プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。私は公立高校の理科教員で、教職13年目になります。日々苦労も多いですが、やりがいもあり、私なりに一生懸命に働いています。その一方で「一度きりの人生、現場を離れて少し違う仕事も経験したい」とも思います。
できれば公務員の立場のまま転職(?)したいのです。例えば指導主事を目指すなどありますよね。他にどんな道があるでしょうか。経験者の方、情報をお持ちの方、ぜひ参考にさせてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こんにちはuwazohさん、はじめまして。

サラリーマンから転職して公立高校の教員になり、現在は長期研修で本庁の行政職(教育とは全く無関係の分野の)として勤務している者です。昨年までは兼職で大学の兼任講師もしていました。

>できれば公務員の立場のまま転職(?)したいのです。

退職して民間企業に転職するのではなく公務員の立場のままとなると選択肢は、

1.選考試験を受けて指導主事のような教育行政系の職員になる。
2.教育職以外の公務員になるために経験者採用で公務員試験を受験する。

ということになるのではないかと思います。ただ2の場合、私のいる部署にも経験者採用で公務員になった方が何人かいますが、前職は(K田さんのような)銀行員や信用金庫職員の方が多く、教員出身という方は見かけません。

転職ではなく一定期間だけ出向するのならuwazohさんのお住まいの自治体の教育委員会が民間企業や官公庁への研修出向制度があるかどうか確認してみることをお勧めします。他県の中学校教員をしている友人は以前、1年間鉄道会社に研修に出ていました。

あと大学の講師についてもお尋ねですが、uwazohさんのお住まいの自治体の教育委員会はどうかは存じませんが、私のところは勤務時間外で、なおかつ申請して認められれば大学の講師は兼職しても大丈夫でした。

ちなみに大学の講師への任用ですが、うちの大学の場合、論文(学会誌等に掲載されたもの)と著書1冊(共著の場合は3冊)を提出して任用委員会で審査という形式でした。試験や面接などは特にありませんでした。

この回答への補足

最後のレスより10日ほど経ちましたので締め切らせていただきます。
お答えくださった皆様、本当にありがとうございました。勉強になりました。

補足日時:2006/01/30 17:12
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この回答へのお礼

経験者採用で公務員試験を受験、研修出向制度、兼職で大学の兼任講師、・・・。いろいろなお話ありがとうございました。私の知らないことばかりです。CanIaskyouさんご自身もいろいろな経験をお持ちなんですね。
具体的な道筋をそれぞれ例示していただいて、大変ありがたいです。参考にさせていただきます。
とりあえず私の所属する教育委員会に問い合わせて、情報を得ようと思います。ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2006/01/21 22:08

#NO.2の補足



 放送大学以外に、通信制の大学・大学院があるのはご存知でしょうか…? 私立大学通信教育協会のHPなどで通信制大学院の特色やリンクなどがあるので各大学院のHPなどを見てみるのも良いと思います。

 通信制でも、通学課程同様に修士の学位を取得することも可能です。文系に比べて、大学は限られてしまいますが、中学校・高等学校教諭専修免許状(理科)の取得も可能です。東亜大学・倉敷芸術科学大学では、通信制の大学院を開設しているので、専修免許の取得も可能であると思います。ただし、専攻は限られてしまいます。他にも、探せばあると思います。そのほかに、都市部の高校などに在職中であれば大学院などでも昼夜開講制を導入しているので、単位取得などで負担を少なくするために大学院科目等履修生として単位を数単位取得しておいた後に、大学院へ入学して論文執筆に集中するということも可能です。

 大学の講師に関しては、教育大学や私立大学の工学部などの非常勤講師として、2~3年ぐらい働きながら研究業績や実績を残しておくことが必要だと思います。学会誌に応募したり、論文発表したりするなど地道な努力が必要になってくると思います。教諭としてのキャリアがあるので、教育大学などで理科教育などの分野や工学部などを持つ私立大学の教職課程のスタッフについたりすることも可能であると思います。

 通学課程の大学院に通うのは、給与はストップになりますが研究する時間があったり、教授や研究室の学生と情報交換するチャンスもあるので大きな魅力だと思います。また、通信制課程の大学院でも専修免許や修士の学位など取得できるのでご自身のキャリアを考えながら選択されると良いでしょう。

 鷲田小彌太先生の『大学教授になる方法』や『定年後に1から始めて一流学者になる方法』などは大学教員になるためのハウツー本として有名なので読んで見るのもよいと思います。

・『私立大学通信教育協会』
http://www.uce.or.jp/

・『東亜大学通信制大学院』
http://www.toua-u.ac.jp/tsusin/

・『倉敷芸術科学大学大学院』
http://www.hq.kusa.ac.jp/tsushin.html

・『新大学教授になる方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478782 …

・『定年後に1から始めて一流学者になる方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413033 …
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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。
実は通信も考えました。学問を修め自分に付加価値をつけるのも魅力的に思います。
「負担を少なくするために大学院科目等履修生として単位を数単位取得しておいた後に、大学院へ入学して論文執筆に集中する」なんて発想、私にはありませんでした。なるほど・・・。教えていただいてありがたいです。
でも私としては、例えば博物館の学芸員、理科教材屋などといった、違う職種に就いてみたい気がしています。皆様のそのようなご経験等、聞かせていただけたら嬉しいです。
鷲田小彌太先生の本おもしろそうですね。こんなユニークな本があるなんて知りませんでした! 読んでみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/19 21:14

高校のときの物理の先生は防衛庁の研究所に引き抜かれてましたよ。

私立高校でしたが・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なんと引き抜きで防衛庁の研究所ですか。やはりそのような方は特殊な技能や実績をお持ちなのでしょうか。私も研究発表やら教材開発やら目立つことはしてるんですが、トンとお声がかかりません(^^;)
ご回答、参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/01/18 21:52

 大学院就学休業制度などを利用して、大学院(修士課程)で、専修免許や理科教育の実践についてまとめて、その後に教育委員会や教育局などの指導センターなどに任用替えの手続きをして、教諭→大学院修士課程→教育委員会(教育局・指導センター)などにステップを踏んだ後に大学の専任講師になった人は知っています。

今は専任講師として、学生に教職関連の講義や演習を担当しているようです。

 大学院(現職対象入学・社会人対象入学)などを利用する方法や教育委員会の派遣で大学院履修などする方法があると思います。大学院在学中も公務員の身分が保証されます。同じ教員や教員出身の教官が多いと思うので大学院で研究するというのもありだと感じます。

 大学院で、研究後現場に戻って教鞭を取るという方法と教育委員会や教育局などへ任用替えの手続きを取るなどいろいろ考えられるので、ご自身のこれからのキャリアを考えた上で選択されると良いと思います。

 何らかの参考になれば幸いです♪

・『文部科学省 大学院就学休業制度』
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyuugyou/syu …

・『文部科学省 教員に関すること(教員支援情報)』
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_h.htm

 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。リンク先も参考になりました。
制度を利用して大学院に行くなんて、なんだかすぐにも実行したい気になりました。そういえば、もし指導主事をめざすなら専修免許取得が条件の一つとも聞きます。・・・でもその間無給になるなら、家庭持ちの身分としては躊躇してしまいます。私には放送大学の大学院くらいしか選択肢はなさそうです。
ところで個人的に、大学の専任講師というのも興味深いのですが、もし何かご存じでしたら教えてください。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/18 21:45

私の親戚に,小学校教員から自治体の教育委員会へと転職した人がいます.



一応,教員としては綺麗サッパリ退職金も貰い,その上で自治体職員になりました.
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/01/17 22:45

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