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フェーリング反応をし、その後のキレート滴定に使われたEDTA標準液がCu2+と1:1で反応するということはわかったのですが、結局どうやって入っていた糖分の量を求めればよいのかがわかりません・・・。教えて下さい!!

A 回答 (1件)

 滴定によって定量するには,そこで起こっている反応の量的関係を明らかにしておく必要があります。



 今の場合,キレ-ト滴定については「EDTAがCu2+と1:1で反応する」ことはお解りのようですので,後はフェ-リング反応で還元糖(糖分)と CU2+ の反応のモル比がわかれば良いわけです。

 EDTA 標準液の濃度と滴定に要した体積から反応した EDTA 量(モル数)が求まります。お書きの様に,Cu2+ と EDTA は1:1で反応しますから,ここで得られた量は反応した Cu2+ のモル数でもあります。

 フェ-リング反応後に残った Cu2+ のモル数がわかりましたから,フェ-リング反応に使用した溶液中の Cu2+ 量(モル数)から引けば,糖分と反応した Cu2+ の量(モル数)が求まります。

 後は上記の還元糖と Cu2+ の反応のモル比に基づけば,反応した還元糖のモル数(つまり,求めたい糖分の量)が求まります。

 いかがでしょうか。

この回答への補足

実験の手順に、フェーリング反応の前の加水分解の時試料を10ml取り、フェーリング反応の後
『メスフラスコにガラスフィルターを差し、6mol/lHNO3をガラスフィルター上のCu2Oを溶かしとるために注ぐ。』
と書いてあるのですが、ということはフェーリング反応に使用した溶液中のCu2+のモル数というのは
反応式が   2HNO3+Cu2O→Cu(NO3)2+H2O    となるので
3(モル濃度)×10/1000   という計算でよいのでしょうか??
        

補足日時:2001/11/30 21:58
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この回答へのお礼

rei00さん、どうもありがとうございました★
下に補足を書いてしまいましたが、なんとか自分で解決することが出来ました。
ありがとうございます。

お礼日時:2001/12/01 21:21

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