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No.3ベストアンサー
- 回答日時:
火縄が要らない銃から今日の薬きょう式の銃に至るまでには、まず火縄に代わって薬室内の火薬に火をつけるための工夫として、ライターのように火花を飛ばすホイルロック式とか、火打石式に火花を飛ばすフリントロック式が開発され普及しています。
これらの方式ではいずれも薬室内に湿気が入ると不発になりやすいためとても不便で、着火部分には「火蓋」と呼ばれる蓋が取り付けられていました。いよいよ発砲するという際には「火蓋」を開きますが、これが後世、いよいよ戦いが始まるということを「ひぶたを切る」といった言葉で表すようになっています。
金属製の薬莢の元祖は19世紀の初期にフランスのピエール・パウリという人物が考案したものを後の19世紀中頃にフランスのルフォーショー(中にはルフォーショットと言う人もいるが発音の間違い)が改良したとされる「ピンファイヤー式」です。米国のコルト社のネービーモデルだとかレミントン社製の拳銃などにも使われ、日本ではその姿から「蟹目打ち式」と呼ばれています。坂本竜馬が持っていたのもこのタイプのようです。
ただし、「ピンファイヤー式」の欠点はピンを不注意で強打すると危険なこともあり、さらに薬きょうの改良は進められました。
その結果、次に生まれたのが、フランスのフロベールが開発した薬きょうのフランジ部分をハンマー(撃鉄)で叩き潰すと発火するという方式の「リムファイヤー式」、その後、この「リムファイヤー式」の特許は米国の「スミス&ウェッソン」社に買い取られ、同社の拳銃やライフルに応用されて普及したものの、意外にも長続きせず、今日では22口径のスモールボアにだけ見られます。
そして今日一般的な薬きょうの後部中心に雷管を埋め込んだ「センターファイヤー式」、これもSW社が開発したものです。
南北戦争が勃発したころには既に製品化されてはいましたが、その普及度の低さから戦線に弾薬の補給が間に合わないこと、そしてあまりにも高価だったことから、この戦争ではまだまだフリントロック式などが多く見られます。
No.2
- 回答日時:
薬莢は使いませんが、火打石を使う、火縄を使わない銃は江戸時代初期に出現していたようです。
日本でも独自に発明されたようです。もちろん先ごめ式です。但し、その後この技術はほとんど消えたような状態で、火縄が主流のままでした。
ごく一部の博物館などで展示されていますが、見た目は火縄銃とほとんど同じです。注意してみないとわかりません。
No.1
- 回答日時:
メタル・カートリッジを使用する銃の第1号と考えられているのは、フランスのようです。
http://karins14.hp.infoseek.co.jp/historyofgun3. …
ただし、火縄を使わないホイール・ロックは15世紀の末、発展型のフリント・ロックは16世紀の中頃です。
薬莢が生まれる前はパーカッション式が主流で、これは1822年にアメリカで発明されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83
日本でカートリッジ式が使われたのは、幕末のエンフィールド銃やジャスポー銃からです。
http://www.geocities.jp/irisio/bakumatu/arms.htm
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