No.9ベストアンサー
- 回答日時:
>波動は言葉によっても影響するようですね。
音(あるいは音波)は物理現象であることは間違いはないのでしょうが、「音楽」というものは、人為的な要素が多分に含まれて来るものでありますから、物理学的ないしは生理学的なアプローチによって適切なる回答が導き出されて来るのかは、はなはだ疑問に思うところがあります。
私は工学部出身ですから、もちろん物理学的な「波動」の意味も知っているのですが、こうした精神性を含んだ分野を語ることにおいては、なかなか他に表現する適切な単語がないのと、波動の持つ性質が似ていること、「音楽」などの精神性を扱うテーマを語る上では誤解されないで受け取ってもらえると踏んでいるので使っているのです。
(質問内容から考えても、物理学的な意味での「波動」を指して書いているとは、普通は考えないと思うのですが、そうした受け取り方をする人がいたのには驚いています。)
「バイブレーション」とか「念波」とかを使っているところもあるようですが、これらの単語でも適切に表現出来ていないと思います。
仏典や聖書やコーラン(クルアーン)が発祥した時代においては「啓示が降りた」とかの言い方あたりであっても周知されたものなのでしょうが、科学技術が進んだ現代においては、科学的探求のアプローチ方法に準じる形での説明が求められて来るのでしょうね。
(そもそもこの時代に「波動」という考え方が有り得たのか疑問がありますので、「波動」という単語の記載が経典にあるとかないとかは、論外のことでしょう。)
>“水は知っている”という本を読んだことがあります。
>「愛」、「感謝」などの言葉を受けた水は、美しい結晶をつくるようですね。
>水には人間のような脳がないのに、どうして影響するのでしょうか?不思議です。
私はこのたぐいの話には肯定的なのですが、先に書きました
「作曲者の波動だけではなく、演奏者や指揮者、楽器製作者、ホールの設計者、録音技師、果ては楽譜の出版社などの波動も加わった、複合的なもの」
ということからしますと、否定的見解を持った人が実験に加わったりしますと、追試をしても、その人の影響を受けたりして、再現性のない結果に終わったりすることが考えられますね。
そして、「ほぅら見ろ!再現性なんかないじゃんか!」と、得意げに言ったりしそうな気もします。
>音楽も言葉と言われていますが、良い音楽と悪い音楽は波動で解明できそうですね。
私は、こうした方面からのアプローチの方が、解明も早いと思うのですがね。。。
No.8
- 回答日時:
ヨーロッパの「教養的な」古典音楽、つまりルネサンス期からバッハ、モーツァルトあたりまでの音楽は、原則として古代ギリシャ的音楽観、つまりピタゴラス以来の和音之美のルールにかなり忠実であるといえます。
和音が美しく聞こえるという点については、脳科学よりの基礎心理学における聴覚研究に寓意的な例があります。
音楽をやっているなら、共振、固有振動、倍音(すべて物理学的な意味で)はご存知だという前提でお話します。
基礎心理学と呼ばれるジャンルの学問における聴覚の知見では、
(1)内耳の蝸牛および蝸牛神経節という器官では、音波を周波数分解するのと等価な処理が行われている。
(2)各周波数成分のうち振幅の立ち上がりと立ち下がりが同期するものが同一音源として判断されやすい
(3)同一音源として判断されたものの相対周波数(倍音)成分が「音の質」=古典音楽理論における「音色」の主要成分と解釈できる程度の相関がある
(4)カクテルパーティー効果=多数の人が好き勝手にしゃべっている中でも特定の人がしゃべっているのを聞き分けられる=連続波形ではほとんど雑音に見える波形から音源同定が可能であるのは(3)のような分離によると思われる
和音というか協和音が人間にとって特別な音であるというのは、脳までいかずとも耳から脳にいたるまでの経路で説明が付きます。これらはかなり遺伝的に配置が決められるので、ヒトに共通して存在するといえます。さらに言えば哺乳類には大体共通します。ついでに言えば固有振動と倍音は普遍的な物理構造に由来するので、哺乳類以外の生物も、実装は違えど数学的には等価な構造を持っている可能性が高いです。
ただしそれがなぜ美しいかという意味ではまったく説明できません。目の構造と絵の美しさの間に説明関係が存在しないのと同じレベルの問題です。
不協和音については、たとえばコウモリやクジラ・イルカなどは、反響音から対象物の距離・速度を推定しますが、その際ドップラー効果などに由来する情報を抽出するのに、微妙な周波数差の検出が必要になることがある。これは不協和音の検出機構があることを示唆し、不協和音も動物にとって特別な意味がある音である可能性は高い。よって不協和音も人間が特別に処理している可能性はあります。これらの成分は、モーツァルトなどルネサンスの系譜に従属する音楽ではある種意図的に排除されているといえます。それ以外の音楽では比較的豊富に含まれています。
また「ある音」が快か不快かという問題については、古典的条件付けである可能性があります。つまり「ある音を聴いていたときに快・不快な体験をしていた場合、その音にも快・不快の記憶が関連付けられてしまう」というものです。もともとはパブロフの犬と呼ばれる生理的知見に由来し、後には言語獲得をこれと同じ理屈で説明しようとする学派もありました。
