あなたの習慣について教えてください!!

酸性雨への対策として、世界ではどのような取り組みがおこなわれているのでしょうか・・

できれば具体的におしえてください。

A 回答 (3件)

No2の方が言われる様に、燃焼時に発生する SOx NOx が主な原因なので、現時点で取られている対策は燃料に関する硫黄分の低減になります。


NOxは主に高温時の燃焼によって発生しますが、現在の技術では発生自体を抑えるのは難しく、触媒によって排気から除去するのですが、その触媒が硫黄分に弱い為、燃料中の硫黄分の低減が求められる訳です。
欧米では1990年代から、それぞれに統一規格が定められ、硫黄分を漸減させていますし、日本では近年急に硫黄分低減が叫ばれるようになり、現在では世界一厳しい規格になりました。
東京の大気中の硫黄分については、燃料起源のものより三宅島等の火山起源のものの方が多いのが現状です。
しかしながら、大気は地球上を循環しており、中国等の途上国が先進国の轍を踏んで、硫黄分の高排出を増加させており、日本にそういった空気が移動してくるので、今後の対策は世界的なものが必要になります。
その場合二酸化炭素排出問題と同様、「さんざんいい思いをして来た先進国が、途上国が同じ事をするのを禁じるのか」という論議になってしまいます。
    • good
    • 0

酸性雨の原因に2つ大きいのがあるんで、各々について。



1.SOx (=亜硫酸ガス) →いわゆる”硫酸”のもと→酸性雨の原因
各種燃料(特に石炭、石油)に含まれる硫黄分が原因。
⇒対策:大規模な石炭燃焼設備への脱硫設備設置、石油系燃料からの脱硫(Low-Sulfer燃料として、特に日本国内では知らんうちスタンダードになってます)
天然の薪とかでも出ますが、これの寄与率については判りません。
(でも多分支配的な要因ではないです)

2.NOx(=亜酸化窒素) →いわゆる”硝酸”のもと →やっぱ酸性雨の原因
⇒対策:特にヨーロッパとアメリカ・カリフォルニアでの規制が厳しくなっていて、それが世界標準になりつつあります。
規制値がクリアできなければ、触媒で分解するとか、大きな発電設備では脱硝装置を排気部に接続するとかの方法が取られています。
NOxは特に内燃機関のような高温下で窒素と酸素が同伴する燃焼で生じ、”光化学スモッグ”の原因物質として古くから知られており、最近は国内での規制は一段と厳しくなっています。
    • good
    • 0

酸性雨の原因物質のひとつである二酸化硫黄などを排出しないように、工場や車の排気ガスに規制をもうけたりしています。


酸性雨への根本的な解決にはなりませんが、酸性化した土壌や池にアルカリ性の石灰をまいて中和している国もあります。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報