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- 回答日時:
フリーラジカル重合ですね。
重合開始末端は分子量が低ければ見られると思います。
分子量が大きいと、モノマーユニットのピークが大きく出てしまい末端は見づらいのですが、分子量が低い物では十分確認できると思います。
そして末端ですが、今回のケースでは3つが考えられます。
まずは開始剤由来のピーク。
AIBNが開裂したMe2(CN)C-のピークです。
あとは停止反応に由来する末端ですが、メタクリレート系モノマーではラジカルカップリングによる停止反応で、再結合と不均化がおこります。(割合は温度に依存します)
再結合では末端はAIBN末端になるのですが、不均化ではHを引き抜いた形の末端と、引き抜かれた形(アルケン)の2つが存在します。
NMRでは引き抜かれた形の方だけ別の場所にピークとして現れます。
分子量2000ということは、何か連鎖移動剤を入れているような気がするのですが…
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