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倍音の多く出る楽器と少ない楽器をおしえて下さい。(その理由もできれば)

A 回答 (2件)

すいません、あまり自信はないのですが・・・^^;



アコースティックな楽器で関して言うと、
弦楽器や金管楽器は倍音が多い傾向があると思います。

弦楽器は詳しくわかりませんが、管楽器の場合、
管径に対する管長の比率が大きいほど、倍音が
でやすい性質になる・・・だったと思います。
ですので、木管楽器は金管楽器に比較すると
倍音は少ないかもです。

また木管楽器に関して言えば、フルートやリコーダー
などのエアリード楽器が一番倍音が少なく、次に
シングルリード(クラリネットやサックスなど)、
そしてダブルリード(オーボエやファゴット)の
順に倍音が多くなる・・・だった気がします。

クラリネットは少々特殊で、奇数次の倍音しか
含まれません。これはクラリネットが閉管構造
だからです。
(管の片側が常に閉じている構造。)

また打楽器は整数次倍音だけでなく非整数次倍音
も多少含まれます。打楽器の音階が聞き取れない
のはそれが理由だったと思います。
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この回答へのお礼

早速お答え下さってありがとうございました!頭の中が少しすっきりしました。

お礼日時:2005/08/18 22:02

こんにちは。


若干の物理知識に基づいた,半ばあてずっぽうの回答ですが。

まず,ご存知かもしれませんが,「倍音」とは,物理的に言えば「高次振動」です。例えば,440Hzの音に含まれる,その2倍,3倍,4倍~(以下,ほぼ無限に)の周波数の音のことですね。

アコースティック系の楽器(電気増幅によらない楽器)は,すべて多くの倍音を含んでいると思っています。なぜならば,これらの楽器の発音原理は,「何かを物理的に振動させる事」であって,振動する以上は,必ず高次振動(倍音)も発生するからです。弦楽器の弦や胴体,管楽器ならばリードや唇や管体,太鼓の皮や胴体,おそらくは人間の声帯もそうだと思います。

どの楽器に多いか,と言われるとよく分かりませんが,直感的には弦楽器かな,と思います。弦が分割振動している様子がイメージしやすいから,というだけのことかもしれませんが。

電気増幅された楽器ではどうか,ということですが,まず,発音体が物理的な振動である場合(エレキギターなど)の場合は,ピックアップ部,増幅部(アンプ),それから最終の出口であるスピーカの性能次第でしょうか。電気的な波がベースになっている場合(シンセサイザなど)は,波形(+アンプとスピーカ)次第,でしょう。
いずれにせよ,あまり多くの倍音は含まれていない事が予想されます。

以上,測定データなしでの憶測ですが,ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!一般の方でこんな知識をお持ちだなんてすごいですね。

お礼日時:2005/08/18 22:07

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Q倍音の多い楽器

「気の笛の響きは柔らかく、高い倍音を豊富に含む」と読みました。

どのような楽器が倍音が多いとされているのでしょうか?

Aベストアンサー

管楽器では,トランペットなどの金管楽器,オーボエなどのダブルリードの楽器はすべての次数の倍音を豊富に含んでいます.

クラリネットやサックスなどのシングルリードの楽器は奇数次の倍音を多く含んでいますが,偶数時の倍音は少ないです
こういう楽器は,電子ブザー(=矩形波)みたいな音がします.
ただし,サックスは(とくに低音域では)クラリネットに比べて偶数次の倍音もたくさんでます.さらに吹き方によっては下に書いた尺八みたいな倍音ではない音もたくさん出せます.

フルートやリコーダーなどのエアリードの楽器は倍音をほとんど含んでいません.波形でみるとほぼ完全な正弦波になっています.こういう楽器は,「澄んだ音」なんて言われることが多いです.

尺八みたいに息の音みたいなのが混じって聞こえる音は基準音の整数倍の周波数になっていないので,そもそも倍音ではありません.でも,こういう音が入ると,音に深みがでます.

