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求電子置換反応の反応性の大きさは
ピロール>ベンゼン>ピリジンだそうです。
ピロールの電子密度がピリジンの時よりも高いので、
反応性が高くなるそうですが、意味がいまいちよく
分かりません;;是非教えてください。

A 回答 (3件)

絵を書けないとうまく説明できないのですが.


電子雲がどのようにかたよって存在するか
をそれぞれ書いてください。偏りが激しい(部分的に電子が集まっている)場所があると反応しやすいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。すいません;;よく分からないかもです。ピロールのNの非共有電子対に電子が集中しているのでしょうか??

お礼日時:2005/12/29 03:46

求電子置換反応は陽イオンがくっつくことによる反応なので、電子密度が高いほうが起こりやすいです。



ピロールでは6個のπ電子が5個の原子上にあるので(Nに偏ってはいるけれど)、電子密度が高いです。
ピリジンは6個のπ電子が6個の原子上にありますが、電気陰性度の高いNに電子が偏っているため、C上の電子密度はベンゼンより低くなっています。
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以下の共鳴を見るとわかるように、ピロールの場合は窒素上の孤立電子対が


環に流れ込むことにより、炭素上に負電荷が生じます(=電子密度が高い)。
このため、求電子置換反応を起こしやすくなります。
__
||   ||
\ /
  N
  ・・
  ↑
  ↓
__-
||   |
\ //
  N
  +

一方、ピリジンでは、窒素上の孤立電子対は共鳴には関与しません。
逆に、共鳴によって窒素が負電荷を帯び、炭素上には正電荷が発生することになる
(=電子密度が低い)ため、求電子置換反応は起こりにくくなります。

 /\\
||   |
 \ //
  N
  ・・
  ↑
  ↓

 /\\
||   |
 \ /+
  :N:
   -

 *「:」や「・・」は孤立電子対

そしてベンゼンには窒素などの影響はなくニュートラルなので、求電子置換反応の
起こりやすさは、

 ピロール>ベンゼン>ピリジン

という順序になる、というわけです。
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この回答へのお礼

みなさん、ありがとうございました><分かりました!本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/12/29 12:36

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