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宗教の自由という観点から、不敬王者論について調べています。
慧遠で検索して出た、講談社の「浄土仏教の思想 第三巻」を借りて読んだのですが、恥ずかしながらあまりよく理解できませんでした。
当時の時代背景など含めて易しく解説している書籍やサイトがありましたら紹介していただけると嬉しいです。

また、Wikipediaの沙門不敬王者論の項にある
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%99%E9%96%80% …
『但し、慧遠のこの論が影響力を持ち得たのは、南北朝時代までであり、初唐には、この論議が再炎し、当時強大化し始めていた帝権(王法)の前に、仏法が次第に劣勢となり、北宋初には、完全に従属することとなる。』という部分をより詳しく知りたいと思います。
この部分を詳しく解説している書籍やサイトがありましたら、こちらもご紹介いただけると嬉しいです。

哲学のリポートを書くための資料のひとつとして使いたいのですが、中国仏教は専門外のため、どの書籍を読めば良いのかすらわからず、困っています。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



 中国の仏教は、概略程度しか知らない者ですので、自信はないのですが・・・
 さらに、自分の手近にある資料を挙げているので、現在は手に入りにくいかもしれません。他にもよい資料はあると思いますので、あたってみてください。
 概略的なことは中国の仏教史や仏教思想を扱っている書籍ならば、たいてい触れてあると思います。

野上俊静他共著『仏教史概説 中国篇』平楽寺書店
(ハードカバーですが、けっこう薄い本です。中国仏教の歴史の概略がまとめられています。)

鎌田茂雄編集『講座 仏教の受容と変容4 中国編』佼成出版社
(第6章で、王権と仏教の関係と、中国での代表的な仏教弾圧「三武一宗の法難」について触れています。)

 これらはどちらか言えば、平易と言って良い概説書です。内容に不足がある場合は、参考文献が挙げてあるので、さらに調べられると思います。

 ご参考になればよいのですが。では。
 
 
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
「三武一宗の法難」初めて知りましたが、検索してちらっと読んでみたところ、どうやら私の欲しかった情報ずばりのようです。
『講座 仏教の受容と変容4 中国編』は大学の図書館に置いてあることがわかったので早速明日借りてきます。(仏教史概説は貸し出し中でした^^;)
図書館が明後日から冬期休暇なので滑り込みセーフでした。助かりました。
大変参考になるご回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/12/21 19:37

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