Q「箱鳴り」「倍音」の意味を教えて下さい。

タイトル通りですが、「箱鳴り」「倍音」の意味を教えて下さい。
特に「倍音」は色々調べましたが、アコギを弾いていて、「これが倍音か」というふうに実感したいのですが、どうもよくわかりません。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

倍音とはその音色を決定する要素です。
ギターの場合、5弦(A)を例に取ると、開放弦は440Hzを基音として振動しますが、それと同時に、2倍(880Hz)、3倍(1320Hz)、4倍(1760Hz)などの周波数でも振動しています。この基音以外の振動を倍音といいます。これは「弦」という音源の特徴であり、基音しか出さない音源は、音叉などごく限られています。
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/kichu/baion/toha.html
http://www.wepkyoto.co.jp/~se/baion.html
弦楽器では偶数倍音・奇数倍音ともに発生し、それらが合成されて鋸歯状波を作ります。倍音成分が多いほど尖り方が鋭くなります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E9%9F%B3
鋸歯状波の特徴としては「明るい音」といえます。倍音成分が多いほど明るい音です。
例えば、弦を張り替えたばかりのギターの音が倍音が多く出ている明るい音ですが、倍音成分が荒っぽいので、ギターという楽器の音としては、弦を張ってから一日くらい経って落ち着いた音が本来の音と言われています。

箱鳴りについては他の方が書いているとおり共鳴ということですが、アコースティック楽器の場合、弦の音単独では実用的な音量が得られないので、ギターでもバイオリンでもボディに共鳴させて空洞部分で反響させて音を増幅します。
このボディの共鳴と空洞部分での反響は、構造や材質に影響され、特定の周波数が強調されたり減衰されたりするので、機種の違いによる音の違いが出てきます。どんなアコースティックギターでも箱鳴りはするのですが、ボディが大きいほど低音の響きがよく、また、固めの材質のほうが倍音の響きがよくなります。
特にボディ構造に由来する個性的な音の出るギターのことを「箱鳴りがするね~」などと良く言います。

倍音とはその音色を決定する要素です。
ギターの場合、5弦(A)を例に取ると、開放弦は440Hzを基音として振動しますが、それと同時に、2倍(880Hz)、3倍(1320Hz)、4倍(1760Hz)などの周波数でも振動しています。この基音以外の振動を倍音といいます。これは「弦」という音源の特徴であり、基音しか出さない音源は、音叉などごく限られています。
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/kichu/baion/toha.html
http://www.wepkyoto.co.jp/~se/baion.html
弦楽器では偶数倍音・奇数倍音ともに発生し、そ...続きを読む

Q管楽器の倍音成分

管楽器の倍音成分

管楽器の音色には心が癒される深みがありますね。
これは音に倍音成分が多く含まれていることが理由の一つだと思います。

自分で管楽器を鳴らしてみると、歌口で機械的に振動している周波数は、楽器として鳴っている基音の2倍周波数ではないかと思うのですがいかがなのでしょうか。錯覚でしょうか。

Aベストアンサー

倍音成分の分布、だと思います。

スペクトラムアナライザで分析してみるとよくわかりますが、

音色=各倍音成分の強さの違い=倍音成分の分布になります。

以下、ややこしくなるので、さくっとフィーリングでながしてください。


歌口で振動しているのは、
パルス波というか、
「共鳴させるきっかけとなる波」です。

これを突き詰めると、
通常の共鳴して出ている波と異なる、
パルス波になります。


これが、共鳴管・共鳴胴で共鳴し、
一つの音(定常波)として出てきます。


パルス波は、"成分で言うなら"、実にいろんな成分をもっていますので、
それを元に、管・胴・弦で定常波となり、そこに、パルス波由来のいろんな成分が混ざり、

1倍音だけでなく、n倍音という、高次倍音成分がはいります。


これは、すべての楽器の発音機構に当てはまります。


さて、
>歌口で機械的に振動している周波数は、楽器として鳴っている基音の2倍周波数ではないかと思うのですがいかがなのでしょうか。

ですが、

そんなことはありません。

二倍周波数だけが歌口でなってたら、
一倍音(=基音)+2倍音だけの単調な音になります。

そうではなくて、
いろんな成分(倍音だけじゃない)を含む、「一つの音程として聞こえる前の段階の波」が、歌口で生まれ、
管を通して、
いろんな倍音成分を含む「一つの音程となって聞こえる音」になります。


参考URLに、ピアノの音色はタッチで変わるか、という興味深い本のURLを載せました。

これは、いろんな楽器について、音の出る仕組みから、音の変わる仕組みを考えている本です。
決して難しくない本なので、よかったらごらんください。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/dp/4532520592