これは音の快・不快の個人差を説明しますが、音そのものの性質ではなく、音と他の事象の関連付けによって行われます。
また、波動という言葉は厳密な定義を理解するまで使わないことをお勧めします。波動は自然哲学分野では「何らかの物理量の周期的変化が空間方向に伝播する現象」として定義されており、純粋哲学でも「自由度1の周期関数群」としか定義されません。
変量が数学的に定義されない波動は哲学的に意味を持ちません。唯一意味があるとすれば、そのような「波動」という言葉を使うのは非理性的な(直截に言ってイカレたオカルトの)新興宗教であるという意味でしょう。少なくとも聖書にも仏典にもクルアーンにも波動という言葉は記されていませんし。
ピタゴラスの時代からヨーロッパ的哲学は「真・善・美」を追求してきたといえますが、少なくとも「言葉のあや」が存在する言葉は真偽を区別できないので使いません。モーツァルト時代の哲学ないし宗教観に従えば、変量の存在しない「波動」なる言葉、言葉にあやがある「電磁波」と「音波」の用法、対照実験の存在しない「水は知っている」のエピソードは、偽であり悪であり醜であると言わざるを得ません。
美しい音と美しくない音の差異を知りたいのならば、厳密な定義を基にした、数学者の言う「美しい」言葉をお使いになることをお勧めします。
書き込みをありがとうございます。
純粋な方なのですね。いろいろと勉強になります。
数学者の言う「美しい」言葉で良い音楽と悪い音楽の定義は、どのように表されるのでしょうか。数式や化学式のような形で表すのだと思いますが、誰でもわかるように表現できるでしょうか。言うのは簡単ですが、理解させることは難しいのでは…?
No.7
- 回答日時:
A7 truth77さんの書き込みは、A6 わたしの書き込みに対するご反論でしょうか?
わたしは、A3 nobuchiさんの「音という電磁波は・・・」が誤り、と指摘したつもりですが・・・?
何度も言いますが、音は電磁波ではありません。
物理学上の用語として定義されています。
いくら音楽のカテでも、こんな小学生でも知っているような用語の誤りはしないでほしいのです。
それとも、ここでは神憑り的な論議をしたいのですか?
それなら、わたしは到底付き合いきれませんので、降りさせていただきます。
二度目の書き込みをありがとうございます。
音には電磁波がないということですね。言葉のあやというものもありますから、気になさらないでくださいね。
No.6
- 回答日時:
>天国側の波動とそうではない側の波動は、どのような違いがあるのですか?
>健康に良い音楽と健康に良くない音楽と同じような違いなのでしょうか?
天国側というのは宗教的な解釈ですので、はっきりと「こういう波動」とか示したりすることは出来ないのですが、傾向的には、「神、愛、勇気、叡智(えいち)、善、優しさ、美、調和、進歩、慈悲、真理、真心、無私」といった性質のものに同調するようです。
一方、地獄側とされるのは、「ねたみ、そねみ、感情や本能にもとづく怒り、愚痴、足ることを知らない心、不平不満、悲観的な心、消極的な心、優柔不断、臆病、怠惰な心、自己嫌悪、うらみ、にくしみ、のろい、情欲、自己顕示欲、利己主義、毒舌、二枚舌、躁(そう)うつ、酒乱、暴力、排他主義、うそ、いつわり、唯物主義、無神論、孤独、独裁主義、金銭欲、地位欲、名誉欲、不調和」といった性質のものに同調するようです。
地獄的な音楽は、上記の様な性質に同調する者共を引き寄せることにもなるでしょうし、そうした者共の影響も受けて、身体に障(さわ)りが出て来たりして、健康を害して行くこともあるのではないかと思うのです。
あと、おそらく私の回答内容に対して勘違いされている方が居られる様に見受けられましたので、補足しておきます。
私は、
>音楽と呼べるものは、単なる物理的な空気振動以上の情報も伝えることの出来る性質のものと言えます。
と書いていまして、国語的にもその主語は「音楽と呼べるもの」と解釈されてしかるべきものかと思います。
仮に主語が「音(波)は」であったならば、それは物理的に無知な者の発言で、「ムチャクチャなことを言わないで下さい!」と言われても仕方のないものだったかも知れませんが。。。
余談ですが、今日は夏祭りで、今流行の「マツケンサンバ」とかを演奏して来ました。
この地区には外国人労働者も多く、会場にはそうした人たちも来ておりました。
みんなして「マツケンサンバ」に合わせて踊ったりしてましたね。
日本人とか外国人とかの区別もなくです。
今日もまた、「音楽には、言葉を超えて、人間に共通して働きかける何かがあるのです。」ということを実感した日でもありました。
二度目の書き込みをありがとうございます。
波動は言葉によっても影響するようですね。“水は知っている”という本を読んだことがあります。「愛」、「感謝」などの言葉を受けた水は、美しい結晶をつくるようですね。水には人間のような脳がないのに、どうして影響するのでしょうか?不思議です。音楽も言葉と言われていますが、良い音楽と悪い音楽は波動で解明できそうですね。
No.5
- 回答日時:
こんにちは
私は難しいこと一切わからないので、書き込むこと自体失礼かと思いましたが、一言だけいいですか?
