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健康診断の心電図検査で、PR時間短縮を認めます。という結果が出ました。病的なものではないと書かれていましたが、今まで異常無しだったので、気になります。PR時間短縮とは、いったいどのようなことですか。 普段の生活で何か気をつけることはありますか。

A 回答 (1件)

 心電図検査では、波の形を機械が自動的に読み取り、解析し、正常、異常を判定します。

最終的にはその判定が「病的な意義のあるもの」か「ないもの(生理的なもの)」かを健診担当の医者が判断し、所見用紙に記入します。
 PR時間短縮は、心電図のP波と呼ばれる波、R波と呼ばれる一番高い上向きの波との間隔が0.11秒以下に短くなっている状態で、機械が自動的に判定します(PQRSTの波については心電図波形を解説しているホームページがいくつもあるので参照してください)。不整脈(特に脈が速くなる「頻脈」)がなければ多くの場合、生理的なものと判断されるようです。
 病的なPR短縮で有名(医者や検査技師なら誰でも知っているという意味です)なものにLown-Ganong-Levine症候群という、不整脈を来す病気(というか状態というか・・・)があります。心臓を動かす刺激は電気刺激のようなもので、「電線」のような決まった道筋を通りますが、この「電線」とは別に「側副路」とよばれる別の「電線」が心臓の上の方にできると、この電気刺激が通常より速く伝わるようになり、PR間隔(時間)が短縮されるます。
 心臓は「心房」と呼ばれる上の部屋と「心室」と呼ばれる下の部屋が順番に収縮しますが、この「側副路」があると、心房が収縮してから心室が収縮するまでの時間が短くなり、これが極端な場合、不整脈の原因になるのです。
 PR短縮は、軽度の場合はほとんどが病的意義はないようです。私は専門家ではないので、これ以上の知識はありません。心配でしたら、検査を受けた機関に問い合わせるか、循環器専門医の検査を受けて下さい。
 
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