倍音成分の分布、だと思います。

スペクトラムアナライザで分析してみるとよくわかりますが、

音色=各倍音成分の強さの違い=倍音成分の分布になります。

以下、ややこしくなるので、さくっとフィーリングでながしてください。


歌口で振動しているのは、
パルス波というか、
「共鳴させるきっかけとなる波」です。

これを突き詰めると、
通常の共鳴して出ている波と異なる、
パルス波になります。


これが、共鳴管・共鳴胴で共鳴し、
一つの音(定常波)として出てきます。


パルス波は、"成分で言うなら"、...続きを読む

Q音程がずれていても歌がうまい歌手

変なタイトルですが、趣旨は以下のようなことです。

一般に「歌がうまい」というときには、「音程がジャストであること」が含まれているかもしれませんが、実際にプロの歌手を評価するときは、必ずしもそうではありません。意識的に微妙なずれを取り入れている人や、たとえ無意識でも歌がうまく感じられる人がいるように思います。

こういったことを近々説明しようと考えているのですが、その際に、適当な例を挙げて「ああ、なるほどね」となるようにしたいのです。

そこで質問内容は、結構「有名な歌手」で、「歌がうまいとされている」人、だけど明らかに「音程がずれている」(あくまでも歌が下手なせいではなく)ような人を教えてください、となります。できれば「シャープ気味の人」と「フラット気味の人」、そして参考のために「ジャストの人」と、比べやすいタイプで挙げていただくと助かります。

あと欲を出せば、それぞれのタイプの人の歌を聴いて、どんな印象を持つだろう、というコメントなどをいただければ、大変うれしいです。

よろしくお願いします。

(この質問はアンケートにあたってしまうでしょうか)(^^;

変なタイトルですが、趣旨は以下のようなことです。

一般に「歌がうまい」というときには、「音程がジャストであること」が含まれているかもしれませんが、実際にプロの歌手を評価するときは、必ずしもそうではありません。意識的に微妙なずれを取り入れている人や、たとえ無意識でも歌がうまく感じられる人がいるように思います。

こういったことを近々説明しようと考えているのですが、その際に、適当な例を挙げて「ああ、なるほどね」となるようにしたいのです。

そこで質問内容は、結構「有名な歌手...続きを読む

Aベストアンサー

宇多田ヒカルちゃんは、うまいけど音程はジャストではないと思います。高い音の時は♭気味、低い音の時は♯気味な気がします。
ドリカムの吉田美和はジャストの人です。

音程がジャストな人の歌は、正統派という印象で絶対音感がある身としては、安心して聞けます。
そうでない人の歌は、(例えばヒッキーですが。)曲、声などの雰囲気で聞いている気がします。カラオケにいって、そういう人の歌をジャストで歌うと、逆に違和感があります。
ジャストの人の曲は、音程さえあっていれば、誰でもうまく歌えるし、ジャストじゃない人の歌は、音程よりも声とかが合っていないととてもヘタクソに聞こえると思います。

Q自分が在日かどうか調べる方法

今年で21才になりますが、自分の起源がどこにあるのかわかりません。

今まで運転免許を取ったり、引っ越ししたり、分籍をしましたが、特に苦労したことはありませんでした。
それに親からも在日外国人の家系である、というような事を言われたことはありません。

しかし確実に、ここ数世代のうちに、外国人が混じってはいない、という確証がありません。


ということで自分が在日外国人の流れをくんでいるか調べたいです。
この場合、どのような手段を取ればいいのでしょうか?

自分の本籍地で戸籍謄本(全部証明)を取れば両親のこともわかるのですか?
母親の祖母が在日で帰化していた場合、その事はどの世代まで表記されるのでしょう?

ちなみに私は両親の戸籍から分籍(転籍)しており、本籍は東京ですが、出身および両親の本籍は大阪です。


在日か調べたい→戸籍を取れ、という解答はよく見るのですが、
具体的な方法が見つからず困っています。


また在日がどうのという質問に非難が集中している様子を見ることがありますが、
まぁ私のアイデンティティを明確化させたいだけですので、今回はご容赦ください。
日本生まれの日本育ち、ここ数世代の直系は全員日本人の日本人!と、
日本生まれの日本立ち、でも曾祖母は朝鮮人だから87.5%はチョッパリニダ!では、
やはりちょっと心持ちが変わるので、はっきりさせたいのです…。

今年で21才になりますが、自分の起源がどこにあるのかわかりません。

今まで運転免許を取ったり、引っ越ししたり、分籍をしましたが、特に苦労したことはありませんでした。
それに親からも在日外国人の家系である、というような事を言われたことはありません。

しかし確実に、ここ数世代のうちに、外国人が混じってはいない、という確証がありません。


ということで自分が在日外国人の流れをくんでいるか調べたいです。
この場合、どのような手段を取ればいいのでしょうか?

