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蓮の一生、蓮とレンコンの関係について質問させていただきます。

花屋さんで売られている緑色の実ようなものや、それが乾いて茶色いドライフラワーのようになったものは、蓮のどの部分(実?根?花?)で、どの段階(季節)でできるものなのでしょうか?

緑色の方にはいくつもの丸い芽が付いているのに対し、ドライフラワーの方は芽のような部分は、すべて空洞になっています。これはどういうことなのでしょうか?

一方、レンコンは文字通り、蓮の根かと存じます。
そうしますと、水の中に手を入れて採取し、乾かしたものが、店に並んでいるものなのでしょうか?
レンコンが採取できるのは、蓮がどのような段階(季節)のときでしょうか?

ご存知の方、なにとぞご教授ください。

A 回答 (3件)

温帯域(関東地方)における蓮の成長サイクルに則して回答いたします。



地下茎(蓮根)の状態で冬越しした蓮は4~5月に成長を開始,水上においては浮き葉を展開し,地下においてはランナー(細い地下茎)と細かいヒゲ根を伸ばします。

浮き葉の後に,水上に立ち上がる立ち葉が出て,開花は6月後半~8月後半です。
一本の花の寿命は約4日,花弁が散った後,中央部の花托が成長を始め,種が成熟します。

蓮根は,夏から秋にかけて地下茎の一部が栄養を蓄えて太ることでできます。
食用の“レンコン”は,太い蓮根が取れるように改良された特殊な品種なので,原種や観賞用の花蓮(はなはす)の蓮根はそれほど太くはなりません。

9月頃から枯葉が目立つようになり,冬は地上部は全て枯れ,夏の間に成長させた新しい地下茎で越冬します。1年前の地下茎はシワシワになって,もう使い物にはなりません。

>花屋さんで売られている緑色の実ようなものや、それが乾いて茶色いドライフラワーのようになったものは、蓮のどの部分(実?根?花?)で、どの段階(季節)でできるものなのでしょうか?

花の中央部で,花托(かたく)と呼ばれる部分です。
花が散った後に成長するので,季節としては花期である夏にできます。
この部分は蜂の巣に似ているのでハチスとも呼ばれ,このハチスがハスに変化して蓮という名称がついたと言われています。

>緑色の方にはいくつもの丸い芽が付いているのに対し、ドライフラワーの方は芽のような部分は、すべて空洞になっています。これはどういうことなのでしょうか?

緑色の丸いものは種なので,熟すると外れやすくなります。
ドライフラワーが空洞になっているというのは,種は種で利用価値があるので取り去ってしまったか,自然に落ちたのでしょう。
自分で蓮を栽培して花を咲かせれば,種付きのドライフラワーも作れます。

>一方、レンコンは文字通り、蓮の根かと存じます。

レンコンは正確には地下茎です。
いわゆる「根」はレンコンの節の部分から出ますが,これはヒゲ根などと呼ばれます。

>レンコンが採取できるのは、蓮がどのような段階(季節)のときでしょうか?

蓮根を太らせるには,夏の太陽の下で盛んに光合成を行う必要があります。従って蓮根を採取できるのは夏場以降ということになります。
ただし,栽培目的で蓮根を植え付けるのは春先なので,
夏場に蓮根を掘る=食べることを意味します。
鑑賞目的の容器栽培の場合,桜の開花を目安に株分けして,太っていて芽が良く付いている蓮根を2~3節,植え付けます。


http://chonanshokou.com/kaiin/hasu/hasu01.htm
http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/genzai. …
http://www.kosaiji.org/lotus/2002/index.htm
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こんばんは。


#1さんのおっしゃる通り、花屋さんで売っているあのジョウロの先端みたいなのは蓮の実です。蓮の花が咲いた後、花びらが散り、後にあんなのが残るわけです。今頃蓮池に行かれると、見ることが出来ますよ。
中国では、蓮の実はおいしい食材として利用されてます。
ちなみにレンコンは、冬、池からすっかり水を抜き去って泥がほどほどに乾いた時、手や機械で掘り起こして収穫します(私の故郷ではそうでした)。
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花屋で売っているのは、蓮の実の部分でしょう。

また、ドライフラワー見たいなやつは、実が熟して種が出たやつです。丸い芽みたいなやつというのは種ですね。

蓮根は蓮の根と書きますが、根では無く地下茎で、茎に当たります。

詳しいことは次のアドレスをご覧ください。

参考URL:http://www5d.biglobe.ne.jp/~okijuku/
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