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テレビやマンガなどの影響で、「倒産した会社の社長さんは借金を背負っている」というイメージがあるのですが、それはなぜですか?

そもそも株式会社、有限会社は有限責任なんですよね?だったら、例え会社が借金まみれで倒産しても、社長がそれを背負う必要はないんじゃないですか?


ずっと疑問に思っていたことなんですけど、中学生のガキにも分かる言葉で説明して頂ければ嬉しいです。

A 回答 (6件)

社長が会社の「連帯保証人」になっているからです。



というより「大企業」レベル以外は普通連帯保証人に社長がなることを融資条件としているからです。

これだけ見ても大企業と中小企業の社長の責任の違いがよく分かります。
中小企業は大企業みたいに「明日辞めます」なんて事はほぼ不可能なんです。
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この回答へのお礼

みなさん、有難うございます。
よく理解できました。
では、なぜ社長さんは借金するのでしょうか?
借金させしなければ、「明日やめま~す」ということもできるんですか?

お礼日時:2005/12/24 12:11

>借金させしなければ、「明日やめま~す」ということもできるんですか?



現実難しいですね。
誰が変わっても会社運営が「とりあえず出来る」大企業はともかく中小企業じゃ難しいですね。
良くも悪くもそこの社長の個性が出ています。
なんで簡単に引き継ぐことが出来ません。
中小企業では「社長が亡くなって会社倒産」なんて事が結構あったりします。

>では、なぜ社長さんは借金するのでしょうか?
何をするにもお金がかかるからです。
設備投資・原材料調達・社員の給料・会社維持費等かかります。
物作って売って利益を回収するのに早くて1ヶ月間かかります(業種によっても違うけど月1回の後払いが普通、前払いはあまりありません)
その間はお金が入ってきませんが、お金は出ていきます。
その間に必要なお金を用意するために借金するんです。
もうかっていると必要以上の利益が出てきますので、それを貯めていった結果必要なお金を借りなくて済むようになる場合もあります(無借金経営)が、極少数。
よほど潤沢な資金でもない限り何処の会社も借金しているのが普通です。
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「個人保証」を必ず要求されるからです。

会社が倒産すれば中小、零細な所はほとんど資産(会社名義の不動産等)らしき物の無いところが多いですよね。工場などは持っている方ですが、販売などは貸事務所に入っているところが多くあるのはFAX、電話だけという所も多いですね。
「株式会社○×」一等地に事務所をかまえていると人はそれだけである程度信用しますが、何の値打ちもありません。(それだけではその会社の信用度は分からないという意味で)社長は自分の持ち家に住んでいる。業績もまあまあ、貸すほうとしたら会社に貸すんですが、資産を持っている社長の個人保証をつけて、融資の審査をしてOKとなるわけです。その不動産も銀行が1番抵当、信用金庫が2番抵当等々、最後の方の何番抵当権者として「なにわ金融道」
にでてくる金融業者らしきものの名前がある。
「資金繰りが苦しくなっているな」、、、、、。
今のそういう状態では倒産すれば再起は限りなく難しいですよね。ベンチャ-など起業を政府は勧めていますね。
そういうところは担保がほとんど無いところが多いです。
銀行も今までの「担保主義」から経営者の人柄、経営能力等、人的信用で会社に融資する。(担保が無くても貸す)
そういう傾向も出てきていますね。
以上、ご参考まで。
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借金の時効は「人⇔会社」「会社⇔会社」で5年、


「人⇔人」なら10年です。

借金の返済期限の期日から、もしくは最後にお金を返した日からです。
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 金融機関(=銀行など)は会社にお金を貸す時に、もし会社がつぶれて返済してもらえないと困るので、連帯保証人をつけたり、土地などの担保を提供することを求めます。

これに応じてもらえなかったら、金融機関はお金を貸さないんです。

 そして会社が借金まみれでつぶれて、借金を返せなくなると、その返済を連帯保証人(=たいていは社長やその身内、親類など)に迫ります。が、当然社長たちは収入がないので払えない…こうして会社と社長個人は借金まみれとなり、破産することが多いんです。

 なお一般的に会社がつぶれた時には、会社の借入金のほか、原材料費や社員の給料、光熱費や家賃(会社の建物などが賃貸物件の場合)のほか、税金や社会保険料の未払が残ります。

 このうち社長など個人が連帯保証をできないのは、社員の給料と税金、社会保険料ぐらいで、商取引での債務(お金のうち、借りの部分)は契約次第で社長の連帯保証をつけたり、約束手形に社長個人の裏書を書かせて、保証させることができます。これも最後は社長の借金です。

 また、中小企業の場合、会社経営の資金繰りを円滑にするために、社長は会社のお金と個人のお金を融通していることが多く、中には複雑すぎて区別のつかない社長もいます。さらに、経営が悪く、担保も信用もない会社では銀行などからお金が借りられないため、せっぱ詰まってからも会社が倒産しないよう、高利貸しやヤミ金融業者からお金を借りる社長もいます。当然、社長個人の借金です。以前、社会問題化した『商工ローン問題』も研究してみてください。

 こうしてつぶれた会社の社長は、借金まみれとなります。私の知り合いにもたくさんいます…
こんなのでわかるかな?
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銀行などの金融から借り入れる条件に、会社としての法人に返済責任を負わすだけではなく社長個人の資産を担保にいれたり保証人にするから。

また、破産してしまうと今後に再出発するときに銀行などと取引できなくなるから、少しずつでも借金を返していくようにするため。

要は、貸すほうも取りはぐれが無いように(借り逃げされないように)それなりに対策をしているという事。
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この回答へのお礼

こんな夜遅くに有難うございます。
とても分かりやすい回答でした。
あと、もうひとつ厚かましいですが質問させて下さい。「ナニワ金融道」というマンガで、「借金には時効がある」と書いてありましたが、本当なんでしょうか?

お礼日時:2005/12/24 03:36

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