自分の本籍地で戸籍謄本(全部証...続きを読む

Aベストアンサー

・コリア系の帰化人には
『沢=澤・浜=濱・斎、斉=齋、齊・辺=邊、邉・薮=籔、藪・塩=[旧字、パソコンでは出てこない…]など』の旧字体漢字が使用できません。
『渕、蔦 、[旧字体](高)など』も使用できません。
※ただし、在日外国人なら、日本の戸籍規則に縛られないので通名としてなら上記の漢字は使用できます。


朝鮮人の方々が日本に渡って来だしたのは明治43年頃の韓国併合のときから(鎖国解除後の42年までの間はせいぜい年に0~20人程度)。
明治43年から太平洋戦争が終わるまで韓国併合政策により在日朝鮮人はもとより、朝鮮半島にいる朝鮮人まですべて大日本帝国臣民扱いで法律上、外国籍ではなかった(両者とも本籍は半島にある)。
昭和20年の終戦を迎え在日の多くは半島に帰国しましたが、日本に残ったり、また朝鮮から戻ってくる人達もおりました。
明治時代から昭和26年までの間に朝鮮より日本へ渡って来た朝鮮人達は昭和27年にそれまであった日本の国籍を失って正式に外国籍となる。そして、在日朝鮮人の日本国への帰化が始まったのも昭和27年。

古来からの日本人家系なら苗字漢字に制限なく明治時代からの苗字漢字を継続できます。
在日朝鮮人の帰化が昭和27年に始まり、名前の漢字制限(上記)は昭和23年に始まってますから、朝鮮籍、韓国籍から日本に帰化した者は旧字体漢字で帰化するチャンスがなかったんです。

簡単な調べ方としては『住民票』での苗字名前漢字が旧字体で表記されてるなら明治時代からの日本人家系。
新字体ならば、
「戦前の家系状況が分かる戸籍みせて」と役所に言ってみること。
戦前の家系状況が記されていて朝鮮人を思わせる記述がなければ日本人。
戦前の家系状況が分かる戸籍を見せてくれない場合や戦前の戸籍が日本以外にある場合は帰化人だと判断できます。

戸籍取得方法は先に回答されてる方法をやるといいでしょう。

ただ、例え純粋な日本人でなかったとしても質問者さんが日本が大好きで在日の方々のように反日感情を露わにされるのが不快に感じるなら、心はちゃんと日本人ですよ。

…私も可能性はあるかもしれないんで経済的に余裕が出来れば戸籍を追ってみたいです。


以上、参考程度に

・コリア系の帰化人には
『沢=澤・浜=濱・斎、斉=齋、齊・辺=邊、邉・薮=籔、藪・塩=[旧字、パソコンでは出てこない…]など』の旧字体漢字が使用できません。
『渕、蔦 、[旧字体](高)など』も使用できません。
※ただし、在日外国人なら、日本の戸籍規則に縛られないので通名としてなら上記の漢字は使用できます。


朝鮮人の方々が日本に渡って来だしたのは明治43年頃の韓国併合のときから(鎖国解除後の42年までの間はせいぜい年に0~20人程度)。
明治43年から太平洋戦争が終わるまで...続きを読む

Q高校物理 倍音が多く含まれる理由

NHKの高校物理の動画でやっていたのですが、ギターの弦をはじいてスペクトルアナライザーで解析すると、基本振動の周波数のほか、様々な振動数の音が含まれていることがわかりました。その中でも、基本振動の整数倍の振動数の音が多く検出されていました。

 1つだけの腹をもつ弦の振動による音波には、そのようにさまざまな振動数の音が含まれるのが不思議でした。しかしNHKの動画ではその性質だけを示して、何故その整数倍の振動数の音が多く含まれるのかなどの原理の説明はありませんでした。

 そこでいろいろネットで調べたのですが、いまひとつ納得のいく解答が得られませんでした。ある記事によると、その整数倍の音が多く含まれるのは、はじいた弦の周りにある様々なもので反射して、その反射音が整数倍になる、というのがありました。これは本当でしょうか?だとすると、音が反射すると振動数が整数倍になるのは何故でしょうか?

