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質問させていただきます。

熱帯魚水槽に備長炭を数本入れたいのですが、
活性炭などは数週間で吸着したアンモニアを排出すると書籍で読んだことがあります。

炭の状態(長さ10センチ、直径3センチぐらい)であればどうなのでしょうか。

また、よく聞くのですが備長炭は煮沸すれば再使用できるのでしょうか。
どなたかアドバイスお願いします。

A 回答 (2件)

 水中に溶けている無機窒素化合物、肥料分などが、活性炭の構造(無数の微細な孔に物質が吸着されること)により濾過されます。


 濾過能力としては、この孔が多数あればそれに比例して吸着しますので、面積があるほど、活性炭粒子の径が小さいほど効果は高まります。
 効果の推移としては、孔に物質が吸着され尽くされると効果ありません。逆に飽和した活性炭から出る可能性もありますが、その悪影響は微々たるものと考えます。1~3ヶ月は吸着効果があると考えます。1年くらい入れっぱなしでも魚は死にませんでした。
 さて、備長炭の件ですが、活性炭に比べ孔の大きさが格段に大きいことから、有害物質の吸着効果はさほど期待できません。また、大きさ・量からみてもほとんど吸着しないでしょう。よって、排出もあまり考慮しなくてもかまわないと思います。流木を入れた時の有害物質の吸着効果ってあると思いますか?そんなものだと考えます。
 どういう備長炭を入れるのかわからないのでなんともいえませんが、粗悪なものですと、タールやベンツピレン、フェノールなど、極めて有害な物質が微量ともいえ水中に溶出する可能性がありますというか、たいてい溶出してしまうでしょう。なぜなら、備長炭は活性炭ではなく、あくまでも木を炭焼きして作った物質のため、タールやフェノールなどの物質が製造中に付着したり、封じ込められてしまったりするからです。
 よって、私としてはそのような物質を水槽中に入れることはお勧めしません。入れたいのであれば、流木と同様にあく抜き処理を行って、有害物質をはき出させきってから入れた方がいいと思います。

 煮沸した方が備長炭自体が持っている、上記で述べた有害物質が排出されると思いますが、一番いいのは3ヶ月間水につけて(水は毎日交換します)有害物質を排出させてから、水槽に入れるのがいいでしょう。
 アンモニア等の排出については、そもそも吸着効果が期待できないので、心配しなくてもいいでしょう。
 表面が崩れたり、藻が生えるようになったら交換した方がいいでしょう。表面をなめ取る魚(オトシン、プレコ等)がいるんなら、私としては入れない方がいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

活性炭の排出がかなり気になっていたのですが、安心いたしました。

お礼日時:2005/08/29 11:44

★煮沸での再使用は疑問



備長炭を入れることのメリットはご指摘の通り吸着です。
(アンモニアに限らず様々な物質が吸着する。)

>数週間で吸着したアンモニアを排出すると書籍で読んだことがあります。

私の知る限りでは、吸着がピークに達した後にリバウンドが生じる可能性があり、またそう指摘した意見もあるようですが、吸着による浄化という性質上、いままで吸い込んだアンモニアを全て排出するというのは疑問です。
また、水槽を立ち上げたばかりでなければ、多少排出されても硝化バクテリアがいますので大丈夫でしょう。

そして、活性炭での吸着は、炭表面の細かい穴が塞がることによって出来なくなりますので100℃の湯で茹でたくらいでは、ほとんど変化がないでしょう。

★中高温のオーブンで焼成してやれば、ある程度機能がもどる可能性がありますが、炭という性質上、詰まった物質だけを焼いたり気化させるというのもなかなか難しく、新しいものを使用したほうが良いと思われます。

*活性炭は私もたまに水槽に入れますが、吸着ろ過は『期間限定』と割り切ったほうが良いと思いますし、その後のリバウンドはあまり気にしすぎる必要はないと思います。(販売店の陰謀のような気がなきにしもあらず(^^;
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この回答へのお礼

再利用の疑問が解けました。ありがとうございました。
その後調べたのですが、再利用ではミネラル成分の排出もないのであまりメリットは無いとのことでした。

>販売店の陰謀
そんな気がします。一ヶ月ごとに活性炭入りの濾材を取り替えていたらお金が大変ですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/29 11:48

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