プロが教えるわが家の防犯対策術!

カテゴリー違いかも知れませんが質問させて頂きます。
私は現在26才の機械設計者です。元々情報系の学部卒で新卒から1年半はネットワーク関連の仕事をして、転職して現在に至ってます。

少しずつ勉強はしていますが、未だに体系付けられた知識が無く何とかしたいと考えています。仕事の進め方は少しは理解してますが、材料や実際の設計の知識等「これを理解すれば同年代の人と遜色無い」と言える事、実際に読まれた本等を教えて頂けないでしょうか?

また今は精密機器の設計をしていますが、以前からデザインに興味があり、甘いとは思いますが将来はデザイン性の高い製品の設計に関わりたいと考えています。このような道を進まれた方いらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをお聞かせ下さい。

以上です、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

 わたしの場合、ある名の通った企業の設計部門にまず入社し、実際に製品設計の経験を積んだ後、自分のデザイン能力をアピールしてデザイン部門に転籍させてもらい、後にチーフデザイナーとして働きました。


 正直なところ大学(機械工学)時代の成績はさほどいい方でもありませんでしたが、もちろんある程度の勉強はしたし講義もしっかり聴いていたつもりですから、基礎的なことは頭に入っていたかも知れません。
 しかし、結果的に、仕事の上で必要な技術的な知識や設計上のちょっとしたコツ、材料の特性や加工特性、生産性とコスト感覚、そしてなによりも大切な過去の失敗例といったものはそのほとんどが会社に入ってから得たものといっても過言ではありません。

 ただ、言えることは、こうした企業独特の設計手法とか生産性の考慮などといった実務はやはりひとつひとつ製品の設計を手掛けながら、そして上司から「こんなことも知らないのか」と叱られたり、時には詳しく解説を受けたりしながら、それでも一ニ年ぐらいでなんとか後進に同じようなことを説明できるようにはなりました。 なんといっても実際に局面に突き当たるたびにひとつずつ進歩するといった努力しかなかったように思います。

 そういう場合によく取り出して読み直したのが、材料力学、構造力学、機構学などといった学生時代の教科書、それと機械工学便覧。そして強度計算についての講義内容を書き取ったノート、これらはとにかくよく読みました。これだけよく読め理解できるのなら大学も優等で卒業できたはずと思ったものでしたが、必要に迫られてはじめて、人は隠れていた能力を発揮できるものなんですね。

 ただ、日進月歩の今の社会、教科書に書かれたことがいつの間にか古い情報になっていることも多いもの。ことに材料(素材)やその加工方法などについては、つねに新しい情報といったものにはアンテナを張っていることの大切さも痛感しました。こうしたアンテナから入ってくる新しい素材や技術というものは、自分のアイデアを思いがけなく簡単に実現してくれることが多いものです。

 こうした下地があってか、同じスタイリングデザインをするに際しても、自慢でなく、他のデザインだけを学んできた大勢のデザイナーたちとは大きく違う、それは自身かなり誇りにしていました。
 機構や内部構造を理解していれば、デザインの都合で機構や構造の変更を要求するにしても、それはリーズナブルなものとなりますし、元々無理のない、生産性もコストも考慮したデザインが出来るからです。ただ、あまりにもこうした企業寄りのデザインをしていますと、時として斬新なデザインをすることが難しく感じ、その隘路に悩んだこともあります。

 今は会社人間を中退して自分で仕事をしていますが、これとても、会社で得た知識や経験は大きな武器となっています。そこには年齢も性別もキャリアもあまり大きなファクターではないと思っています。本論から外れてはいますが。。。。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。実際に機械系からデザインに転向されたというお話大変参考になりました。デザインというと美大出の人達には敵わないと思ってましたがそれ以外の部分で力を付ければやっていけるのでは希望が出てきました。

お礼日時:2005/09/24 23:22

以前10年間、精密機器と呼ばれるカテの開発→量産設計


をやってました
機械設計に関わる知識は幅が広すぎますので
これ1冊でという本はありません。
分からないことがあれば都度調べて、積み重ねて
いくしかないでしょう。
量産された製品の図面を眺めるのもいろいろ勉強に
なります。何でこの材料?何でこんな形にしてるの?
疑問がたくさん沸くと思います。
一つ一つクリアしてみてください。
また、良い量産図面は現場を知らないと書けません。
加工先、組立部署など時間の許す限り出向いて見ることですね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに加工、材料等の事も知らないと、この先苦労する気がします。色々知ってこそ設計が成り立つと思うので地道に頑張りたいと思います。

お礼日時:2005/09/24 23:17

こんにちは、



 しいていえば「その他ビジキャリ」ですが、ここでも怒られはしないと思います。

 さて、直接の回答ではなくアドバイスですが、「この本を読めば全てわかる」などという魔法の本はありません。技術系専門書の場合は、一部分を深く書いてある本は全体の関連がわかりませんし、全体を書いている本は内容が浅すぎます。

 一番いいのは、自分で本を書いてしまうことです。

 毎日1枚、覚えたことを教科書風に書いてみましょう。自分が読めればよいのですから、文章のうまい下手は関係ありません。

 続けるコツは、わからないところは空白にしておいて、タイトルのみを書いておくことです。毎日、空白だらけのページが増え続けても構いません。その代わり、「章とか項のタイトルは必ず書く」ことと、「後日何かわかったら、少しでも良いので空白を埋める」という2点だけは守ってください。

 どうしても埋めたい空白があるけど、わからないなら、その部分を詳しく書いてある本を買ってきて、それを丸写ししてください。こうすれば市販の本も役に立ちます。調べることが明確なので、本屋さんでも選び易いと思います。

 技術系専門分野を体で覚えるのは、日常の業務の遂行を別にすると、上記の方法が一番です。

 空白がある程度埋まる頃には、デザイン主体に進むためには何が必要かもわかることと思います。

 ご参考になれば幸いです。お仕事がんばってね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
確かに本には一長一短がありますね。
本に加えて自分で知識を加えていくといいと思いました。

お礼日時:2005/09/24 23:10

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