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初めて、質問します。
電子工学科の4年生です。
無電解銅めっきの研究をしているのですが、参考書とかででてくる「触媒活性」というのがどういうことなのか化学についてはかなりうといのでいまいちつかめません。
わかる方、ぜひご教授お願いします。m(_ _)m

A 回答 (4件)

触媒活性とは、呼んで字のごとく触媒作用の活性の高さです。


触媒とは、「反応前後でそれ本体の構造が変化せず、反応の速度を速めるもの」
を指します。
触媒活性とは、一般的にはその触媒が作用したときに反応がどれだけ早くなるかを指しています。
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触媒一般論ならいままでの話で問題ないと思いますが,無電解めっきでいう触媒ってのは厄介なんですよ.


あれは触媒といえばそうだけど,実質は微小な電極です.この上でめっき浴中の還元剤が酸化され,同時に金属イオンがその電子で還元される,そういう反応場です.電池反応と電気分解の知識がないと,無電解めっきの本質は理解できません.触媒という語の一般的な説明だけでは,本質を踏み外します.
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文脈も示していただけると、的確な答えが出来るのですが…。


「触媒」については#1のお答えの通りで、触媒は反応速度を増すが、平衡位置はずらさない。
つまり反応前の系と反応後の系の間のエネルギー差は変わらず、#1、に書かれているようにその二つの系の間にある「障壁」を低くする(正の場合)作用を示します。
こういった能力が「触媒能」。
「触媒活性」はこの「触媒能」のことを別の言葉で云ったものです。
ただあまり基礎的な文脈では現れにくく、かなり応用が進んだ場面で用いられることが多いように思われます。
1.幾つかの物質の触媒としての能力を比較する。
2.その触媒が使用されていく内に能力を失っていく。「触媒活性が低下した」などといった形で使われ、「再度活性を上げる方法は…」というのが工業化学での大問題です。
なお、触媒は「生体触媒」である「酵素」などでも同じですが、正逆両方の反応を活性化(促進、加速)するのが普通です。
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反応の前後で変化しないが反応に影響を与える物質を触媒といいます。


反応を促進させるものを正触媒、抑制するものを負触媒といいます。
触媒の働きは主に反応の活性化エネルギーを変化させる(正なら減少する方向に)です。
ですので触媒活性とは、触媒が反応を活性化させる度合いを示したものでしょう。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい回答ありがとうございました。
もやもやしてたものがなくなって助かりました。
またわからないことがあったときは、宜しくお願いします。m(_ _)m

お礼日時:2006/02/05 21:31

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