きに左右される
傾向にあるとも言えます。それでも、景況感で株式は変動するので
単純に連動するとは言えません。数ヶ月や年間の平均で見て解るか
どうかだと思います。
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少しややこしくなりますが、投資の教科書の書き方と実際とは少し違うことがあります。



まず前の方が書いている教科書の理屈では、一般に金利が低い場合は相対的に株式のリターンが高いということで株式有利だといわれます。現在は10年国債の金利は世界的、歴史的にかなり低い1.2%台なのに対して東京証券取引所一部上場株の平均配当利回りはやはり1.2%くらいあり、株式値上がりの可能性も入れれば株式のほうが割安と言えます。
経済活動から言うと、企業は低い金利で借り入れが出来るので投資の負担が少なく、今後の業績にプラスだという理屈も裏側で言えるかもしれません。この場合、金利低下=低金利・債券割高→株式有利となります。

一方、日本の場合15年くらいバブル崩壊の余波で景気が低迷し、この間日銀の金融政策は景気を刺激するために公定歩合などの政策金利をずっと引き下げてきました。よって世界的にも類を見ない低い長期金利の水準が続いています。この間の株価と国債の利回りの関係は、景気が悪化し株価も下がるのに対応して日銀がまた金利を下げる(あるいは低いままにしておく)という思惑で長期金利は低下(国債の価格は上昇)しました。
この場合、
景気悪化→金利低下→それでも景気は良くならず同時に株式は下落→金利低下の繰り返し
でこの関係は上記と逆です。

このように、期間の長短や環境によってまったく逆の連動もありえます。
今の日本経済、金融環境の見通しをどう考えるかシナリオの書き方によって結論が変わります。
こんなに長く低金利の景気刺激を続けたのだからこれからは好景気に入り株価も上がり金利も上昇する、と考えるか。
あるいは逆に、金利が低いうちは株価もそこそこ上昇するが、金利が上がり始めると景気を冷やし株価も下落に転ずるか。
など、応用問題になります。
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こんにちは、国債等の債権の金利、短期・長期金利の変動により、金利が高ければお金は債権に、低ければ株式にお金が流れます。


ですので、金利が上がれば債権に、お金が向い、株が下がり。金利が下がれば株式等にお金が流れ、株が上がると言う構造だと思います。
と個人投資家の私は思っていますが、違いますかね(笑)
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