「お昼の放送」の思い出

我が家にはパーキンソン病で寝たきりの祖父がいます。
そこで2つ質問させてください。
・寝たきりのためか手足が腫れていることが多く、よくさすっています。
その時は下から上へ(手であれば手首から肘に向けて、足であれば足首から膝に向けて)するように心がけていますが、何か間違いはあるのでしょうか。
・簡単なリハビリを兼ねたマッサージはないのでしょうか。
高年齢ですし、もうとても元のように歩くことは無理だと思っていますが、刺激にもなりますし何らかの補助が出来たらいいな、と思っています。
よろしければお答え頂けると嬉しいです。

A 回答 (1件)

(1)足や手の腫れはむくみ(浮腫=筋肉の収縮が弱くリンパが流れないでむくんできたもので、押すと圧痕になります)であればその方向で問題ないと思います。

基本的にリンパの流れの方向、つまり心臓に向かうのようにするのが原則です。
(2)そのお方がどれくらいの身体レベルであるかによってリハビリの内容は変わります。ただ、文脈からすると寝ていることが多いようなので、それについて答えさせていただきたいと思います。ます、パーキンソン病の特徴として、身体を動かすことが難しくなる(無動・寡動)という症状があります。また、筋肉がこわばってしまうため動く自由が奪われてしまいます。リハビリとしては全身のストレッチは関節が固まるのを防ぎまず。寝たきりになったといっても、関節の柔軟性を保つことは重要です。なぜかといえば、寝たきりでもしなくてはいけない運動に「呼吸」があるからです。身体が硬いと呼吸自体も行いにくく(胸郭の動きが硬くなるため)、そのため全身に新鮮な血液を送ることが困難になるからです。また、寝た姿勢というのは一見すると一番楽な姿勢とも取れますが、人によっては座った(ベッドを起こす)ほうが呼吸が楽になるという人もいます。なので、本人に意思確認ができるのであれば起こして様子を伺うのもいいかもしれません。
これらのことは、専門的なリハビリ施設でも結構見逃されていることだと思います。
最後に、パーキンソン病は表情が乏しくなることもひとつの特徴に挙げられますので、そういったことが見られるのであれば表情筋のトレーニング(口を引き上げる・眼をぱちぱちさせる・頬を膨らます)も効果的だと思います。進行して言葉が聞き取れなくなってからも表情を読み取ることで意思を確認することができます。よく用いられうるのが、風車を吹く課題で、これは呼吸筋の強化にもなって一石二鳥だと思います。
まとまりのない文章で申し訳ありませんが以上で回答を終わらせていただきます。
(*ストレッチは(1)大きな関節・筋肉から(2)ゆっくり時間をかけて伸ばす(3)痛みの出る手前で止めるというのが原則です。)
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございます。
心臓に向かうようにやっていたことが間違いではなかったようなので、一安心しました。
ストレッチは祖父が負担にならない程度に続けてみようと思います。
風車を吹く課題というのは初耳でした。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/10/08 15:12

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