この人頭いいなと思ったエピソード

経理初心者でこまっております。御存知の方いらっしゃいましたら、連結会計の対象についてご教授下さい。


A社(本社)

B社(A社の子会社)


A社側で


会社間取引としてB社に未払金を計上した。
→これはB社にとって収益になるので連結会計対象

費用の立替金の請求としてB社に未払金を計上した。
→これはB社にとっては立替金を通しているだけなので、連結対象外


上記連結対象、対象外の認識は間違っておりませんでしょうか?

A 回答 (1件)

まず「連結対象取引」とか「連結会計の対象」とか言われているのは、「連結会社間取引と債権債務の相殺消去仕訳の対象取引」という意味ですよね。



この相殺消去仕訳の対象となる取引は、基本的に連結会社間取引すべてです。さらに相殺消去仕訳の対象となる取引により債権債務が期末残高として計上されているならば、それら債権債務勘定も相殺消去の対象となります。

相殺消去仕訳の対象となる取引かどうか見極めるためには、さらに相殺消去仕訳を考えるためには、まず取引を行った会社、A社、B社で個別財務諸表上それぞれどのような仕訳を行ったか、誰を相手先として費用、収益、債権、債務を計上したか、を明確にする必要があります。
>会社間取引としてB社に未払金を計上した。
A社(借)○○費(対B社) 100(貸)未払金(対B社) 100
B社(借)未収金(対A社) 100(貸)収益(対A社) 100
となっていると考えられるので、親会社A社が行う連結上の相殺消去仕訳は以下のとおり。
(借)収益(対A社) 100(貸)○○費(対B社) 100
(借)未払金(対B社) 100(貸)未収金(対A社) 100

>費用の立替金の請求としてB社に未払金を計上した。
A社(借)○○費(対外部) 100(貸)未払金(対B社) 100
B社(借)立替金(対A社) 100(貸)現預金 100
となっていると考えられるので、親会社A社が行う連結上の相殺消去仕訳は以下のとおり。
(借)未払金(対B社) 100(貸)立替金(対A社) 100

A社、B社の個別財務諸表上行われていた仕訳が上記のとおりになるとしたら相殺消去仕訳はこのようになると思います。
ご質問の回答となっているでしょうか・・・。
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