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目的語というのは、動詞の動作の対象となる名詞です。
私がわからないのは、形容詞の目的語、前置詞の目的語がわかりません。
前置詞は名詞の目的語を伴って、形容詞句・副詞句になります。形容詞も後ろに名詞?を伴って動詞を修飾?するようです。
なぜ、前置詞、形容詞の後ろにくる名詞が目的語といえるのでしょうか?
 あと、「形容詞も後ろに名詞?を伴って動詞を修飾?するようです。」という文章は間違ってますでしょうか?

A 回答 (2件)

アメリカに37年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

これは私も時々同じような表現をしますが、いわゆる自動詞を他動詞的に使うときに前置詞と呼ばれている単語を持ってくることが可能なときがあります。 いわゆる日本で熟語・イディオムと言われる表現ですね。

例えばrunと言う単語は自動詞としてよく使われ走るという意味ですね。 しかし、run overと言う表現でoverと言う前置詞を使うことで、轢く、と言う意味に変わり、他動詞的にこの後に名詞がきます。 I ran over a dog with my car.と言う具合ですね。

文法と言うものは人それぞれに自己文法と言うものを持っています。 つまり、学校文法ではなく自分が今まで生きてきて「自然に身についた」言葉の使い方です。

そしてそれを説明するときに、I know a beautiful girl.と言う言い方をしたときに、このbeautifulと言う形容詞はgirlを修飾し、girlがknowの目的語ではなくa beautiful girlと言う一塊がknowの目的語であると解釈する人もいるわけです。 私もその一人です。

また、日本語の修飾と言う単語が本当に何を意味するのかと言う解釈に違いがあることも確かでしょう。 つまり、あまりにも修飾と言う単語の定義が中学のときから教えられていないまま使われてしまっている、と言うことなのです。

つまり、動詞の意味を限定する、動詞の意味を狭める、と言う意味での「修飾」は形容詞が名詞を修飾する、と言う意味合いでは同じことになるわけです。

よって、これさえはっきり理解している人であれば、、「形容詞も後ろに名詞を伴って動詞を修飾する」と言う理解はあってもおかしくないと言うことになるのです。

しかし、修飾と言う単語を単に飾り立てる、と言う意味として理解すれば、この文章はおかしいと言うことになるわけです。

また、目的語と言う単語の定義をこれもまた中学のときからはっきり定義しておかなくては、形容詞がどの単語の意味合いを変えているか、言い換えれば、その形容詞の「的」は何なのか、と言う意味で目的語と言う単語は十分使えるわけで、a beautiful girlのaもbeautifulも目的語はgirlだと言えるわけです。

上に書いた事が日本の学校文法に沿っているかどうかは私の関心があるところではありません。 文法用語の定義がはっきりされていない日本の文法専門用語では使える文法としては無理が出てきてしまうわけです。 ですから、最近になって日本の学校文法の理解・教えに明らかな間違いがある、と指摘する人も出てくるわけです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございました。あれから勉強して理解が深まりました。また何かあったらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/02/25 20:20

 目的語が「動作」の対象を表すというのは,「動詞」の目的語だからです。


 目的語というのは,(単に)対象となっている,ターゲットとなっている,支配が及んでいる,のように理解してください。
 動詞の目的語であれば,その動作の対象となっているということですし,前置詞,たとえば in であれば,何の中なのかを表している語,in という前置詞のターゲットとなっている語,in という前置詞の支配が及んでいる語が,その目的語となります。
 形容詞の目的語というのは,worth, like, unlike, near, next, opposite などの後に来る語に限られます。これらは動詞を修飾するというよりも,be 動詞などの補語になることがほとんどです。今では,これらの形容詞は前置詞と考えることが多いと思います。
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この回答へのお礼

大変解りやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/25 20:21

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