これは私に限った現象か(?)
・大好きで普段聞いている音楽でも、その時の気分 で聴きたくないと思うときがある。
・全く興味のないジャンルでも、偶然(ラジオなど で)聴いたらとても心地よく感じた。
以上の観点から 聞く側の、聞く時の気分にも影響されることもあるのではないでしょうか?
失礼いたしました。
書き込みをありがとうございます。
気分によって音楽も聴こえ方が違いますね。
気分に合わせた音楽を自分の中でプログラム
したいと考えたことがありましたが、それが
うまくできません。最初は良いと思っていた
音楽が、何度も聴いていくうちにつまらない
ものとなる音楽もあるからです。長く聴いて
いても、好きなままでいられる音楽を集めた
いものです…。
No.4
- 回答日時:
まずは音楽と雑音の違いですが、音楽理論(楽典)によりますと、音楽を構成する3要素が挙げられていて、それはリズム、メロディー(旋律)、ハーモニー(和音)です。
リズムだけ、メロディーだけでも音楽として成り立ちますが、3要素のうち、どれか一つでも入っていなければ、音楽理論的には音楽とは呼ばれません。
次に、健康に良い音楽と、健康に良くない音楽の違いはなぜ起きるのか?ですが、その前に述べておきたいことがあります。
音楽と呼べるものは、単なる物理的な空気振動以上の情報も伝えることの出来る性質のものと言えます。
たとえば、作曲者であるモーツァルトが、当時伝えようとしていた(本人が意識していたかどうかはわかりませんが)波動のようなものが、時空を超えて再生されるのだと言えるでしょう。
もちろん、そこには作曲者の波動だけではなく、演奏者や指揮者、楽器製作者、ホールの設計者、録音技師、果ては楽譜の出版社などの波動も加わった、複合的なものではあるのだと思いますが、一番影響力が大きいのは作曲者の波動かと思います。
では、本題の「健康に良い音楽と、健康に良くない音楽の違いはなぜ起きるのか?」ですが、
たとえば悲しそうな曲は、世界中の誰が聞いても「悲しそう」という評価に傾きます。同様に「楽しそう」とか「怒った様な」とかでも同じ様な評価に傾くのです。
つまり、音楽には、言葉を超えて、人間に共通して働きかける何かがあるのです。
ある種の方向性を持った音楽に対しては、共通して「健康に良い」という評価が付けられています。
こうした方向性の音楽は、宗教的に言うならば「天国側の波動を持った音楽」と、簡単に説明出来てしまうのですが、そうした思想を受け入れられていない人に説明するのは、大変難しくなると思っています。
書き込みをありがとうございます。
確かに音楽は波動ですね。
天国側の波動とそうではない側の波動は、
どのような違いがあるのですか?
健康に良い音楽と健康に良くない音楽と
同じような違いなのでしょうか?
