
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ご質問の「光重合」とは、「AIBNを添加し、それへの紫外線照射によって開始させるラジカル重合」のことではないでしょうか?
(AIBNを使用した場合、それをラジカル開裂させるのに紫外線が用いられるようなので・・・)
下記参考URLの一部でも、その意味で「光重合」の呼称が使われているようです。
各段階の反応機構も紹介されていますので、参考になると思います。
(「2.紫外線硬化樹脂の構成成分と反応機構」(3ページ目)を参照して下さい)
なお、ラジカル重合以外では、イオン重合で重合が可能かもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA% …
※「No.1790894」と同様の質問でしたので、双方に回答させていただいています。
参考URL:http://www.threebond.co.jp/ja/technical/technica …

No.3
- 回答日時:
ラジカル重合以外の話が抜けていましたね。
No.2のご回答でもふれられていますが、アニオン重合が可能です。
単体が電子不足ですので、求核剤の共役付加が繰り返されることになります。
メタクリル酸 アニオン重合 で検索すると多数ヒットします。

No.1
- 回答日時:
事実関係についてはわかりませんが、仮に、「メタクリル酸メチルに光を照射すると重合が起こるという事実がある」として考えてみます。
まず、光、特に短波長の光(紫外線など)を照射すると、結合(特にπ結合)が均一開裂(ラジカル開裂)を起こし、ラジカル(たとえば「・CH2-・C(CH3)COOCH3」)を生じます。
当然、同一分子内に2個の不対電子が生じることになります。その内の一方が他のメタクリル酸メチル分子に対してラジカル付加を起こせば、そこから先は、連鎖機構によるラジカル重合が進むはずです。反応機構はAIBNなどのラジカル開始剤を加えた場合と同じで、連鎖開始段階が異なっているだけです。
なお、反応溶液に混入した微量の酸素などの不純物が、光照射によって均一開裂することによって反応が始まる可能性もあるかもしれません。
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