「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

破産管財人は誰が選任するのでしょうか。
最近ではNBC英会話などの破産がありましたが、破産直後は管財人が決まっていませんでした。今日内定したと聞きました。
私が以前知っていたほかの英語学校破産のケースでは、破産とほぼ同時に管財人が存在し、破産と同時に管財人から生徒やら講師に向けてレッスン中止お知らせやら解雇手続きやらを行っていました。が、その管財人、随分いい加減な感じだと聞きました。ここで管財人を名乗っている人は一体誰の一存で選ばれたのでしょうか?
会社破産→管財人選任までの流れを誰か教えてください。

A 回答 (4件)

破産管財人は,破産申立人(破産者)の代理人ではありません。



破産宣告を受けた人が有している種々の財産をお金に換え(これを換価といいます)、債権者の債権を調査し債権者に平等に配当したりする仕事を裁判所から命ぜられた人のことです。

(各裁判所で、破産の事案に迅速に対応できるよう、弁護士の中からあらかじめ本人の了承を得た管財人候補者リストを準備しているケースが多いようです)


ご参照:某弁護士のサイトより
自己破産・管財人が就任する場合
http://www.hyogoben.or.jp/html/sarakin/sarakin20 …
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
破産した学校の関連会社と管財人が常に密に連絡を取り合っており(破産後関連会社からいろんな情報を供給されていると思われる)、なのに、債権者からの疑問、要望には必要最低限しか答えないため、様々な疑問の声が上がっていました。
が、問題がややこしくなったのは管財人のせいではないようだ、という事がわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/09 21:49

破産手続きの概略は次のようなものです。



債権者または本人が破産の申立てを地方裁判所にする


裁判所は必要な場合に保全処分をするとともに、破産原因など破産宣告をするために必要な要件の有無を審理し、条件を満たせば破産決定の宣告を、条件を満たしていない場合は申立て棄却をする


破産宣告と同時に、裁判所が「破産管財人」を選任します。
<破産財団-プラス財産-の占有・管理・換価>
ⅰ破産宣告されると債務者保有財産はすべて「破産財団」となり、破産者は以後財産処分権を失い、破産管財人に移行します。
ⅱ破産管財人は直ちに財産目録と貸借対照表を作成し裁判所に提出、第1回債権者集会で破産に至った経緯、破産者及び破産財団の現状報告をします。
<破産債権―マイナス財産-の届出・調査・確定>
ⅰ破産者に対して破産宣告前の原因に基づく財産上の請求権は、破産債権とされます。
破産債権者は破産宣告と同時に定められる債権届出期間内にその債権の額・原因等を裁判所に届出し、後日、債権調査を受けます。


債務者=破産者のプラス財産とマイナス財産が確定すると、破産管財人は両者をつき合わせて配当をします。すべての破産財団の換価が終了し最後の配当が終了すると、破産管財人の申立てで計算報告の債権者集会が開催されます。この集会で関係人に承認されると、裁判所は破産終結の決定をします。


これにより、破産手続きが終了します。


破産者の申立てにより裁判所が「免責許可決定」すると、破産者は配当を受けなかった残りの債務について免責(返済しなくてよい)となります。

この回答への補足

>破産宣告と同時に、裁判所が「破産管財人」を選任します。

裁判所が選ぶのならば公正に選ばれた人物なのでしょうか?
質問に書いた破産とほぼ同時に管財人が存在した、という英会話学校のケースは破産事件のバックに詐欺めいたものを強く感じており、この管財人という人物、破産した学校の関連企業の回し者のような感じがしてならないのです。
つまり本質的には債権者や破産者(もぬけのカラ)の為に動いているのではなく、倒産した学校の関連会社の財産を守るために動いているように思えるのです。
そういう事ってあり得るでしょうか?合法なのでしょうか?

補足日時:2006/02/08 20:43
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破産(自己破産含む)・民事再生等は全て裁判所の管轄です


破産手続は代理人弁護士が各地の地方裁判所に対して行います。
破産申請の手続き書類は1日2日で準備できる物では無いそうで、普通は申請の2週間前くらいから弁護士が入り、整理と提出書類作成を行っているようです。
最近は裁判所によっても選任部隊がいる場合も増えてきましたので、地方企業があえて東京や大阪で申請する場合も多くなってきているようです。
裁判所は申請受理の段階で「仮命令」により受理時以前の原因による支払を停止させます。
会社資産の確定等の作業をさせるためですね。
その後1月くらいで債権者に対して債権届け出作業をするための通知が郵便出来ます。 全て終わるのに相当スムーズに言って最低半年程度です。

破産管財人選任は地方裁判所の筈です。
もっとも裁判所が沢山の弁護士から探すのでは無いと思いますので、あらかじめ破産管財人就任予定者(普通は弁護士)を申請時に届けておくのだとは思いますけど。

弁護士も人ですから、いい加減な人、まめな人、高飛車な人、低姿勢な人色々いますよ。
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この回答へのお礼

お返事ありがうございました。

>弁護士も人ですから、いい加減な人、まめな人、高飛車な人、低姿勢な人色々いますよ。

ほんとうにそのようですね。私の友人達はずいぶん嫌な思いをしたようです。倒産した英会話学校に給料(もしくはレッスン代)踏み倒された挙げ句、管財人には何を言っても面倒くさそうな態度...あまりにも気の毒でした。

お礼日時:2006/02/10 12:57

破産は裁判所に申し立てますので、破産管財人は裁判所が選任します。

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この回答へのお礼

素早いお返事ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/10 12:50

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