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
専門家じゃないので、まあ参考までにって事で・・。
音楽と騒音、その違いは物理的な面と精神的な面があるように思います。
物理的というのは、脳の構造そのものや電磁波特性の相互干渉を指し、
精神的というのは、文化的背景や精神的な状態を指します。
【物理的な違い】
よく例えられる話ですが、日本人は虫の声や波の音などの環境音を「音楽」として認識し、西洋人はそれらを「騒音」として認識すると言われます。
これは右脳と左脳の処理領域の差から生まれるもので、先天的な傾向という訳ですね。
さらに、音という電磁波はもちろんエネルギーです。
物質間で影響を及ぼすのは当然の事ですね。
人間の体にある水分も神経系も振動という形で受け止め、それによって良くも悪くも発現されるのでしょう。
TVの砂の嵐は大人には雑音でも、子供にはお腹の中で聞いた音としてリラックスを誘う現象や、心臓の鼓動に近いリズムに安心するとか、いわば肉体が本来持ってる「音楽」もあるのだと思います。
【精神的な違い】
当然ながら文化的背景は価値観という形で大いに影響します。
例えば、それ自体が心地よい「音楽」であったとしても「聞きたいか、聞きたくないか」は別の話しになりますよね。
現代っ子は雅楽を日常的に聞きませんし、聞きたくもないでしょう、
しかし、なぜか結婚式などで聞くと神妙な気分になり聞き入ってしまうものです。
クラシック好きの人は、がんがんデスメタルを聞かされ続ければ病気になるでしょうし、
ヘビメタな人は、ずっとクラシックがかかってる環境では逆にイライラするでしょう。
その人の持つ価値観で音楽にも騒音にも容易になり変わるのです。
そして、それは刷り込まれた環境でも変わってきます。
「時計仕掛けのオレンジ」などその極端な表現でしょう。
ーーーーーー
つまり、「気の持ちよう」で音楽にもなるし、騒音にもなる現象は身近に転がってると言えるのではないでしょうか。
そして、いい音楽だから体にいい訳でもなく、悪い音楽だから騒音にしか聞こえないという訳でもないのです。
世の中にはクラシックのような芸術的なものもあれば・・、現代前衛音楽のように雑音のようでも芸術となるものもあり、逆に 雑音をサンプリング加工して立派な音楽にする人もいる・・。
突き詰めれば「音楽とは何ぞや」という哲学的なテーマになってしまいそうですが・・、早い話が「そういう価値観は十人十色」って事にしとくのが無難じゃないかなぁ・・っと。
書き込みをありがとうございます。
音楽の定義を万人が共通して音楽と
感じられる音として考えて下さい。
一人の人間だけが音楽と感じられる
音は音楽と認めないこととします。
そのような定義でお考え下さい。
No.2
- 回答日時:
#1です。
>> ☆モーツァルトの曲を聴いて、健康を害した人が本当にいたのでしょうか?
そういう方を聞いたことはないですが,いないとは決して言えないとですね。
モーツァルトと十把一絡げにするのも問題が多いです。
私は健康を害するまでが行きませんが,大いに気分を害したことのあるうちの一人です。
モーツァルトの曲が悪かったわけではなく,そのとき聞いた演奏が気にくわなかったというやつです。
不快だとカッカきますからね。絶対に身体に良くないです。心臓が弱かったら死んでいたのかもしれません。
要は,感じる感じ方の要因は人それぞれにあると思うのです。
曲であったり演奏であったりTPOであったり。
また辛い思いでとともにあった音楽はその人にとって辛いことを思い出させるので良くないでしょう。
一般的に,モーツァルトを嫌う人は少なく,穏やかでまとまってきれいな曲が多いですから,身体にいい人も多いとは思いますが,絶対に良いとは言えません。
とにかく,心に良く響く音楽というのは健康にいいとは思います。
でも「心に良く響く」は人によって違うので絶対的に決めつけるのは良くないと思うのです。
すべては個人の脳の感じ方次第です。
二度目の書き込みをありがとうございます。
では、なぜ人によって好きな音楽と嫌いな
音楽が脳によって変化するのでしょうか?
健康を考える人はタバコを嫌いになり、
健康を考えない人がタバコ好きになると
同じような理由でしょうか?
No.1
- 回答日時:
>> 音楽として聴ける音と、音楽として聴けない音
全ては人間の脳の勝手な解釈・判断です。
>> 音楽の中にも健康に良い音楽
それも個人の脳の勝手な解釈・判断でしょう。
Aさんには良くて,Bさんには悪い音楽があります。
ハードロックを聴いて爽快感を覚える人もいれば,不快でしょうがない人もいます。
脳が良しとすれば心拍数がおだやかになったり,身体がリラックスして良かったり,
逆に高揚して良かったり,脳内麻薬も出ます。
病は気からとも言いますから,心の中が爽快であれば,身体のホルモンバランスもよくなります。
また,快感であると活性酸素の発生が押さえられるとも聞きます(この説はあまり信じていませんが)。
>> その違いはなぜ起きるのでしょうか?
個人の主観でしょう。
絶対的に良い音楽,悪い音楽はないと思います。
モーツアルトが不快でたまらない人は,聞かせるとアドレナリンなどが多く分泌されて,
心臓にも良くないですし,身体全体にもよろしくないでしょう。
すべては個人の脳の感じ方だと思いますよ。
書き込みをありがとうございます。
>モーツアルトが不快でたまらない人は,聞かせるとアドレナリンなどが多く分泌されて,
心臓にも良くないですし,身体全体にもよろしくないでしょう。
☆モーツァルトの曲を聴いて、健康を害した人が本当にいたのでしょうか?
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