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心理学はまったくの素人なので、くだらないと思われるかもしれませんが、質問させてください。
夢を見るという行為が、ふと空に浮かぶ月のように思えて仕方がないのです。
夜は、明るく見える月ですが、昼間も確かにそこにある。夢も同じで、夜は認識できる夢も、昼間はまったく見えてないように感じても、僕らは見ているのでは?という風にかんじるのですが、実際のところどうなのでしょうか?
覚醒してるうちは、行動や想像といった言葉で語られて睡眠中は夢?
夢は記憶の整理だとか、いわれるようですが。。

A 回答 (4件)

無意識、あるいは深層心理の発現が「夢」ということになるのだろうと思っています。


おっしゃるような「昼間の月」のように、見えはしないが確かにいつも存在しているものでしょう。

意識できないもの・見えないもの・計算できないもの・理解できないもの、しかし「確かに感じるもの」を脳が何とか意識化して我々に伝達しようとしているのではないでしょうか。

意識が領分を広げる日中では混乱を引き起こすので睡眠中に行なわれる、ということだと思います。
「>覚醒しているうちの行動や想像」も、目に見えない月の引力によって我々が影響を受けているように、無意識の影響から逃れることは出来ませんが、意識によってある部分は抑圧したり制御したりして活動しているのでしょう。

つまり「夢」とは、「理性と本能」あるいは「欲望と現実」のギャップを埋めることによって、生体の安定を図ろうとする作業ではないかと私は考えます。
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心理学者の見解は知りませんが、実際、自分自身のことを観察すると、昼間でも夢を見ていると思います。

おっしゃる通り昼間は、周りが明るいのと、気持ちが外の世界に向かっているので、通常ほとんど意識はしませんが、ただ、よく考えてみると、外界の出来事とは、パラレルに別の物語が心の中で進行しているのがわかります。例えば、少しぼんやりしながら道を歩いているときなど、しばらく会っていない人や仲間が登場して、その人たちといつの間にか会話しているなどということは、よくあることです。

また、これは、夢というより考え事に近いですが、差し迫った問題で、人と交渉しないといけない時などは、これから会う予定の人と、事前に模擬的な会話を試行錯誤的に行っている場合がよくあります。この場合は、かなり合目的的ですから、夢とはだいぶ違うようにも思いますが、でも、いわゆる「思考」ではなく、実際に相手の顔や口調を思い浮かべているので、かなりビジュアルなものです。

さらに、何かを契機に昔の情景が思い浮かぶということは、誰でもあることだと思います。夏の暑い日ざしの中を歩いていると、ふと、子供の頃、セミ採りをしていたときの情景や物語が浮かんでくることなどがあります。これも、言語ではなく、ビジュアルなものです。

以上のような例を考えると、やはり、昼間でも、心の中では、常に何らかのビジュアルな物語が蠢いていると思います。ただ、それが、昼間は外界の刺激に邪魔されて意識に登りづらいのだと思います。また、昼のビジュアルと、夜の夢の中のビジュアルの物語展開の仕方が同じかどうかについては、やや疑問があります。昼間の場合、少なくとも、かなり合目的的であったり、因果関係(思い出など)がはっきりしている場合もありますから、その場合は、夢の物語原理とは明らかに異なるように思います。しかし、昼間であっても、奇妙なイメージによる物語が出てくる場合もありますので、その場合は、かなり夢に近いように思います。結局、昼間でも、意識と平行して、無意識でもビジュアルな物語展開が常時行われているのではないかと思います。そのような働きによって、常に新しい可能性を無意識の中で模索しているのではないかと思います。
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この回答へのお礼

こんばんは。ありがとうございます。
kobareroさん、私が感じていることに私のつたない説明で共感頂けた様でうれしく思います。
私は、kobareroさんの”昼のビジュアルと、夜の夢の中のビジュアルの物語展開の仕方が同じかどうかについては、やや疑問があります。”という点に求める何かがあるように思います。自分なりに勉強してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/28 23:32

#1さんもおっしゃるとおり,


なぜ夢を見るのかについては複数の説があるものの未だ結論は出ていません。
デフラグ(PCの)のようなものかもしれませんし,
ラッシュ(未編集の映画フィルム)を観ているようなものかも知れません。

睡眠中に周期的に現れるレム睡眠時に夢を見ていることは知られていますが,
じつは深い睡眠であるノンレム睡眠時にも夢を見ていることがわかっています。
しかし覚醒時にも夢を見ているとすれば...それは幻覚でしょうか。

日本睡眠学会のサイトから
「睡眠中の心理的体験」と「夢の理論」について概説しているページを参考URLに挙げておきます。
このページの筆者は心理学者ですが,
「なぜ」についての仮説のほとんどは生理学的視点からのものです。

また書籍としては次の2冊が参考になるかと思います。
北浜邦夫(著)
『ヒトはなぜ夢を見るのか』  文春新書
アラン・ホブソン(著)
『夢の科学』  講談社ブルーバックス

参考URL:http://jssr.jp/kiso/hito/hito09.html,http://jssr …
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この回答へのお礼

こんばんは。ありがとうございます。とても参考になります。
せっかく興味を持ったことなので、参考にさせていただき、より知識として深めて行きたいと思っております。#1さんより補足説明要求を頂きましたので、回答させていただきました。私の感じたことでありますので、より私の気持ちが伝われば幸いに思います。
重ねてありがとうございました。

お礼日時:2005/10/28 23:18

こんばんは。



まあ研究分野では、「夢の定義」「なぜ夢を見るのか」「どのようにして夢が成立するのか」などについては、仮説は諸説あるものの結論は出ていません。『夢は記憶の整理』という話も、その複数の仮説のうちのひとつです。

実証的なデータからはっきりと何かが言えていない以上、ここの回答でも「私はこう思う」の列挙で終わる気がします。それは哲学の領域だと思いますけどね。


まあそう話した上で、補足要求。


topicsさんは「夢」とはどのようなものだと定義しますか?(思ってますか?)

その定義によれば「夢」とは、「意識」や「想像」などと同じなのか、違うとしたらどのような点で違うのか?「夢を見るという行為はうんぬん」のような比喩は避けて、明確におっしゃってみてください。また、「夢」とはどのようなものなのか、夢の事例を含めて分析してみる必要があるでしょう。
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この回答へのお礼

こんばんは。早速のご回答ありがとうございます。
補足説明が届きましたでしょうか?
届いていませんでしたらすいません。。
私の不手際です。
とにかく先にお礼をと思いました。
重ねてありがとうございました。

お礼日時:2005/10/29 00:28

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