 また別の記事によると、あらゆる万物の音はいろいろな正弦波の合成でできているそうですが、弦を振動させたとき、腹が1つであるにもかかわらず、整数倍以外の振動数の音も含まれているのは何故でしょうか?

よろしくお願いいたします。

NHKの高校物理の動画でやっていたのですが、ギターの弦をはじいてスペクトルアナライザーで解析すると、基本振動の周波数のほか、様々な振動数の音が含まれていることがわかりました。その中でも、基本振動の整数倍の振動数の音が多く検出されていました。

 1つだけの腹をもつ弦の振動による音波には、そのようにさまざまな振動数の音が含まれるのが不思議でした。しかしNHKの動画ではその性質だけを示して、何故その整数倍の振動数の音が多く含まれるのかなどの原理の説明はありませんでした。

 そこで...続きを読む

Aベストアンサー

以下は、撥弦楽器の倍音の発生原理、という基本だけについて説明します。非線形の効果は無視出来る(振動の振幅が小さく、かつ楽器の胴等からの弦の加振も無視出来る)という、単純化した話です。(なので、この考え方だけでは、この楽器の微妙な音色がどうのこうの、というような話までは説明できません。)

 弦の形状を、最初に正確にsineカーブの半波長の形(両端が節)にしてからぱっと離せば、基本周波数だけで振動するんですよ。また、弦の形状を最初に正確にsineカーブの全波長の形(両端と真ん中が節)にしてからぱっと離せば、基本周波数の2倍の周波数だけで振動するんです。(がんばれば実験できなくもありません。)

 ところが、弦の一カ所にツメを引っかけて引っ張ったときの弦の形状は、sineカーブとはまるで違いますよね。だいたい三角形になるでしょ。この三角形は、空間波長が異なる無限個のsineカーブの和として表せます。ただし、どのsineカーブも弦の両端が節で、節の間隔が弦の長さの(1/整数)である(=両端以外に、等間隔に節がある。)
 で、ツメをぱっと離したあと、これらの沢山のsineカーブはそれぞれ独立に(他の、波長が異なるsineカーブとは無関係に)振動するんです。その、それぞれの振動こそが、個々の「倍音成分」に他ならない。

 (なお「無限個のsineカーブの和として表す」という所をきちんと知るには「フーリエ級数展開」を勉強しなくちゃなりませんし、それがどう振動するかをきちんと知るには「波動方程式」という線形微分方程式を勉強しなくちゃ。どっちも大学の理工学では基礎に属することですが、高校生でもがんばれば初歩だけなら分かるかも。)

 さて、この事から、「弦のどこを弾くかで(三角形の形が違うので)倍音が含まれる割合が変わる」ということが帰結出来ます。定性的に言えば、弦の真ん中を弾くのに比べて、端に近いところを弾くと(基音に対する)倍音の割合が多くなる。
 また、「弦の一カ所を引っかけたとき、弦が形作る三角形の角が丸っこいと(弦の形を表すのに、節の間隔がうんと短いsineカーブはほとんど必要ないので)高次の倍音が含まれない」ということも帰結される。すなわち、ピックを使って、三角形の角がくっきり立つようにして弾くのに比べて、たとえば親指の根本の所を使って三角形の角がくっきりとは立たないようにして弾くと、高次の倍音成分が抑制される。
 どちらも、試してみてはいかが。

以下は、撥弦楽器の倍音の発生原理、という基本だけについて説明します。非線形の効果は無視出来る(振動の振幅が小さく、かつ楽器の胴等からの弦の加振も無視出来る)という、単純化した話です。(なので、この考え方だけでは、この楽器の微妙な音色がどうのこうの、というような話までは説明できません。)

 弦の形状を、最初に正確にsineカーブの半波長の形(両端が節)にしてからぱっと離せば、基本周波数だけで振動するんですよ。また、弦の形状を最初に正確にsineカーブの全波長の形(両端と真ん中が節)...続きを読む


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